怪我というか故障について最終的な考察が得られたのであらためてここにまとめておきたい。
★怪我を予防するために!
・弱点箇所の強化トレーニング(特に指、手首)
・ハードトレーニングの後の確実なアイシング
・4-3-2-1 Cycleの概念的な遵守
まず、怪我に強い体を作る必要がある。わたしの場合でいえば指(特に薬指)、手首(左右両方)は今後も集中的なトレーニングが必要だろう。また、毎回とは言わないがハードなクライミングの後はアイシングを必ず行うこと(痛みを感じたらもちろん)。そして4-3-2-1 Cycleの概念を常に頭に置き、腱を痛めないように注意する。
★怪我をしてしまったら!
・クライミング中でも即刻撤退
・緊急帰宅後、緊急アイシング
・回復まで完全休養(サポーター、アイシング)
・賢明で意志力を感じさせるリハビリテーション
大きな痛みを感じたら即刻クライミングを中止すべきだ(たとえ開始後10分時点だったとしても)。そして帰宅後30分ほどアイシングをする。完全休養中はサポーターで患部をなるべく動かさないようにし、朝夜にアイシングを施す。重要なのはほどよく回復したら本格復帰の前にリハビリを行う。風呂の中で、そして電車の中で。痛みを感じない程度のやさしい動きで。指を前後させるだとか、反対の手を負荷に使うとか。
★次のステップへ!
・MUSASHIのJointに頼ることはもうないだろう(豆腐重視方針)
・創造性をもってトレーニングプログラムを開発していくだろう
・指と手首を三段レベルにするだろう
・ようやく片手懸垂を始められるだろう
・柔軟性とテクニックの向上、そして新しい「和」の作法で故障は防がれるだろう
手首を怪我したときにMusashiのJointというサプリメントに頼った。今となってはそれは気の迷いだったと断言することができる。そして創造的にトレーニングプログラムを発展させていく必要がある。また、新しく導入した指トレーニングと手首トレーニングは負荷の上昇とともに三段レベルに近づき、片手懸垂もようやく解禁される。何より、柔軟性の継続的な向上、猫足を始めとしたテクニックの向上、そして世阿弥の教え「体と用(ゆう)」と「陰と陽」及び「和」的な体の作法により、わたしの怪我はその発生が蓋然的に防がれるだろう。
今となってはすべての試練に感謝を表明しなければならないだろう。
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