Sunday, February 03, 2008

blog - 3つの集中分野①「英語」



福岡の3ヶ月でわかったことは、正しくそして継続的な努力によって英語力の向上が可能であること、今までにないレベルにわたしは到達し始めていること、そして何より、職場の帰国子女の優秀なエンジニアたちの優秀な英語を肌で感じ、彼らにはまだ到底及ばないことを明確に認識したことだった。

ではやってみせよう。わたしはやってみせよう。この3ヶ月で彼らレベルの英語力を身につけてみせよう。彼らレベルの英語力は実際に海外に行かなければ身につかないと思ったときもあった。それは甘えだった。わたしには部分的ではあるが英語を実際に使える環境があり、十分な基礎もあった。そして何より野心と、それを支える辛抱強い集中力があった。わたしは時を超えられるはずだった。

さあ、この3ヶ月のプランを練り、実現を確実なものにしよう。以下の対策を完全な集中力でもって実行すれば、わたしの求めるゴールは必ず手に入り、わたしはいよいよ最終ゴールへの挑戦キップを手に入れるだろう。

・英字新聞。それは語彙力、表現力、英語力を完成に近づけるだろう。
・英語読書。それは紙とペンで繰り返され、そしてまた繰り返されるだろう。
・英語シンキング。それは最終兵器であり、最も忍耐力を必要とする。
・英語ブログ。それはライティング力を強化し、論文作成への橋となるだろう。
・英語ビデオ。それはスピーキング力を強化し、演説家へと押しやるだろう。
・英語で仕事。それは基礎であり、継続的発展の要諦でもある。
・英語勉強。それは最後の文法書となり、最後の単語帳となるだろう。


一応それぞれ補足してみることにする。

・英字新聞。それは語彙力、表現力、英語力を完成に近づけるだろう。

現在購読しているのはThe Japan Times Weeklyだが、この次はDailyを頼むことになるだろう。主に朝の時間に声を出して読み、さっと意味が出てこないところをマーカーでマークし、読み終わった後に電子辞書でその箇所の確認をする。朝に3ページを読むことにしよう。30分で終わればいいが最初の頃はまだ無理だから、若干早起きしなければならなくなるだろう。

この時間は価値が高い。まず、朝に行うことによってその一日の英語への感覚が最大化される。舌がスムーズになり、英語をよりクリアに理解できるようになる。そして新聞レベルの語彙力と表現力(ただし表現力は次の英語読書で強化しなければならないだろう)が手に入るだろう。また、英語への耐性が強化され、英語で時事を学ぶことにもなろう。オバマとかね。


・英語読書。それは紙とペンで繰り返され、そしてまた繰り返されるだろう。

この勉強法は去年暮れくらいに開発したのだが、これがわたしの英語力を強力に向上させる第一の戦略となるだろう。要は効果が高いのだ。以下に簡単に述べる。①強い興味を持てる、及び適切な難度の書籍を選ぶ。②主に電車、スタバで読書する(椅子と机があるとよい)。③わからない単語、そして気になった表現を必ず辞書を使い調べる。④自分で使いたいと思ったものを例文とともにノートに書き込む(大体一日10~20くらい書き込まれる)。⑤そのノートを一日の始めに必ず見返す(なおこのとき電子辞書のヒストリーも見返す)。⑥読み終わったら夜のストレッチの際に2回目として朗読する。

ちょっと長くなってしまったが上記のような要領で続ければ、必ず英語力が向上するものと確信している。ポイントはやはり紙とペンによる繰り返しの重要性と、2回目の朗読にあると思う。また、自分が本当に興味を持っている本ということも重要だ。すなわちそれによって2回目の朗読も苦にならず、強い集中力で読み進めることが可能になるからだ。さらに、様々なジャンルの本を読んでいくことも重要。心理学の次はIT。ITの次はクライミング。その後はオバマみたいな。


・英語シンキング。それは最終兵器であり、最も忍耐力を必要とする。

英語の発信力の強化。それはこれにかかっているといっても過言ではない。ネイティブがなぜあんなにも話すのがうまいのか。なぜ4年ほどの留学はある一定の効果を及ぼさざるを得ないのか。それはここにある。つまり話しかける前に考える。今日の英語のやり取りを英語で考える。英語で会話するために英語で用意し、英語で戦略を練る。方向が定まったら、あとはそれにかける時間がそのレベルを規定する。

ではこの日本でこれをどのようにわたしは実現するか。福岡では一時期成功しかけた。それは職場での英語のやり取りが増え、効果的に英語でコミュニケーションをとらなければ仕事が失敗したからだ。だから事前によく考え、布団の中でも英語で考え、バスの中でも英語で反省したのだ。これを読書をしながら、歩いているときにふと、インド人の同僚に話しかける前に、英語しか話さない友人をつくりその会話の前後に繰り返せば、わたしのスピーキング力は加速し始める。


・英語ブログ。それはライティング力を強化し、論文作成への橋となるだろう。

一日一英語ブログ。それはアメリカ人たちへの情報発信でもあり、世界人としてのわたしの日記でもあり、洗練された表現、より高度な単語を使いながら、一つ一つを文学のように、またはカジュアルな会話のように、雄弁なスピーチのように、わたしはまとめ上げるだろう。haruy02's IT world of the world.もそろそろ書き始めなければならないだろう。


・英語ビデオ。それはスピーキング力を強化し、演説家へと押しやるだろう。

最低一日5分自分を英語で表現する。それをビデオにとり、見直して反省、軌道修正する。いや、5分では足りないな。15分やってみよう。その為の専用のビデオも買おう。うん。必ず15分ビデオの前で話すのだ。最初はひどいものが出来上がるだろう(現在も3分くらいですらひどいものなのだから)。

しかしそれをいいものにするための自律的修正作用が働き、わたしは事前に構想を練り、それはスピーチの準備のように、自分の考えを(英語で)まとめ、適切なテンポとリズムで、時には雄弁な表現で、ボディラングエッジを交え、わたしはそれを完成させるだろう。


・英語で仕事。それは基礎であり、継続的発展の要諦でもある。

英語で仕事をするチャンスを確実にものにせよ。Eメールの表現を一つ上に上げよ。綿密に準備し、完全な英語を話す努力をせよ。プレゼンせよ。スピーチせよ。テレコンせよ。挨拶せよ。工夫せよ。挑戦せよ。日本人にも英語で話しかけよ。英語勉強会を組織せよ。ディベートせよ。ペーパーを書け。今までの成果をまとめよ。英語で仕事をせよ。


・英語勉強。それは最後の文法書となり、最後の単語帳となるだろう。

わたしのこれからの人生は、英語のためだけの勉強、英語学習用に書かれた書籍を使っての勉強に使う時間はないであろう。わたしの時間は明らかに限られており、わたしはわたしの時間を有効に使わなければならない。これを行うための今までの3年間であった。そのためのTOEIC950であった。しかしわたしはやり残した最後の「英語勉強」に30時間を使うであろう。それは文法本と、何らかの単語本とイディオム本である。


集中力で成すべきことを成せ。

2 comments:

Anonymous said...

時間をおいたシャドーイングの有用性について調査する必要がある。つまりそれはリスニング能力というよりはスピーキング能力に大きく資するかもしれない。とりあえずiPodのCNNでやってみよう。

haruy02 said...

フレンズディクテーションもやるべきだ。これでネイティブのようなスマートな話し方が可能になるだろう。