Monday, May 26, 2008

blog - 30にして立ち40にして惑わず



宇宙と人生の関連について考えていると、ふと、あの孔子の言葉が浮かんできた。「吾、15にして学に志し、30にして立ち、40にして惑わず、50にして天命を知る。60にして耳順(耳にしたがう)、70にして心の欲するところに従って矩(のり)をこえず」。

そして大きな勘違いをしていたことに気づく。これはここ最近の大きな苦悩とその原因を一致していた。「30にして立ち」は30代にして立ちではなく、「40にして惑わず」は40代にして惑わずではないのだ。つまりわたしは「立つ」にはまだ余裕があると思っていた。30代、すなわち39歳と11ヶ月で成し遂げればいいと思っていた。

なんという失敗だろう。そしてなんという誤解だったのだろう。やはり30までに立たなければいけなかったのだ。さもなければ大きな苦難が彼を待ち受けていたのだ。そしてやはり40までに惑わずの状態になっていなければならないのだ。さもなければ大きな苦難が彼を待ち受けているのだ。


しかしこれを今知ったとしても、わたしは立ち止まるわけにはいかなかった。何としても成し遂げなければ。今を生きるために。未来ではなく今に。

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