Monday, April 30, 2007

blog - 2007年、GWまで



ゆったりした3連休を過ごし、ここで1つ今までのことを簡単にまとめてみようと思う。まだまだ完璧な生活を送るということはできていないけれど、後退よりは成長を、静観よりは情熱を、安定よりは失敗をわたしは求めてきたのだ。

まず、基本方針として、わたしは人生をシンプルに生きたいと思っている。複雑なものばかりを追い求めるすぎると制御がきかなくなるだろうし、シンプルな人生にこそ、シンプルで純粋な喜びのようなものが宿ると考えているからだ。

2007年が始まり、予定通りに転職活動が行われ、決断があり、今までの会社に別れを告げた。ただ決断といって難しい選択だったわけではなく、10年前に今までの会社を選んだときのように、そこにそれがそのときあるのがまったくの自然な状態であるように、その会社を選んだ。準備に準備を重ねると、きっとそのような状態が自然に生まれてくるのだろう。(だからこれはそのような状態が生まれないとき、きっとそれへの準備が足りないということになるだろう)

退職活動がひどくつらいこともあったような気もするが、おおむね順調に、計画通りに、物事が進んでいった。そしてはわたしは「英語」と「ロッククライミング」という自己啓発?2本柱を中心に、生活を律し、自分を高めていった(←自分で自分のことを高めていったなんて言っていいのかはこの際知らない)。

そしていよいよ4/16(月)に新しい会社での仕事がスタートした。ある意味、待ちわびていた。わたしの転職願望は実は古く、1年目か2年目の時にはすでに転職というものを意識していた。IT業界という腕一本で食っていくようなところで働いていたし、いろいろな会社を見るということが、わたしの場合は非常にいい勉強になると思われたのだ。だからわたしは周りには目もくれずに勉強してきたし、たとえそれが不十分だったとしても、自分の市場価値を高めるために全力を尽くしてきたのだ。

先日もブログに少し書いたように、新しい会社では何もかも刺激的だった。初日はオリエンテーションだったんだけど(自社の説明だとか、諸々の手続きの説明)、3人いた同僚のうち1人はインド人だったし、説明はすべて英語だったし(インド人が説明)、次の日からクライアントのところに行ってくれと上司であるインド人から頼まれたし(こういうのはダイナミックでよい)、何もかも刺激的だった。そしてこのような状態が2週間続くことになった。

2日目からあるクライアントのところで仕事をすることになった。グローバルなロジスティックスカンパニーだ。同僚たちのインド人たちの会話がほとんどわからず(インディアンアクセントがほとんど理解できなかった)、「まずい!」と冷や汗をかいたのもこの時だった。そしてクライアントとのミーティングを経て、いきなり仕事をまかせてくれるような状況になった。そしてわたしは2週間弱、そのクライアントのところで英語ドキュメントを読み漁りつつ、会社の仕組みにも慣れ始め、GWでのリカバリを誓ったのであった。


総括すると、それはスリリングで、かなり楽しい2週間だった。

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