Friday, March 31, 2006

NYC - ニューヨークの忘れ物



世界を旅するにあたって、気をつけなければいけないことが2つ3つあった。1つはこれは観光旅行ではないということを強く意識すること。観光はハネムーンやフルムーンで楽しめばよい。For sightseeingは今回無縁なものであったのだ。

2つはテンションを極限まで高めること。テンション、気持ちの高ぶりなくして旅の成功はありえない。テンション「低」よりテンション「高」で旅を旅していこう。テンションが高ければ高いほど、フライトアテンダントとの交渉ごとや現地でのコミュニケーションがより充実する。

3つはより多くのものを残そう。より多くのものを友人たちに伝えよう。より多くのものを感じ、探し、そして見つけよう。旅は非現実な要素を多く含みながら、現実に、より多くのものを感じそして残すことができるんだと思う。ニューヨークはチョコバーだったし、ロンドンはベーグルであったりするのかもしれない。


新たな知見が得られる日は近い。London Baby!

Wednesday, March 29, 2006

blog - Rock-climbingの絵2

溝の口のジムはこんな感じ。


(※上から見た図)


たぶん15メートルくらいある。リードといって、ロープを上からたらしながらか、下からつなぎながら登る。ロープなしで落ちたらたぶん死ぬ。溝の口のセントラルジムはここが素晴らしくて、普通のジムでここまでの高さのウォールはなかなかない(K氏)。傾斜や、持つホールドによってグレード(難易度)が決められていて、そんなの全部登ってやるさ、って感じになる。





で、これがボルダリング。ルートのすぐ横にあるんだけど、高さはないけれど、急斜面や難しいホールドをクライムするエリアとなっている。写真じゃ見えないけどそれぞれのホールド(持つところ。突起している部分ね)の下にはシールが貼られていて、5級なら5級でこういうルートをたどりなさいっていうルールがある。そういう段階を踏むのが面白いんだよねまた。

ロッククライミングはバレーにも似て(バレーといってもバレーボールではなく踊る方のバレー)、リズムと、バランス感覚と、それによってもたらされる快感を味わうことができるんだ。1つの驚きは、女性がすごい多いということ。イメージとしては男のスポーツだけど、そんなことはなくて、ジムも半分弱くらいは女性だ。>> この事実によりわたしはRock-climbingが人類共通のスポーツであることを確信するにいたった。んで、苦闘する俺の絵。




全然なっていないね。まず足がダメだ。ホールドを捉えきっていない。そして(たぶん)顔が笑ってる。カメラを意識しすぎたせいだろう。手もダメだ。もっと伸ばさなければ。こんなに力を入れざるをえない持ち方だとすぐに握力がまいってしまう(パンプアウトという)。次はもっといい絵を見せられると思う。


クライミング最高!

Do you?

investment - わたしの投資スタイル①

現時点、わたしの投資成績はパーフェクトではないにしても良好で、ちょっとその経緯だとか考え方だとかを書き表しておこうと思う。不況期における将来のわたしに。投資に興味をもつあなたに。わが1億円クラブのメンバーに。

わたしがどういった投資先に投資しているか。その企業を選んだ意思決定はどのように生まれたか。失敗した投資先と成功した投資先の比較から何か学びうるところはあるか。とかいうことをみんなと考えていきたいんだけど、ぶっちゃけていうと、今時点の結論としては成果は「感覚」に基づいているということ。

あらゆる人々が、あらゆる書籍で、あらゆる言い方で「成功する投資」というものを明らかにしようとしている。まあ、それらを勉強のために読むのはよい。しかし、それらを最終的な判断の材料としてはいけない。最終的な判断は、自らの「感覚」からのみ生まれるべきである。

ちょっと抽象的になってしまったので補足すると、成功する投資先の判断だとか、世界経済の今後10年の動向だとか、政治がもたらす経済へのインパクトだとかは、あくまで自分の「感覚」から導き出さなければならない。人の本だとか、意見とか、オススメ銘柄などから単純に判断してはいけない。

「感覚」とは、「勘」に似ている部分はあるけれど、より科学的であったり合理的なものなんだけど、その対象を理解するうえで必要な理論(経済学や経営学、心理学など)を十分に身につけたうえで、100個の同じような宝石から1個の珠玉を探し当てられるような職人芸を持つような有様をいう。

実際それしかないのだ、投資で成功するには。「感覚」ではなく数値で判断しようとすると、次のようなことが起こる。これはあらゆるそのほかの定量化の弊害と同じことで、実際の景色とデジタルカメラでとった映像とが情報の喪失度という点でその差が明らかなように、言葉や数値による情報の欠落が起こり、その投資が失敗する。

今までの投資先は次の通り。

・梅の花
・北海道銀行
・アトル
・デザインエクスチェンジ
・日産
・ファーストリテーリング
・ワークスアプリケーションズ
・ハウスオブローゼ
・豆蔵
・ペトロチャイナ(中国石油天然気)
・超大現代農業


この中でマイナスを示したのは1社のみ。あとはプラスで手仕舞いしたか、プラスのまま保持している。(もっと多くの企業に投資したつもりだったけど、11にしかすぎないんだね。10勝1敗ってわけだ)。今保持しているのは、このうちの4社だけど、彼らはものすごい頑張っていて、1億円へのステップの役割を十分に担ってくれている。

しかし投資の世界では明日はわからず、過去の天気と今日の天気から明日の天気を予測しなければならない。ま、ただ、天気よりは予想がたやすくて、そしてより確実で、その企業の現在の状況を綿密に観察すれば、3年後のその企業の状態を言い当てることはたやすい。

投資の話はなんかつまんなくなるね。ただ「感覚」と情報伝達の限界性について言いたかっただけなんだ。日産は今日も頑張り、中国は3倍の価値をわたしに与えてくれる。そしてわたしはそのような行為によって世界との関わりを楽しみ、それを足がかりとして、さらなるジャンプを明日みせる。んな感じ。


investment以上

blog - じゃあさらについでに、もっとも幸福だった思い出について

書いてみるよ。今家にいるから。


若かったとき、こんなことがあった。夕刻、彼女と2人で公園のベンチに座っていて、そしたら、小さな女の子を連れた若い家族が目の前を通り過ぎようとしていて、突然、その女の子がこちらに向かって走り出してきた。

俺は手を広げ、その女の子を抱きかがける風をした。しかしその女の子は俺たちが座っていたベンチの横にあるゴミ箱にゴミを捨てに走ってきただけだった。わたしの両手は空を切り、空を抱きしめ、空間は一瞬とまった。

女の子はきょとんとし、その父親と母親は笑みを浮かべた。彼女も笑った。俺は苦笑いし、そして笑った。その瞬間、その空間は何ともいえない幸福な雰囲気に包まれた。ま、彼らはそのまますぐにそこを立ち去り、僕らもすぐに次の話題に移っていった。

その空間とその時間は世界のほとんどの人が知らない空間と時間であったけれど、わたしの心にはそれからも大きく残り続け、思い出は思い出を呼び、わたしの最も尊重する時間と記憶になった。たくさんのいろいろな経験をしてきたけれど、あのときほど、幸福感を感じられたときはなかった。


ピエロ?

blog - じゃあついでに映画の話も書いてみようか

今日、早く家に帰ったし。


映画が好きだった。『いまを生きる』を家族でみて、涙をこらえるのが大変だったのを覚えている。レンタルビデオ屋が勃興のときで、時間をもてあました大学のときに特に、死ぬほどみた。ハリウッド、フレンチ、そしてアジア。

今もたまにみるけど、昔ほどでは到底ない。映画をみることによって感じられる何かが、相対的に少なくなってきているんだと思う。新しい映画をみるより、昔みた映画を再びみることのほうが多くなっている。まあ実際、そんなものだと思う。

今は映画の世界より、言語学習から得られる様々な示唆、ロック・クライミングから得られる様々な感覚、実社会でのもがきからの刺激などをより欲しているのだ。「事実は小説より奇なり」とはよくいうけれど、何か一つの目標に向かって、自分なりの映画をつくっていきたい。


そういえば小説家になりたいなんて思っていた時期もあった。

blog - 何か哲学的なことでも書いてみようか

今日、早く家に帰ったし。


本はよく読むほう。本との出会いは中学生のとき。母に薦められて赤川次郎の推理小説を読んでいた。赤川次郎を読破すると、推理小説には物足りなくなり、いわゆる純文学の世界にすすんでいった。太宰治、夏目漱石、三島由紀夫など。その後は海外文学にすすみ、ゲーテ、カミュ、トルストイなど。夏の100冊などで紹介される本はほとんど読んだ。

社会人になると小説はほとんど読まなくなった。いわゆる実務書で、ビジネス書、自己啓発書、歴史書などを読んだ。英語に目覚めてからは洋書を数多く読んだ。それはコンピュータサイエンスの分野であったり、まあほとんどそれだけど(簡単だから)、Investmentの本、その他にも以前読んだ文学作品を英語で読んだりしている。

振り返ってみて感じるのは、本の嗜好にも時代の流れがあるということ。10代は感じやすく世の中をより知りたいという気持ちがあるから、それなりの本を読む。20代になると社会というものを知ることになるから、それはそれでそれなりの本を読むことになる。30代はどのような本を読むことになるのだろう?より強い刺激を求めて、種々の思想書や、種々の学問に関する本を読んでいくことになるだろう。

漫画も読んだし、直接は為にならないような本もたくさん読んだ。でも、振り返ると、そのすべては無駄ではなかった。現在から積み重なれていくその一つひとつの過去が、今の現在を構成している。ジグソーパズルが完成されていくように。泥人形がその姿をあらわにしていくように。桜咲く木がその幹を何十年という年輪で形作っていくように。


落ちがないが今日は以上。

Monday, March 27, 2006

blog - Something big

今日、何か大きなことをやりたいと思った。

公認会計士の資格をとるとか、そんな何か。

これくらいしか思いつかなかったんだけど、何かないですかね?何かいい、おおきなこと。


PS
昨日TOEICテストが終わって一段落。世界中を旅しながら”何か大きなこと”を考えていきたい。以上。

Friday, March 24, 2006

blog - Rock-climbingの絵

クライミング、うぉー。 ってカメラ目線だけど。




Rock-climbinにはハマったよ。これ溝の口にあるスポーツジムでの絵なんだけど、もう断然ハマっているわけです。今は週一回だけど、そのうち毎日通うね。何がいいって、登る感覚が何ともいえない快感を与えてくれるわけなのです。そして15メートルのルートを登りきったときの達成感といったら。


(※これは師匠のK氏の勇姿)


実際の岩場には伊豆の湯河原に一回行った。これからも今年はどんどん行くんだろうと思う。というかホントにいいんだ。なんか俺らの先祖はやっぱり猿らへんであることが感じられて、幼い頃、木に登るのが楽しかったように、今俺はより難関な11bなりのグレードのルートに挑戦しようとしている。

そして溝の口には日本一の居酒屋(Izakaya)もある。


(※これ980円なり。うまくてこんなにもパワフルな鍋は見たことがなかった)


そのうち片手懸垂もやるよ。

Monday, March 20, 2006

blog - 今日なしえたことについて

プログラム作った。

適当にプログラムを作る能力は天才かと思った。


何かに応用できないかなー。

blog - 「毎日ブログ」はとりあえず挫折しています。

とりあえずエコノミークラス症候群を治す必要があります。

また、足については明日の休みでとりあえず完治させます。


以上

Saturday, March 18, 2006

blog - ブログを毎日書いてみよう!

NYCを書き終わったらブログ書くのをやめようと思っていたんだけど、「毎日書いてみたら?」って言われて、よっし、毎日書いてみるか!

何らかの相乗効果も期待したい。よっし、英語でも書くか!


英語を本格的に勉強しはじめてもう1年半以上経つけれど、さっぱりなんだけど、やっぱり見えてきているところもあって、例えば最近思うことは文語と口語って違うんだなあーやっぱりってこと。

日本人はどうしても文語の方から英語に入ってしまうわけだけど、海外行って話すのは「口語」なわけで、フランクなトークも「口語」なわけで、何らかのエッセーも「口語」なわけです。

そして文語と口語って勉強の仕方が結構違って、その違いは最近ようやくわかってきたんだけど、口語の方は例えばgetやgiveなどの簡単な動詞だけで素早く簡潔に回すのが重要なんだって。

だからこのブログも簡単な英語で書くよ。しかしネイティブライクで!

2006 - 航空券の季節的変動(シーズナリティ)について

5/1-7、予約取れなかった。

そこで、4/13-17を検討しているんだけど(航空会社未定:63,000円)、航空チケット料金の季節的変動について知っている人ぜひ教えてください。

Webでは、2月と6月と11月が安いって書いてあるんだけど本当?6月って本当に安いの?H.I.S.でみると4月以降8月までぐんぐん上がっていくんだけどなあ。


もういくしかない。

Friday, March 17, 2006

2006 - 今後のスケジュールについて

今日、仕事しながら考えてたんだけど、今年のスケジュールはたぶん次のような感じになると思う。

2006/3 NYC (済)
2006/5 London
2006/7 Beijing
2006/11 Rio de Janeiro
2006/12 Delhi


Londonは5/1-7で航空券の予約中です。(8万8千円也)

行ける人は行ってみよう!

Thursday, March 16, 2006

NYC - 「追伸:ニューヨークは最高だった!そして、、日本を好きになった」

ニューヨークは最高だった。最高の思い出になった。そしてそれとともに、、日本を見直した!

日本人のきめ細かさは多分世界一だ。そして日本のわびさびの心は世界に堂々と通用し、いつか小売やサービスの分野でも世界に通用する企業が出てくるに違いない。日本人の性格は世界一だ。曖昧さの許容、人当たりのよさ、謙虚な姿勢。こういうのが、海外をはじめて知るにあたって、感動とともに再認識されるにいたった。


旅はいい。世界を知れること。そして自分や日本をより知れることにより。

NYC - 「旅の終わり」

これでNYC編は終わりです。次は5月くらいに「LONDON Baby!」編を書こうと思う。しかし旅ってホントいいよね。ブログ書きも何気に楽しかった。気が向いたらCommentください。ではごきげんよう!

NYC - 「旅の道具たち」

MVPは文句なしにKarrimorのリュック。登山用に以前買ったやつなんだけど、ここまで高機能だったとは。。全然収納できるし、胸の前でとめるピンだとかを使えば(この存在は実はこの旅行中に知った・・)、ほとんど疲れを感じない。こいつはもう手放せそうもない。次回もこいつがメインだ。




次はデジカメ。今回の旅用に買ったんだけど、メモリをあわせて4万円強。512万画素。FINEPIX。こいつも素晴らしかったね。一度も充電いらなかったし。次はもっと高度は撮り方をおぼえていこう!




逆にMost Bad Playerは図らずもHUSH PUPPYの靴。こいつのせいでまだ足が痛いよ。今週のロック・クライミングは中止だ。次はジャケットにも合って、歩きやすくて、すんごいやつを調達していこう。




番外編として、会社の後輩の子に頼まれてたKate spadeのお土産。こいつは今回のたびに様々なドラマを提供してくれた。Kate spadeの店員さんとのコミュニケーションや、TGI Fridayに忘れてきちゃったからそれを取りにいく過程での英会話など。ジョークで頼まれてたんだけど、こういうのっていいと思った。一人旅にタスクとして彩りを与えてくれるよね。次回もいろんな人にお土産のリクエストを聞いてみよう!




さらに番外として、会社の選別をくれた上司へのおみやげ。ニューヨークを意識し、ホットドッグ人形をTimes Squareのトイザラスで買った。これも喜んでくれた、たぶん。。




こんな感じかな。

NYC - 「チップについて」

今回チップを一度も払わなかったよー。

いや、払う機会がなかったわけだよね。タクシーにも乗らなかったし、荷物は自分で持ったし、レストランにも行かなかった。


この辺は次回以降の課題となるだろう。しかしTGI Fridayではチップの払い方がわからず店員さんをさらに無愛想にさせてしまったっけ。これは反省。

Wednesday, March 15, 2006

NYC - 「Cheapな旅」

今回のたびの出費についてまとめておきたい。

・往復航空券(UA) ・・・ 3万8千円
・ホテル ・・・ 50ドル ~ 119ドル
・トレーナー(UNIQLO) ・・・ 1,800円
・パンツ(UNIQLO) ・・・ 2,000円くらい

・ジャケット(Paul Smith) ・・・ 5万円
・デジカメ(FujiFilm) ・・・ 4万円くらい
・リュック(Karrimor) ・・・ 3万円くらい
・リュック2(Patagonia) ・・・ 9,800円

・ミュージカルチケット(RING OF FIRE) ・・・ 52ドル
・TGI Fridayディナー ・・・ 33ドル
・パストラミサンド ・・・ 13ドル
・Kate spadeのエンピツ ・・・ 8ドル


大体こんなところか。次回はいいスニーカーを発掘しよう。大体は満足な会計となった。


・総出費(変動部分) ・・・ 12万円くらい

NYC - 「西洋人と西洋世界に関する考察」

ニューヨーカーに信号はない。信号機は確かにあるのだが、歩行者にとって、その信号機はより注意して渡るか、それとも普通に渡れるかの情報をもたらしてくれるだけのものだ。「止まれ」はいわゆるGo, but be careful. なのだ。

これは「信号で待つのは時間がもったいない」とか、「他の人が信号を無視して先に進んでいくのがくやしいから俺も行こう」とかいう単純な次元の話ではない。彼らニューヨーカーにとって信号を無視して車をよけながら先に進むことは、人生の一部、自己表現の一部になっている。

しかし一体これはどういうことなのか?


ゴミの分別がなされていないのにも驚いた。例えばPizzaのFastFoodShopではビンビールの販売もなされている。しかしそのゴミ箱には普通のゴミ用とビン用のものが分かれていない。だからみんなビンも紙皿も一緒に捨てるわけだ。これには随分戸惑った。(ただ、回収後に分別されている可能性はある)


チップについては「チップ」の章で詳細な考察を加えるが、このチップという制度も、わたしに戸惑いを与え続ける仕組みである。


そしてJFK空港での案内係のそっけないサービスや、例の地下鉄の係員の人に怒られたこと、そして所々の店で経験した「サービス」という概念の欠如。これも新鮮な驚きだった。


ニューヨークは大きくて、パワフルだった。しかしそれはアバウトで、乱雑な感を否めなかった。


個人経営の店が非常に多かったのも特徴的だった。床屋、ランドリー、デリ、レストラン、日常食品店。ただそれとは対照的に、マック、スターバックス、サブウェイ、duane readeというコンビニなどはいたるところに存在した。不思議な共存だった。(何らかの行政的な施策はあるのだと思う)。


大それた題名をつけた割には、いい答えが言葉では言い表せないことに気づいた。ただ、西洋人と西洋世界について、何らかの新たらしい認識が得られたことだけは間違いない。

NYC - 「旅の総括」

この素晴らしい体験を何かにまとめたくて、写真もたくさんとったことだし、今はやりのブログにでもまとめてやろうと思った。ブログといえばGoogleのBloggerだ。3/12の夕方に家に着いた後、ブログの作成を始めた。(リアルタイム風に書いてきたが、これらはすべて日本で書いたものだ。しかしわたしの心はまだニューヨークにいる)

魂が揺さぶられたし、いくつかのパラダイム・シフトを明確な意識のもと、短期間のうちに経験した。こんなことは滅多にない。これをまとめておかなければ。また、海外旅行をするにあたっての注意点も書いておきたい。今後よりうまく世界を旅できるように。

そして親しい友人たちと旅の記憶を共有したい。そうも思った。だからここをみてくれた人には感想を聞かせてもらいたいし、世界を旅した旅行記をブログにしたものを、お互いに交換していこう。そうすれば人が一生の間に旅できる何倍もの旅を、お互いに経験できるわけだから。

わたしは今後も、今年中に少なくともロンドン、デリー、北京、ブタペスト、リオには行きたいと思っている。世界を知らなければ損だ。そしてできるだけ若いうちに世界を見るべきだ。俺は気づくのがちょっと遅かったけれど、でもまあ何事も思い立った日が吉日なのだ。


さあ、これからいろいろとまとめることにしよう!

NYC - 帰りの日。バスに乗りJFKへ。飛行機に乗り日本へ。(Day4-5)

今日はゆっくり寝た。今日は帰るだけの日だ。グランド・セントラルからバスでJFKに向かう予定。飛行機の出発時刻は11:30。あまり時間がないけど、グランド・セントラル付近のグランド・セントラル・ターミナル(映画とかに良く出る有名な駅ね)、クライスラー・ビル、国連本部などを見て帰りたいと思っていた。

ホテルでチェックアウトを済ませ、最寄の地下鉄の駅に向かう。右足の足の裏の右端の筋肉がピキッときたね。ホテルでの休息では回復しなかったわけだ。むしろ悪化している。ただ、つま先に力を入れて歩けば痛みが軽減されることを発見し、右足を引きずりながらだが、なんとかいける。

グランド・セントラルに着いて、バスターミナルを探す。そういえばバスの出発場所を調べていなかった。一瞬あせる。でも、1日目に着いたところに行くと、それっぽいバスが止まっているので運転手に"Does this bus go to the JFK airport?"と聞く。15ドルだ。

JFK空港に着き、免税店でいくつかの買い物をする。機内で読むEconomistsとTravelersも買い込む。最後まで英語を勉強してやるぞ。しかし行きは我慢していたんだけど、機内でビールやワインをオーダーしてしまい、ちょっと後悔した。機内ではストイックに水とコーヒーだけをオーダーするに限る。

そして機内では熟睡できない体質だということもわかっていたから、たまにコックリするけど、映画をBGMに英語雑誌を読み続けた。でもまあ、行きよりはテンションが下がっていて、周りはほとんど日本人だったということもあり、FAに積極的に話しかけるということもなかった。旅は終わりに近づいていた確実に。

わたしは3月8日にアメリカに上陸し、




3月12日に日本に帰国した。




旅は終わった。

NYC - 「ニューヨークと英語」

1週間くらい海外にいれば、日常英会話の雰囲気はほとんど理解できる。それを今回感じた。しかし、ジョークを言い合える仲や、タフな値段交渉、生態学に関する様々な議論などは、ちょっとやそっとで到達できるものではないとも感じた。

わたしはより学んでいかなければならない。こういう感覚を感じられただけでも、今回のこの旅は大きな成果をもたらしてくれた。わたしは小さな枠の中で自己満足を感じるだけではならない。世界を見、自分の小世界が世界の小さな一部分を構成しているのを見、よりもっと大きなものの中に自分をさらけ出さなければならない。

何かの学習領域を極めたいのであれば、そこにどっぷりとつかるような経験をより多くしていくべきだ。そうすればその世界がほんとに好きになり、より身近に感じられるようになり、その学習もより張り合いがでてくるようになる。ニューヨークを知った今、英語はより身近な遊び相手になりつつある。

日本語を話しつつ、綺麗な英語を話す日本人にニューヨークで会った。彼女の努力は計り知れないものがあり、彼女の顔には確かに自信がみなぎっていた。31歳の脳に一体何ができる?31歳の体に一体どんな岩場が登られうる?Everythingだ。3/25のTOEICテストではわたしは新たな領域に達するであろう。

Tuesday, March 14, 2006

NYC - ニューヨークのファイナルをブロードウェイ・ミュージカルで飾る(Day3)

グラウンド・ゼロで国際政治を考えること約5分。次はブロードウェイ・ミュージカルだ。実はミュージカルを観たことがない。はじめてだ。本場だ。

チケッツで半額当日券を買うことにする。4時半くらいに行ったんだけど、有名作品もまだまだ残っていて、2時からわざわざ並ぶことないじゃん。でも、MAMMA MIA!とhairsprayは席が悪いってことで回避させられた。勘でRING OF FIREだ。

開演の8時までTimes Squareでおみやげなどを買いながら、しかし結局通いのPizzaShopなどでまったりと時間を過ごしながら(この時点では既に歩き回るテンションを失ってしまっていた)、次はホント、スニーカーで行くよと心に誓いながら、待った。

ほぼ満席だった。初めて入るミュージカルを公演する劇場は、とても幻想的で素晴らしかった。47th St.のEthel Barrymore Theatreというところ。席に着き、開演を待つ。




はじまった。みんな素晴らしく歌がうまい。RING OF FIREは多分恋愛のミュージカルか、人生の生き方を問うようなミュージカルだった。というのもほとんど内容が理解できなかったのだ。英語的な痛恨の瞬間だった。周りに笑いが沸き起こっているのにきょとんとしている自分がいる。ま、2、3回は笑った。

休憩時間には地下のバーでみんな飲み物を飲んでいた。テンションがあったら俺もバーボンをオーダーしたかったところだ。でもまあ前半の素晴らしい見所を小粋に語り合うような英語力がわたしになかったせいもあり、つうかわかんなかったし、もうそそくさ席に戻ったよ。(このとき英語へのリベンジを誓った)




10時半頃に劇が終わり、新鮮な感覚と、一刻も早くホテルに戻って休まなくてはという気持ちで、あの綺麗で素晴らしいSOHOTEL(ホテルの名前)にわたしは戻るのであった。

NYC - ジャケットに着替え、グラウンドゼロに到達する(Day3)

ニューヨークにはジャケットが必要という確信があったから、旅立つ前日に銀座のPaul Smithに会社を抜け出てジャケットを買っておいたよ。5万円也。




これを着て、リトルイタリー、トライベッカを抜け、いよいよグラウンド・ゼロに向かうことにする。夜はミュージカルを観るぞ!

リトルイタリーではイタリアンなレストランがたくさんあった。天気良かったからオープンカフェでビールでも飲みたかったが、グラウンド・ゼロが一刻も早くと俺を呼んでいるような気がしたんだ。




んで、グラウンドゼロ。




フリーダムタワーの建設はまだ始まっていないようだ(帰りの機内で読んだEconomistsの記事に、フリーダムタワー建設のドタバタに関することが書いてあった。ホントそのまま残すのがいいかもね)。グラウンド・ゼロの周りには観光客が熱心に柵に掲げられた同時多発テロに関するパネルを眺めていた。日本人はほとんどいない。主にアメリカ人だろう。この悲惨な事件に想いを馳せ、俺も思わず涙した。

観光客を装い、俺も写真を撮ってもらった。少し格好が変だな。悲壮な感じを出しすぎようとしたからかな。いや、疲れかな。

NYC - チャイナタウンを超え、3泊目のホテルを見つけ、そこで吼える(Day3)

グラウンド・ゼロはホテルを見つけてからだ。ウォール街付近でホテルを見つけるのはあきらめ(だって高そうなんだもん)、チャイナタウンを通り過ぎがてら、今回の旅の目的に即したベストなホテルを選び抜こう!

チャイナタウンはホントにチャイナなタウンだ。チャイナなタウンはチャイナタウンを越えて、ロウアー・イーストサイドとリトルイタリーに侵食をはじめていた。 中国人ばっかだ。ニューヨークはすごい街だな。




チャイナタウンではホテルが見つからなかったから、ロウアー・イーストサイド経由でリトルイタリーへと徒歩の旅を続ける。この辺ではもうテンパってた。そしたらあったさ、あった!ぽいところがあった。予算は200ドル。バストイレ付きが好ましい。入って交渉スタートだ!




交渉の結果(交渉といっても簡単な英語のやり取りしかできない自分に大いに苛立ちを感じる)、ここに決めた。One ninetyって聞こえたけど、請求書を見たらOne nineteenだった。儲かった。


見よ!この素晴らしい部屋を!ここはパラダイス!なんといってもトイレとバスが部屋についてるんだ。テレビもちゃんと電源がつく。天井にはプロペラが回っている。タオルも白くてまばゆいばかりだ!






これは自分で自分を映すしかないね! Gotcha! わたしは神に感謝する!

NYC - ウォール街を闊歩し、ニューヨーク証券取引所の前でしばし考え込む(Day3)


投資家として、ウォール街は必ず押さえておかなければならない場所だった。ジム・ロジャース(※世界的に有名な投資家)のごとく、投資の世界戦略を考えるわたしには、ウォール街という言葉とその存在は、まだ米国株を保持していないとはいっても、避けて通るわけにはいかないのであった。

途中、なんだろこれ?観光客がたむろしているBullがいた。




で、ニューヨーク証券取引所。




見学可能って聞いていたんだけど、周りには警官がものものしい雰囲気で立っており、関係者以外は立ち入り禁止なようだった。テンション高ければ、"Why are you?"とでも聞いただろう。




でももう休む場所を探していたのだ。足に今まで感じたことがない奇妙な痛みを感じ始めており、とりあえずホテルを探してリュックを降ろさなければ。

NYC - 地下鉄でいよいよロウワー・マンハッタンに突入!ウォール街に泊まっちゃおうかな(Day3)

カッツ・デリカテッセンを出て、昨夜TGI Fridayに忘れていったkate spadeのバッグを取りに"I lost my bag here last night."しながら、いよいよ核心のロウワー・マンハッタンに行こう!

とりあえず一番先っちょのバッテリー・パークに出て、今回の旅の目的は観光ではないので自由の女神を見にリバティー島にフェリーに乗ってはいかず、左手にちらっと見ながら通り過ぎよう。


(※といいつつ観光客だと思われるヨーロッパ家族に写真を撮ってもらった。繰り返しになるけど、奥に写っているちっちゃいのが自由の女神ね!)


動く自由の女神もいた。




さあ、いよいよマンハッタンの核心に到着しましたよ!

NYC - カッツ・デリカテッセンでパストラミ・サンドを食おう(Day3)

今日も早く起きた。4時くらいかな。海外だとどうも早く起きてしまうみたい。緊張しているせいか、時差の関係か、それともホテルの極めて貧相なせいか。

さて、今日の大目的はロウワー・マンハッタンを視察しにいくことだが、まず、持っていったガイドブックの中でも一番アメリカ的だと思われたパストラミ・サンドをカッツ・デリカテッセンに食べに行こう。

Times Squareから東に一直線にすすみ、1st Av.に出た。




次に一転南下し、1st Streetに出た。




いろいろ見ながら歩いた。いろいろと考えもした。足が痛み始めていたが、歩き方を変えるほどではまだなかった。 カッツ・デリカテッセンに着いた。面白い店だ。わたしは"味"がある店が好きだが、ここは文句なかった。こだわりを持っていた。肉の厚さは半端なかった。5cmはあった。






この店はおすすめ。NYに行ったら是非行ってみてください。205 E. Houston St.にあって、チップはない。また、10時半くらいに着いたんだけど、ビールを頼んだら、"Already?"って言われた。

NYC - 「旅の目的」

今回の旅の目的についてここでまとめておきたい。今回の旅の目的は、、、

・世界を知ること
・英語力を増すこと
・新しいことにチャレンジすること


の3つくらいだと思う。まず世界を知りたかった。より知りたかった。人間は実際に目にしていないものについて偏見やバイアスを持ちがちな生き物だと思う。俺も随分今まで、まだ見ぬものに対して先入観や勝手な解釈をしてきたのだと思う。実際、実際に自分の目で確かめてみることが一番手っ取り早くて一番確かな方法なんだ。これはコミュニケーション理論でいうFace-to-Face is number one. と同じことだ。

世界を知りたかった。それは現実的にはわたしの投資戦略を効果的に推進させるためでもあったし、幅広い自然科学的な視野を持ちたかったというのもあったし、何より、あこがれを持っていて、まだ見ぬアメリカという国に対しての認識を深めたかったということがあった。(#1としてNYCを選んだが、わたしのTripは続き、次はEurope、そして中国、インドと今年中に!旅していくことだろう)。

第2は、わたしの英語力を向上させる手がかりを掴みたかった。TOEICはある程度点数を出した(795だけど、涙)。でも英会話のレッスンでは散々だし、どこかにブレークスルーを求めていたかもしれない。でも言語っていうのは数学のように筋道を立てて考えていけば到達できるような学問ではなく、How are you?から繰り返し、われわれ日本人が日本語をマスターしてきたように、まさにいろいろな局面において言語学習というステップを繰り返し踏んでいかなければならないものだろう。

英語学習という面でも、この旅はわたしに大きな価値をもたらしてくれた。たった5日間だったけれど、英語環境に身を浸し、「次どう言おうか」「ここはなんて言うべきだろうか」なんてことを考え続けられ、とても大きな成果を手にすることができたと思う。実際ミュージカルの内容なんてほとんど理解できず、「OK、OK」なんていう言葉も発したりしてしまったけれど、それでも、そういう過程を含めてすんごい有益だった。

第3のやつは、何か壁をぶち破りたい気持ちがあった。Rock-climbingを始めて感じられたこととも共通するんだけど、30でも新しいことは始められて、見知らぬ街に行き、普段使っていない脳みその部分を使い、難しい状況に自らを陥れれば陥れるほどその反発でもって成長を期待できるような気がした。気がしたどころか、まあ実際相当英語力は上がっているだろう。(この辺は3/25のTOEICテストで結果が出ることになる)

NYC - 通いのPizzaShopにてこれまでの振り返りをすることにする(Day2)

Day1とDay2は衝撃だった。価値観が揺さぶられた。バイアスという色眼鏡が、「事件は現場で起こっている」というアナロジーや、実際の目で見、実際の肌で感じるという重要性でもって、実にクリアなものになってきているのを感じていた。来てよかった。ホントによかった。

旅行は嫌いだと言ってはばからなかった。でも少し前、その考えを改めた。今まで機能していたように思えた堰を少し外してみた。そしたらその川の流れは本来あるべき自由奔放な流れでもって本来流れ出る道筋に出るにいたって、こういう堰だとか、前提条件だとか、制約とか、既定概念だとか、たまには外してみるのもいいものだと思った。feeling of freedomは日々メンテしていかないといけない。

8時にはホテルについたから、さすがにこの時間に寝るのはもったいないと思ってDay1にも寄ったPizzaShopで思索の時間を持つことにした。カリフォルニアワインを少し飲んでみよう。




手帳とペンを持ってきていたから、今まで感じたことを書きなぐってみた。アメリカへの想い、アメリカの現実、そしてこれからのこと。Day3はもっと素晴らしいものにしてやろう。Day3はいよいよこの旅の核心に近づく日だ。Lower Manhattanは最終日にまでとっておいたいろいろな想いを実現させる日だ。グラウンドゼロとウォール街。そして洗練された世界都市。深酒などもってのほかだ。今日はホント早く寝よう。

Monday, March 13, 2006

NYC - ちょっと疲れたからホテルに戻ることにしよう、ステーキでも食べながら(Day2)

今日は早く寝るに限ると思った。テンションをより高めるためには十分な睡眠と、疲れを見せ始めたわたしの足々に休息を与える必要があった。ということでソーホーから北上!途中、NYU(ニューヨーク大学)とマジソンスクエアガーデンを見物することにしよう。

NYUは是非見てみたいと事前にチェックしていた。普通の大学機能もあるけれど、MBAコースもあるのだこの大学には。MBA! Master of Business Administration! わたしの20代後半はMBA挑戦の時代でもあったわけだ。それはかなわず、30代前半にて最後の賭けに出るかもしれなかった。NYCに旅し、アメリカと西洋世界を知るまではそれは10代のときに抱く仄かな光を放つ漠然とした夢のようだった。そして夢は現実と出会い、より現実的で力強い歩みを踏み出す感覚を、今日この場所で掴みつつあった。わたしはこの素晴らしい現実と握手しようとしているのだ!

んで、マジソンスクエアガーデンに寄り、TGI Fridayでステーキ食べた。チップ渡せなかった。 (チップについては「チップ制度に関する考察」で詳しく述べることにする)




マティーニも飲んだよ。でかいんだやっぱり。

NYC - チケット買えず、ソーホーを目指す(Day2)

観てみたかったMAMMA MIA!とhairsprayのチケット販売開始時間が2:30からだったから、2:40くらいにTicketsに着いたんだけど、まだ販売されていなくて、かつすごい行列ができていたから、少し列に並んだんだけど、次の理由で今日ミュージカルをみるのやめた。

・時間がもったいない。
・時間をつぶせるほどの話し相手がわたしの心の中にいない。
・わたしはせっかちなせいか、並んだり待ったりするのが苦手なのだくやしいくらい。


ということでミュージカルは明日観ることにして、ソーホーを攻めよう。T氏おすすめのソーホー。アートの地区、ソーホー。ショッピングも楽しまなきゃね。んで、地下鉄に乗ってSohoへ。




ただ、この辺りからわたしの健脚にも疲れが見え始め、走るなんて思いも及ばず、登山でいう8合目あたりのつらさと、ショッピングが苦手だという生来の性質が見え隠れし、テンションを高めてソーホーを制覇したかったけど、kate spadeでthirteen dollarsをthirty dollarsと聞き間違えるなんていう英語的なミスを犯しながら、なんとかアートな世界を掴もうと四苦八苦していた。

でもなんか商業化が進んでアートな雰囲気はなくなりつつあるような。どうなんだろ?この辺。最後はベジバーガー食った。

NYC - さて、エンパイアステートビル。そしてセント・パトリック聖堂とロックフェラーセンターについて(Day2)

うん、やっぱでかかったよ。




ま、それはいいとして、今回の旅の目的は観光ではないので次の目的地に全速力で歩いていこう。ここでわたしは一転北上することになります。なぜならば、今日の夜、ブロードウェイのミュージカルを見るためにTicketsというチケット販売センターに向かうためです。そしてその途中でセント・パトリック聖堂とロックフェラーセンターを見てやるのです。(この辺りはまだまだわたしの健脚は健在であり、時間と空間を超え、どんなところにも人間が成し得る最短時間でもって到達できる気がしていた)。

で、セント・パトリック聖堂。大都市のまさに中心地にこのような教会があるのはホント不思議で幻想的ですね。近代ビルと時代を感じさせる教会とのコントラストに息を飲むよねホント。




外観だけじゃなく、中も素晴らしく美しかった。敬虔なクリスチャンがお祈りとかしていたよ。




んで、ロックフェラーセンター。んま、この辺は見るだけかな。

NYC - リュックを置いて行脚再開!目指すはエンパイアステートビル!

リュックをホテルに置き、足取りは軽い。ホテルを出た後、思わずニューヨークのストリートを走り抜けてしまったよ。こういう瞬間があるから旅はやめられない。 ま、10年ぶりだけど。

とりあえず目指す先はエンパイアステートビル!NYで一番高いビルだ。あのビルだ。Times SquareからBroadwayを南下し、メーシーズ(ブルーミングデールズと並んで有名なデパート)に寄って、エンパイアステートビルの展望台に登る風を装って進んでいきたい。(難しい考え方だが、実際に展望台に上らないのが今回の旅のミソだ ← 「旅の目的」の章参照)。

ニューヨークはビルの間の展望が美しい。 それはたとえ名のないビルたちであっても。




こういう美しさは日本にはない。アールデコだっけ?建築様式が美しくかつ統一されているので、そういうビルが立ち並ぶストリートで上を見上げると、思わずため息が漏れてしまうような感動を覚えるのであった。そしてメーシーズにたどり着く前にいよいよエンパイアステートが見えてきましたよ!




で、メーシーズにつきました。ま、ブルーミングデールズと同様で、デパート本来の機能としては古さを感じざるを得なかった。アメリカの百貨店ってみんかこうなのかなー?詳しくは「アメリカと日本の小売業の比較考察」のスレッドでまた述べるけど、日本の小売業のレベルの高さを図らずも実感した瞬間でした。(いや、ウォルマートが日本で成功できない理由の一因がわかったような気がした)。

NYC - 2泊目のホテル探しと旅行靴の選び方についての続きの続き

ホテルの話を忘れていました。

さて、ホテル選び。ホテル選びは次のようなステップで構成されていると思う。

1. ホテル選択
2. ホテル交渉
3. ホテル評価

(※なんじゃこりゃ?笑)


1のホテル選択で難儀だったのは、今回パック旅行にしなかったのでパック旅行で選ばれるようなホテルにはしたくなかったというのがあったので、なかなかそれっぽいホテルが見つからなかったことだ。

見つけてしまえば、日本で買っていた「JAL旅行英語」のサンプルを手本に、"I'm looking for a room for tonight."とか、"Do you have a room for tonight?"とかでまず話しかけ、そしたらYesかNoをくれるから、Yesだったら値段を教えてもらって、最終的な判断を下すことになる。

で、評価だけど、このホテル選びが今回ホント面白かった。見つけるまでに感じる危機感と(いや、マジで汗かくよ。さすがにNYで野宿はできないから・・)、交渉のときに英語が使えるのと、いいホテルを見つけたときの達成感は言い表せないものがある。(>>次もやるよメモ)

今回ホテルも結果的によかった。2日目のホテルは以下の通り






これまたすごかった。1泊50dollersなり。1泊目のところより断トツに安くて、かつ、都心?に位置し(Times Squareの近く)、設備も共同トイレ、共同バスだったけど1日目のところより良かったような気がする(まあどっちもどっちか)。この選択は大成功だったでしょう。

ただ、共同バスにはちょっと疲れを感じ始めてもいた。

3日目はいいところに泊まりたい。うすうす、潜在意識の中でそれを感じ始めていたのであった。

NYC - 2泊目のホテル探しと旅行靴の選び方についての続き

ブログへの書き込みは意外と時間がかかる。昨日は書き途中で寝てしまった。

えーと、靴について。2日目の日中から足の裏が痛くなってきたんだけど、旅行靴の選択は非常に重要な意思決定が必要だと思った。HUSH PUPPYの運動靴ではない靴で行ったんだけど、まあ履き慣れているし革靴ほど歩きにくくはないから大丈夫かなと思っていたんだけど、マンハッタンを思っていた以上に歩き回る旅行となった結果、非常に後悔した選択となった。運動靴で行けばよかった。(>>次回への教訓ってことでメモ)

まず、足の裏がジンジンと傷んできます。この辺はまだ無視できるんだけど、次に股関節あたりに疲労が蓄積し(この辺は運動靴でも同じか?)、最後には足のひらの外側の筋肉が損傷し(肉離れ的な損傷だったと思う)、Day3の終盤とDay4はまともに歩けなくなってしまった。(右足が痛かったからびっこ引くような感じ)。

ということでお土産が貧相になってしまったのはこれが原因であったりする。。最終日は国連とかにも行きたかったのだけれど。あやうく飛行機に乗り遅れそうになったし。いやはや、靴の選択は非常に重要ですよね。(それに比べてkarrimerの登山用のリュックは絶大な威力を発揮することになった。詳しくは「道具一覧」で)

Sunday, March 12, 2006

NYC - 2泊目のホテル探しと旅行靴の選び方について(Day2)

ブルーミングデールズを見て、昼を過ぎたしそろそろ2泊目のホテルを探さなければならない。じゃあここで、なぜホテルがあらかじめ決まったパック旅行ではなく航空券だけのTripにしたかを述べておきたいと思う。要は勉強のため。今回の旅の目的に即するために(詳しくは「旅の目的」参照)、わたしは1つのホテルに滞在するのじゃなくて、ホテルを見つける過程での様々な経験を得たくてこのような選択をしたわけだ。でも、、、実際、ホテルを探すのは大変だった。

途中、Times Squareで変な見世物があった。