Friday, August 18, 2006

blog - 昨日、「底」をみた

昨日、技能試験に落ちた。何かガツンとやられたような。

高くなっていた鼻をガツンと折られたような。そんな感じがした。

技能試験なんてどうでもいいんだけど、その他にも、いろいろ落ちている。

「落ちる」という動詞がもたらすようなイメージのことを、最近いくつも経験している。

底に落ちたと思った。もう駄目だとも思った。走りにも行かず、ビールを買って、昼間から飲んだ。

酒を飲むとタバコを吸うのだ俺は。だからタバコを何本か吸った。コンビニでジャンクフードを買った。それを食べた。

街は晴れたり、雨が降ったりした。この最低の感覚を己の心底まで味わおうと思った。この最低の感覚。「底」にいるという感覚。価値を見出せない人生。


でも、それと同時に、底から抜け出す術をわたしは明確に知ってしまっていた。フルーツを買った。

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