Thursday, October 19, 2006

China - Why China?



なぜ中国なのか?それにはいくつかの理由がある。

・中国という国を肌で知る。
・経済状態を視察する。
・中国語をマスターする。
・中国人を知る。
・国際人として活躍する。


さて、順に述べていこう。

■中国という国を肌で知る。

中国は、あらゆる学者、あらゆる識者が述べているように、21世紀中にアメリカと並ぶ超大国に成長する。日本はGDPについてはまさにあと数年レベルで抜かれ、一人当たりのGDPについてはまだまだだろうが、いずれ肩を並べられるまでになるだろう。そのような国を実際の目で見ずに何を見るというのか。

ニューヨーク、ロンドンで感じた今まで掛けていた色眼鏡の存在。空想がもたらす危険。街中を歩くその一歩一歩がもたらす疲労の中の発見。小さな発見の中の大きな啓示。車の音。空気の色。人の歩き方。話す言葉。標識。そして街の歴史。中国で再び、わたしはすべてを見るだろう。


■経済状態を視察する。

わたしはわたしの金融資産の約半分を中国に投資している。いわゆる中国株投資だ。3年前くらいに始め、数百万が数百万になったり数百万になったりした(笑)。そして今年からは日本株を売り払ってできた原資で中国に追加投資をしたが、まだ大きな動きはない。わたしは賢明なる投資家として、中国の経済状況を綿密に視察しなければならない。


■中国語をマスターする。

マスターするというのは嘘だが、出発するときには英語はほぼ完璧になっているだろうし!、そろそろそれまでに得られた言語リテラシーというものを他の言語に応用すべきときが迎えられているだろう。おそらく準備期間は1週間もないが、最低でも数字、基本的な挨拶、基本的な会話くらいは覚えて、かつ流暢な発音ができるようにしていきたい。マスターは息子か娘に任せたい。


■中国人を知る。

一般に中国人のイメージは「声が大きい」「すぐ怒る」といったようなネガティブなものが多いだろう。日本もよくバッシングされているし、アジアカップのときなんかひどかったもんね。でも、実際のところはどうなのだろう?現地に行かなければわからないことがあるのではないだろうか。現地で実際に現地の人とコミュニケーションしなければ知りえないことがあるのではないだろうか。

わたしは基本的に自分の目で見たものしか信じないのだ。噂や、ゴシップなどは信じないようにできているのだ。


■国際人として活躍する。

中国の後はインドに行くだろう。そしてそれは来年の2月くらいだろう。その後は、そのときの興味の向いている先に合わせるわけだが、ブラジルとロシアの前に、もう1度ずつアメリカとヨーロッパに足を運ぶかもしれない。うん、視察の間に旅行的なものが挟まれるかもしれない(笑)。

あとは東欧か。そして忘れてはいけないアフリカ大陸。実はあまり興味はないのだけれど、全大陸制覇のために早めに行かなければいけないでしょう。ま、ただ、2010年にワールドカップが南アフリカで開催されるので、そのときに行くという手もある。オシム・ジャパンを応援しに行きがてら。

ということで、わたしの世界への旅は観光が目的ではない。それは既に散々述べていることではあるが、あらためてここで確認しておこう。わたしは世界を視察する。グローバル化が進む現代、そして国際人として、わたしの解き放たれた矢はチルチルとミチルの如く、つまり青い鳥を探す彼らの如く、世界中を旅するだろう。


終わりなき旅を終え、そして、青い鳥を見つけるだろう。

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