(※たぶん太宰府)
そろそろ福岡を中間的にまとめなければいけない時期が来ていると感じている。今だから言えるが、わたしは福岡に以下のようなことを求めてやってきた。
・洞窟にこもるような感覚で勉強しに来た。
・新しい環境にいち早く適応できる適応力を試しに来た。
・新しい場所には新しい出会いがあることを一般的には期待できた。
まず、わたしは福岡に勉強にしに来た。わたしが福岡に来る前にそれまでの目標であったTOEIC950を万全の状態で達成したことは既に述べた。わたしは次のステージに進まなければならなかった。世界が待っていた。今までどんなわたしも体験しなかったような新しい挑戦が待っていた。わたしはそれに備え、洞窟にこもるような気持ちでここにやってきた。
そして、初めての長期出張、新しいタイプのプロジェクト、そして初めての福岡。これは神様が与えてくれた試練やチャンスのように思えた。新しい環境に身を置けば、すべての生物がその環境に合わせて進化を遂げてきたように、わたしに何か新しい変態を与えてくれるはずだった。そしてその予感は現実のものとなり、わたしはもう2ヶ月前のわたしではなく、わたしの力は以前のそれと比べようもなく、わたしは今ここに立つのだ。
新しい場所は、新しい人たちとの出会いを期待できた。通常わたしは、多くの人たちと友人となったり、社交的に振舞ったり、積極的に出会いを求めたりはしないタイプの人間だと断定することもできたが、新しい場所の新しい人たちは、何かわたしに新しいきっかけを与えてくれることは否定できないことだった。そして予感は確信に変わりかけ、確信は夢のように消えてしまったが、わたしはその花を忘れはしないのだった。
すべてのものには理由と、必要性がある。