昨年福岡から戻り、激動の一年だった外資系IT企業での一年目を終えると、わたしの頭の中に様々な観念が浮かび上がり、わたしを思索へと駆り立てた。業務が落ち着いてくるに従い、それは顕著になった。まず、将来について思った。MPAやMBAへの挑戦だ。そして、死や人生について新しい感覚を感じた。恐怖や後悔だ。
それでもわたしは走り続け、MBA挑戦において一応の満足すべき結果を残し、次へ備えた。まもなく2年を数えるその外資系IT企業から離れる意義と必要性を感じてた。年収はついに念願の副産物的ゴールへ近づき、わたしは新しいグローバルな環境に備えた。新しい自分を想像し、人生の新しい夜明けを思い、弱気と弱さを振り払い、次へ進もうとした。
真実の生き方を見つけ出すのが重要だった。家族と距離を置くことはそれは真実の生き方ではない。友情に冷淡なのはそれは真実の生き方ではない。愛情に愛を見つけないのはそれは真実の生き方ではない。夢というのは未来への志向であるとともに、過去に根ざし、現在と密接に関係する。わたしが本当にやりたいことを考えた。わたしが本当にやりたかったことを考えた。
そしてわたしは見つけた。チルチルとミチルが旅の最後に見つけたように。
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