われわれは箱の外に出て人を人として見る。自分と同じ感情、欲求、悲しみ、そして恐れを持つ人として。それはそれが真実であるからだ。人は一人で生きるのではなく、助け助けられることに喜びを感じるものであるということが。
われわれは希望の中に人生を見る。成長を感じ、来るべき嵐に備えて意気揚々と荒波の中を漕ぐ。それはそれが真実であるからだ。ちょっとした挫折や暗い比較論から来る不幸はまさに幻であり、子供たちが感じるような、この一歩、その眼差しこそが人生の歩み方だと。
真実はいつもわれわれと共にある。問題はわれわれが忘れがちであることだ。われわれが真実を感じる力を鈍くさせていることだ。常に真実が見えますように。常に頭脳が明晰で肉体が強固でありますように。差し出す手を差し出し、逆境を力強く撥ね退け、あるべき一歩を歩めますように。
真実を見よ。
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