Wednesday, June 14, 2006

blog - わたしは下落を愉しみ、落下は握力を鍛える

人生の不調期ほど、株価の下落局面ほど、わくわくするときはない。それはわたしにとって必要不可欠な「溜め」であり、さらなる成長を約束するトリガーとなる。

先週、久しぶりにロッククライミングをして、今まで登れなかった11aというレベルのルートを完登した(ホントは1回「落ちた」から完登ではない)。1ヵ月半、筋トレとイメージトレーニングをやってきた成果だ。そしてその前には今まで登れていたルートを登れなかったという挫折があった。

厳しい道を歩めば歩むほど、厳しいルートを選択すれば選択するほど、そこには失敗があり、挫折がある。それは仕方がないことだし、わたしはそれを積極的に受け入れようと覚悟を決めているのだ。ニコールとの英会話での惨敗は、きっと1年後、わたしがペラペラになる1つの契機となっているはずだ。

わたしは失敗し、下落する。しかしそれは戦略的な失敗であり、下落である。仕事でも、勉強でも、プライベートは置いといて、この戦略的な選択は、過去様々なメリットをわたしに対して与えてきたし、これからも与え続けるだろう。例えば来年の今頃にはTimeをスキムできているだろうし、ネイティブと対等にやり取りしているだろう。

何かうまくいかないことは、それは機会を意味し、改善へのアクションというポジティブな行動を生む素材となる。こういうことをよりよく知るということは、右上がりの長期的な曲線を描く調子の線を確信できるということであるし、今日、そして明日、自信をもって日々を生きられる糧となるのだ。今年中に12レベルを完登したい。そして「30にして立ち」たい。


Our dream is coming. Our dream is realized.

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