Tuesday, January 29, 2008

blog - ケネディ一家、オバマへの支持表明

動いた。

キャロラインさんに続き上院議員エドワード・ケネディ(JFKの弟)が支持を表明。この時期に、極めて重要な動きだ。


これは動く。

Sunday, January 27, 2008

blog - オバマ、サウスカロライナで勝利



サウスカロライナで勝利したけど状況が厳しいことに変わりない。やはりあのニューハンプシャーでのよもやの敗戦が大きく、あれはいわゆる「揺り戻し」が起きたわけだが、アメリカがまだオバマを受け入れない可能性があるということを全米にまざまざと見せつけた出来事だった。

また、ディベートがあまりうまくないこと、スピーチのときに見ていないようでしっかり原稿を見ていることも勝ちきれなかった原因だろう。ただ、今日のキャロライン・ケネディ(JFKの娘)がオバマへの推薦を表明したことなどが続けば、何かが起きるかもしれない。

いずれにしても明後日のフロリダは注目で、ヒラリーが勝つだろうけど、どれくらいの差に収めるかが勝負だ。いずれにしても継続してアメリカ国民が現在の状況に気づくこと、世界に変化を求めていることをアピールするにはオバマを選ぶしかないことを理解するように願っている。


いずれにしてもスーパーチューズデー(2/5)までに運命は決まる。

blog - あの頃は夢のようだった・・・



あの頃は夢のようだった。明確に語られるビジョン、異論をはさむ余地のない戦術とその準備、そしてファンタスティックな試合と含蓄に富むインタビュー。その初戦ではその試合内容に興奮を隠せず騒ぎすぎて記憶をなくしてしまった。そしてあのオーストラリアへのリベンジを果たした試合、ラム酒を一人で一本開けてしまった。まさに狂喜、希望、そして確信。

すべてが変わってしまった。すべてはあの日、突然の凶報により変わってしまった。脳梗塞・・。わたしは徐々に落ち着きをなくし、熊本からの帰り道、一人で悲しみに明け暮れた。あの人の悔しさを思ったら、どれだけの涙が出てきたんだろう。一緒に見られる夢が消えてしまったら、どれだけ悲しかったんだろう。彼はすべてを賭け、その一点だけ見つめていた。実現。生きる証。そして燃える炎。

・・・ただ、幸いにしてあの人は帰ってきた。死の淵から戻り、1/30には現地に観戦しに行くという。俺が賭けるとしたらそこしかない。再び熱くなれるのか、それとも冷淡にならざるを得ないのかを。悲しみに明け暮れるのか、希望に向けて歩み続けるのかを。全世界が望む奇跡を、より明確な形で、より明確な繰り返しの中で、われわれが見せれるかを。


あの頃は夢のようだったんだ・・・。

blog - 岡田ジャパン初戦・・・



あーあ。悪い予感があたってしまった。オシムが見せる予定だった2010年の日本の魔術は消えてしまった。綿密に計算され、着実に構築され、誰も対策を立てられないまま予選を突破し、決勝トーナメントで強豪と対決するという夢は消えてしまった。優れた指導者が導き出す優れた成果というものを目の当たりにする瞬間を、日本国民は逃してしまった。過ちは再び繰り返され、暗黒の時代が再び忍び寄るであろう。

人がいないわけではない。そして考えがないわけでもない。ただ、実績や歴史を過度に重んじる文化、細部にとらわれすぎて全体の方向性を見失いがちな国民性、そういうものが今まで幾たびも繰り返され、そしてこのサッカーという競技でも幾たびも繰り返され、そして繰り返され続けていくのだ。

新渡戸稲造の『武士道』のプロローグはこう始まる。ある外国人が新渡戸稲造に問う。「(宗教がないのであれば)日本人はどのように道徳を身につけるのですか?」。新渡戸稲造が答える。「それは武士道です」。しかしその素晴らしい「武士道」は人々の記憶の中、または限られた文献のみに記録されるにとどまり、長い間その道徳観が持続されることは難しいように思えた。


大胆な、例えばオシム監督の復帰のような改革をわたしは望む。

Saturday, January 26, 2008

Fukuoka - 福岡あと1週間


(※ロフト構造。ここでいくつもの懸垂運動が繰り広げられた)

2/1の福岡発、東京行の航空券を購入した。まもなくそのときは訪れる。

実は今日、住み慣れたレオパレスのマンスリーマンションを出なければならない。10/29から90日間契約だったので、あと6泊分足りなかったわけだ。延期もできないということで(次が決まってしまったらしい)、今日から1週間のホテル暮らしが始まることになる。全日空ホテルにした。

さて、わたしは今日、あらためてここ福岡で経験した5つの成功というものを宣言どおり書いていくことにしよう。総括すると、極めて生産的な時間を過ごしたばかりでなく、新しい人生の概念との出会い、新しい場所・料理との出会いがあった。さあ、時間は限られている。

・福岡化の成功と部分的な失敗
・プロジェクトへの理解とすさまじい経験
・英語能力の実践と科学的トレーニングによる漸進的な成長
・クライミング能力のロフト構造を生かした成長と部分的な挫折
・新しい人生の概念との出会いとその深耕


大体このようなところになると思う。さて個別に述べていく。

・福岡化の成功と部分的な失敗

「福岡化」(Fukuokanization)というのは福岡という土地にいかに素早く効果的に馴染めるか、何かを手に入れられるかということを意識的に意図したプロセスに他ならない。これは過去のブログでの書き込みでその成功(と部分的な失敗)が語られていると思う。長崎、熊本もよかった。


・プロジェクトへの理解とすさまじい経験

仕事の話になるが、今まで経験したことがタイプのプロジェクトを結果的に期間限定で経験できたことは、すさまじい効果を今後のわたしに及ぼしていくだろう。具体的に言うとわたしが今まで経験してきたタイプというのは「アプリケーションの開発・導入」というプロジェクトで、今回のは「インフラ及びアプリケーションのメンテナンス」プロジェクトだった。

規模がすさまじく大きく、日本を代表するようなプロジェクトの1つだった。100人を優に超えるメンテナンス要員。48CPUなどのサーバー群。膨大なトランザクション。高い保守品質(変更管理のプロセスがこれはど実践されていた組織をはじめてみた)。そして忘れてはならないのが顧客側の優れたリーダーの存在と、グローバルなメーカーのIT子会社の仕組みと働きについての理解。夜勤も何回かやったが、非常にいい経験だった。これは必ずわたしの今後に生かされることになる。


・英語能力の実践と科学的トレーニングによる漸進的な成長

福岡のプロジェクトではうちの会社はオフショアも含めて20人くらいの体制で(オフショアでは24時間体制だから常時20人いるわけではない)、オンサイトにインド人が4、5人、そして日本人が1人(わたし)という構成だった。その中で英語を使ってコミュニケーションをとらなければならなかったわけで、経験値という面ではかなり充実した3ヶ月だった。

また、英語は未だわたしの主要な学習領域であって、散々このブログでもその苦節が語られてきたわけだが、1日平均3時間以上の英語勉強時間がとられていただろう。主に暗唱、朗読、読書、新聞、単語チェック、英語思考、英語ブログ、英語ビデオというところだった。特に、紙とペンを使って気になった表現・単語をノートにため始めたときから、英語力が急速に上がっていったのを感じた。人間は紙とペンを使うべきだ。


・クライミング能力のロフト構造を生かした成長と部分的な挫折

このレオパレスのマンスリーマンションはロフト構造を持っていることは既に述べた。その場所自体は使われることはなかったが、いい縁をそれは持っており、極めて自由に懸垂トレーニングを行うことができたのだ。一日100回を超えたのは結局数えるほどだったが、基礎体力という点では大きな成長を遂げることができただろう。

ここ福岡ではジムに通いはしていたが、それはより高いレベルの難度をもつ課題に取り組むというより、東京に戻った後を見据えた準備運動のようなものだった。集中的な柔軟による体の柔らかさの確保というものを主眼に、いよいよより高いレベルに到達するための3ヶ月だったのだ。新しいシューズ、新しい左手が手に入った。いくつかの怪我もしたが、それは克服可能だった。


・新しい人生の概念との出会いとその深耕

いろいろ書いてきたが、「福岡」という点でもっとも重要なことはこのことだと思う。わたしは生まれ育った場所から遠く離れ、一から何かを築くつもりでここへやってきた。人との出会いを積極的に受け入れて、よく話し、よく考えたのだった。その過程で博多美人の危険な側面を味わうことにもなったし、しかし総じていえば、ここ福岡の人々は素晴らしい人々だった。

新しい概念というのは主に気持ちを整理することと、「待つ能力」、つまり精神修練の態度を身につけたことだった。それと共に「愛の概念」、つまり人類愛などの様々な種類の愛の発見と、その理論の構築と創造的破壊、そしてそれへの実践的態度の研究などがあった。わたしはスタバにこもることが多くなり、しばしば空を見つめては、過去と未来を行き来し、偉大なるものへの感覚に打ち震えたのだ。


挑戦は確かにいつの時代でも報われるのだ。

Friday, January 25, 2008

blog - 確信


(※梅ケ枝餅・再)

感覚からすべての行動が発生すると思っていた。それは全く正しかった。そのパラメータが100を超えると頭や計算式で考えることが非合理となり、それよりもすべてのパラメータを元にした感覚をトライアル&エラーで日々高めていくことが、勝利への唯一の道となる。

肉体的世界による目標達成も同様だろう。一日100回の懸垂と100分のストレッチが進むべき方向を明確にし、すべてのことを可能にするすべての根源である集中力というものを持って事に当たれば、不可能なことが可能になるばかりか、圧倒的克己心でもってあるべきものを手に入れるだろう。

英語も同様だ。集中力なきリスニングはそのインド人に対して失礼だし、その英語がヒンディー語に聞こえたりするから困ったものだ。数値的には、それは0から100の値をとるのだろうけど、常時100の集中力を持って集中的な力が必要な領域にあたっていくべきだ。


確信は常に足をすくわれるという欠点を併せ持っている。

Wednesday, January 23, 2008

2008 - Obama

アメリカがヒラリーを選べば、わたしはある選択をするだろう。


そんなことがあり得るのか?!

Tuesday, January 22, 2008

blog - ある感情とその行動について

ある感情とその行動についてまとめたいとはかねがね思っていた。しかしそれは論文形式というものから最近離れているわたしにはとっては難しいものであり、ましてや決められたフォーマットをもったブログというメディアではなかなか伝えられるものではなかった。

しかしそれは、このロフト構造を持つ部屋の中で最終的に語られなければならないだろう。なぜならわたしはその構造の中で最終的にその熟成を図ったのであり、その構造の中からコーヒーショップに出かけたのであり、その構造の中で、わたしは今のわたしの結論に達したからであった。

わたしの欠点が明瞭になったのだった。わたしが求めるものが明瞭になったのだった。わたしの未来と世界とのかかわりが、急速な勢いで接近し始めたのだった。わたしは必要以上に慎重にならなければならないと述べた。それは正しく、わたしはそのわたしの慎重さから何かを手に入れるだろう。


不可能は結局ない。

blog - 肉体的挑戦とその根拠



人生が心・技・体で構成されるということは既に述べた。今回は現在行っている肉体的な限界への挑戦と、その中間報告をしてみることにしよう。端的に言えば、わたしは18階にあるオフィスまで毎日2.5回の昇り降りと、一日ノルマ50回の懸垂運動を確実にこなしているわけだった。

しかしわたしは常に挑戦を続ける男だった。常に限界を広げようと願う男だった。すなわちわたしは明日から一日3.5回の18階までの2段飛ばしと、一日100回のロフト構造を利用した上下運動を行うだろう。達成は次の達成を呼び、限界は次の限界を呼び覚ますだろう。


極めて明瞭なロジックだ。

blog - 世界同時株安・再び



今までのものを完全に凌駕するような株安ですね。いわゆる暴落ですね。わたしも株は持っていますが、そして今までの例えばH株指数2万から1万5千ポイントまでの下落などは平然としてきましたが、今回ばかりは興奮を隠せません。

ここでその哲学に従って行動できるかが賢明な投資家とそれ以外の投資家の分かれ目ですね。現在の株式市場はファンダメンタルズ(基礎的な条件、情勢)というものを全く無視していて、ここ数年で見ても稀にみる割安市場と言えるでしょう。

1ヵ月後にこの行動、判断が評価されることになるでしょう。わたしは正しかったか、それとも誤っていたか。正しければその方針は継続されるし、誤っていればそれは微調整されるでしょう。問題は、昨日と今日という日がわたしの行動のトリガーになったわけで、それへの科学的姿勢が試されるでしょう。


ルビコン川は再度渡られたわけです。

Sunday, January 20, 2008

Fukuoka - 福岡あと2週間


(※太宰府前で謹賀新年)

18時間の休日出勤を終え帰宅したが、1時間のストレッチと一回平均15回程度の懸垂運動はわたしに再度のみなぎる力、明日への希望、不断の決意をよみがえらせるのであった。福岡あと2週間。このFukuokaシリーズもおそらくこれを含めてあと3回で終わることになるだろう。その中で3つの決定的な失敗、5つの大きな成功、8つの今後に生かされる教訓が語られるだろう。

まず、3つの決定的な失敗を記録しておくことにしようか。

・最初の一ヶ月、旅行気分の浮かれた気分により鍵をなくし、何かをなくした。
・旅行気分の浮かれた気分により髪を切ってもらうときに眉毛も切ってもらった。
・ま、どうでもいいことだが、本来であれば8枚の下着セットを持って来るべきだった。


あとは概ね大きな成功、大きな教訓、大きな成長を手に入れたのだった。ただ、これら3つは悔やんでも悔やみきれない性質を持っているように思うわけだった。特に眉毛にはさみを入れたことは、わたしの哲学に決定的に反することはいうまでもなく、いつまでも不自然さを鏡を通して感じることになるのだった。博多の見知らぬ場所の、浮かれた気分がもたらした、今年1番の失敗ということになるだろう。

Sunday, January 13, 2008

Fukuoka - 福岡あと3週間


(※博多名物、もつ鍋)

1/31までということが正式に決まり、わたしは福岡を去り、東京に戻ることになった。先週は強烈かつ新鮮だった新年の誓いを胸に、規律だった緊張感あふれる一週間を過ごすことができた。福岡名物もつ鍋を「やま中」という名店で食することもできた。

福岡を去ることはとても寂しいことのようにも感じられたけれど、正式決定した際、ガッツポーズが自然に出たことを考えるとそろそろ東京に戻る時期だったということも納得できた。新しいアサインが待っていた。ソフトウェアの世界に舞い戻ることができた。何よりそこにはわたしの家、わたしの世界があった。

ただ、あと3週間、わたしはこの類まれなる挑戦空間を決して無駄にしない。このプロジェクトの貴重な経験を最大限に吸収するだろう。このロフト構造の懸垂運動に対する貴重な機会を見逃さないだろう。この精神世界の、博多美人たちとの出会いと別れの余韻の、読書と英語と思索の日々を、わたしは深く愉しむだろう。


世界はあるべきところに収まるだろう。

Thursday, January 10, 2008

blog - オバマ敗れる in NH



1/8に行われたニューハンプシャーの予備選で、3ポイント差でヒラリー・クリントンに敗れました。ここで勝てば9割がたオバマ大統領の誕生だったが、予想外の敗北となった。ただ、アイオワそしてここでのそれぞれの勝利後、敗北後のスピーチを見ても、オバマの勝利は7割がた間違いないとみています。


涙をみせたヒラリーさんには悪いけど。

Saturday, January 05, 2008

blog - バラック・オバマについて



アイオワの偉大な勝利に今日は寝れそうにない。スピーチの中で彼も言っているように、この日は歴史的な一日、転換点になるだろう。良識の復興、新しい民主主義、理想の政党政治。アメリカは変わり始めるだろう。アメリカは世界に対して発信し続けるだろう。それは始まっていると。

わたしは偉大な人を偉大と感じられる能力に感謝しなければならない。オシムがいなくなった日本代表は輝きを失ってしまった。リーダー不在の日本の政局は混乱し続けている。アメリカ史上もっとも危機的な状況にあるアメリカにおいて、過去例を見なかったほどの偉大なリーダーが誕生することはまことに喜ばしいことだ。

なぜわたしは彼を好きなのだろう。既存の枠の外で物事を考えられること(共和党と民主党の枠を超えて一つの国として行動せよ)。一貫性を持っていること(イラク戦争の当初からの反対。冷静かつ信義に基づいた行動)。スピーチが信じられないくらいうまいこと(JFK、キング牧師を上回るだろう)。政策の全体としての統一(ゆるがないし、媚びない)。

わたしは二党政治というものを本質的に信じていない。過渡期としての存在意義は認めるが、理想の政治はそのような形態はとらない。子供じみたゲームのような、未成熟なパワーゲームの、今までの政党政治は今日という日を境に変わり始めるだろう。彼の出現によって。偉大なスピーチを行う偉大なリーダーによって。


2008年は興奮の年となりそうだ。

Friday, January 04, 2008

blog - クライミング10年の計



正月の日々は5年、10年ないしは15年の計を立てるには最適な日々だ。人間というのは心・技・体それぞれのエリアで成長を図っていくことが重要だ。今日はその中の「体」というものにフォーカスしてみたい。

クライミングとの出会いは2年ほど前になるが、このスポーツとの出会いがわたしに肉体における教養を著しく向上させる貴重な機会を提供してくれた。このスポーツとの出会いがなければわたしは固いままの体、調和の欠いた部分的なトレーニング、限界まで到達することのないジレンマを抱え続けていたことだろう。そして70、80歳という辺りで気持ちとは裏腹に絶望的な肉体的な限界を突きつけられただろう。

すべては変わった。すべては継続した地道な努力に飾られた栄光への道に繋がった。わたしはこれから2年間というもの毎日集中的なストレッチを行うだろう。完全な左右開脚、前後開脚を3年以内に達成するだろう。それとともに未踏のグレードを克服し、完全に上級者、克服者の仲間入りを果たすだろう。世界中の岩場、険しい崖、美しい渓谷がわたしを呼び寄せ、わたしは全世界と友達になるだろう。そして39歳と12ヶ月でわたしは肉体上の最上点に到達し、40歳からゴルフでも始めよかな。


まあいずれにしても、こういうことを知れたというのがでかい。

blog - 腰及び股関節の痛み



重大な事実を発見した。まず今のわたしの肉体上の悩みは以下の通りだが、これらを解決する上で非常に重要なものだ。

・腰の痛み(右)
・股関節の痛み(右)
・背筋全般の痛み


今まではこれらの痛みは体の柔軟性の欠如によってもたらされると思っていたが、それは間違っていないが、もう一つ重要な原因として歪みというものがあるということが白日の下にさらされた。今日スタバで読書しているときに、足を組むときに右足で組むほうが左足で組むより組みやすいという事実、そして左側の足から腰にかけての相対としての柔軟性の欠如、これを明確に認識した。

右側の腰そして股関節が痛いから、自然右側の足、腰、そして股関節にばかり注目してストレッチを行ってきたが、それは違っていて、むしろ左側の柔軟性を右側レベルまで確保しなければならなかった。痛みは硬さと、そして歪みからもたらされる。重大な事実、見逃されてきた欠陥、新たなる光。そしてインターネットで知見を深める。股関節の様々な可動性。柔軟の方向性。新しいストレッチメニュー。


完全開脚の日は近い。

blog - 2008年 バラック・オバマ



ついさっき、バラックからメールが届き、アイオワ州での勝利を伝えてきた。(そう、数週間前にわたしは彼に$25寄付しているのだ)。2008年はオバマの年になりそうだ。

そしてわたしの2008年もバラック・オバマとともに進む部分が多くなっていくだろう。彼の演説を完全に理解する英語力を身につけるだろう。彼の著作を数冊完全に読みこなすだろう(既に1冊目を読み始めた)。この偉大な政治家を一目見ようと、アメリカへ旅立つだろう。


面白くなりそうだ。


(※勝利後のスピーチ。彼は魔術師か?)

Thursday, January 03, 2008

blog - 2008年 予想



今度は2008年の予想を書いてみよう。何かのヒントになるかもしれないし、未来を予想する力を鍛えることにもなる。一年後に結果を採点する。以下のトピックで予想をしよう。

・アメリカ大統領選
・日本の政治
・世界経済
・為替
・スポーツ
・天候とフルーツ
・科学的発展
・IT
・ファッション
・ブーム
・芸能界


このくらいか。では個別にみていこう。

・アメリカ大統領選

最も注目しているイベントがこれ。アメリカ大統領選挙。おそらく民主党が勝つことになると思うが(もちろん8年間のブッシュ政権への反発から)、その民主党の候補となるのが誰になるか。これが最も注目すべきポイントとなるだろう。

ヒラリーか。オバマか。はたまたジョン・エドワーズか。全米規模でみるとまだまだヒラリー優位だけど、1月上旬の選挙でオバマが勝つようなことがあると雰囲気がガラッと変わってくるだろう。人々はオバマという人物をよりよく知るようになり、まさに奇跡が起きるかもしれない。

今オバマの著作を読んでいるんだけど、彼の最も特筆すべき特徴は、型にはまらない優れたリーダーであるということ。例えば彼は共和党、民主党という二項対立からの脱却を叫び、政治のレベルを一つ上げようとしている。これは他の候補が誰もやっていないことだ。

彼の信念が達成されたら、理想的な、今後100年を規定するような民主主義政治が行われるだろう。20世紀、人類は一つになり始めた。そして21世紀、人類はさらに次を目指すだろう。本質が強調され、旧時代の遺物、意味のない連帯、子供じみたゲーム感覚などが駆逐されるだろう。人類に進歩を促すだろう。


・日本の政治

対して日本の政治に対しては暗い予想しか抱いていない。小泉政権は確かに素晴らしい政権だったはずだが、ほとんどの人がこれをこう認識していない。劇場型政権、格差拡大などなど。違うんだ。彼は小さな政府、競争力ある社会、政治的リーダーシップを求めて活動してきただけであって、避けることができない副作用や特異性だけに着目すべきではないのだ。

その結果が民主党の躍進であり、政治的停滞の時期の到来であり、おそらく今年中になるであろう民主党の政権獲得という日本政治史上まれに見る愚の展開に繋がっていく。非効率、目的のあいまい性、平等に見える不平等など、日本社会及び経済はしばらく停滞を続けるだろう。しかたない。


・世界経済

アメリカ経済は冷え込み続けるでしょう。それはサブプライムはもとより、イラク戦争というのが大きい。毎月1兆円の出費(2008年度イラク戦争関連予算額は約17兆円)、3.5兆円戦争ともいわれるその負担が、じわりじわりとアメリカ経済にのしかかってくる。これは現在の日本の負債額のように構造的大問題となっていくだろう。

ということでアメリカ経済は少なくとも2008年後半まで低迷を続けるでしょう。対して他国については、日本はまだまだ堅実な成長を続け(といっても低成長には変わりないのだが)、中国は躍進、インド・ベトナムなども変わらず進展を続けるだろう。1997年のアジア通貨危機を引き起こしたような為替による問題が起きないとは限らないが、世界は同じ過ちを犯し続けることはないだろう。


・為替

為替ほど読めないものはない。ただ、為替ほど事実に基づいて推移するものもない。だからやってやれないことはないし、わたしはこれを今年やろうと思っている。別にFXとかをやるわけではない。世界分散投資を行うには為替の知識、能力が不可欠なのだ。ということで以下に主要貨幣について予想してみよう(2008年12月末日)。

  ドル ・・・ 105円
  ユーロ ・・・ 170円


・スポーツ

うーん、あまり興味ないな。。


・天候とフルーツ

天候は読めないな。フルーツはおいしければいいな。


・科学的発展

ますます安く、ますます小さく、ますますデジタル化が進むだろうね。代替エネルギーの確立までは同じような流れが続いていく。


・IT

巨大化と細分化が同時進行するだろうね。インドのSIerは伸び続けるだろうね。まだまだ産業としては伸びるだろうね。


・ファッション

オレンジ。


・ブーム

ゲームはWiiとDSだから、Appleがもしかして逆転とか?


・芸能界

正直興味はないが、お笑いには何らかの変化が必要だろう。


ではよいお年を。

Wednesday, January 02, 2008

blog - 2008年 抱負



年初めにはやはり抱負を語るのがいいだろう。ということで、以下につれづれにまとめていきたい。まず、エリア分けをしてみよう。

・英語
・ビジネス
・投資
・クライミング
・友人
・家族
・健康
・哲学
・世界
・精神世界


このくらいが思いついた。それではこれらの分野について感想を述べていこう。

・英語

まず、英語。英語についてはTOEICを卒業し、何かこれという目標があるわけではない。しかし、この分野こそ今年中にさらに力を入れる分野なのだやっぱり。具体的にどうするかというと、ボキャブラリを深め、より高度な会話、より高度な文章をかけるようにしていく。というか全然具体的ではないのに気づいたが、ま、近々またまとめることにしよう。


・ビジネス

そしてこの分野が今年最も力を入れていく分野となるだろう。今日ある本をちらっと見たんだけど、その本はビジョンの重要性を説いていた。15年先まで考えなさいと。まあ5年であれ15年であれ期間と深さはケースバイケースだとは思うのだけど、なんとなく気になって、だからいつもの5年ではなくて10年ちょっと線を引いてみた。次のことが判明した。

わたしは2010年に35歳になる。そして2015年に40歳になる。これはまったく当たり前でどうでもいいようなことだったが、今日その場所でそのグラフを眺めていると、時間はやはり非常に限られているということがまざまざと認識できたのだった。30で立ち、40で惑わないためには。わたしはやりきる必要があった。30代前半のあと2年を、かなりの覚悟で進まなければならなかった。

詳細は別途まとめることにするが、わたしは今までのスキル・経験を深める形で、明確な目標点を達成し、アクションを矢継ぎ早に出していなければならない。一日一日を無駄にせず、頭をシャープに、心を冷静に、あの人に会うために、夢を実現するために。


・投資

中国株バブルのことは以前書いた。ただそれはその後に弾けており(2万ポイントから1万5千ポイントへ)、三分の一程度は売ったのだが、かなりの利益を失ってしまった(しかしわたしはこれを計画通りと強気に断言しよう)。この分野はどうでもいいようにみえて、しかしいろいろ分析してみると、わたしにとって非常に重要な分野だと気づく。

なぜならこのファイナンス上の蓄積と成功があったからこそわたしはアグレッシブに挑戦できるのであって、またこの分野は倹約と質素というわたしの信条のうちの重要な部分をあらわす分野であって、すべての基盤となりうる分野かもしれないからだ。だからお金なんて重要じゃないといいつつ、この基礎は重視しなければならない。1億への道は続けなければならない。

そしてわたしは気づいた。この分野に養分を与えていないことを。株式投資を始める前、わたしは15冊の本を読んだ。その後も経営学の学習によってわたしのファイナンス力は右肩上がりだった。しかしその小さな成功の後、わたしは勉強することをやめてしまった。もちろん個別の証券について分析は行っていたが、そろそろ何か養分を与えるべきだった。今年1、2月で10冊の本を読むことを決めた。国際マクロ、為替、商品、新興市場などがその対象となるだろう。


・クライミング

もう待つことはできない。今年は山に繰り出すだろう。月1回以上のペースで行きたい。仲間を見つけ、ロープを購入し、いよいよヨセミテ奪取への布石を打たなければならない。そしてそれとともにボルダリングのグレードは2級+となり、体の柔軟性は増し、腰と足の痛みは引いていくだろう。毎日湯船につかり、柔軟をし、ぶら下がり力を増すトレーニングを積んでいけば、不可能ではない。


・友人

友人と書いたが、人生は一期一会であり、今までよくしてもらっている先輩、仲間、そして後輩たちと交流を継続させていきたい。そして人生の度合いが増していくとともに、それを深めていきたい。新しい出会いを大切にし、真実の交流をなしていきたい。英語のコーチングも続けていきたいし、クライミングを介した新しい出会いもあるだろう。人生は一人では生きられない。


・家族

家族と書いたが、まあこれは両親や弟などももちろん含まれるが、そろそろ「わたしの家族」という概念に焦点がうつっていくだろう。わたしはこれについて必要以上に注意深くまとめる必要があると感じてはいるが、ま、そんなの焦ってもしょうがないし、そして待つことができる今、何を焦る必要があるのか。ただ、わたしは今も学んでいるのだ。愛というものについて。


・健康

ここからはあまり重要ではなくなってくるが、わたしは再度この健康というものにフォーカスしなければならないだろう。博多では博多ラーメンや諸々の鍋を食べ過ぎることになるだろう。九州をめぐるうちに馬刺しや黒豚を食いまくることになるだろう(なぜ未来形かわからないが本来は過去形)。わたしは襟を正さなければならない。わたしは真実を知っているのだから。


・哲学

哲学とひとくくりにしてしまったが、わたしは上記に挙げた集中分野の他に、人生をより豊かにするためにいろいろなものに挑戦していくだろう。わたしの学習心にもゆる心がそれを求めているのだ。哲学、心理学、倫理学など、日本語または英語で様々な本を読んでいくだろう。そして講演などを聴きに行くこともあるかもしれない。そしていずれわたしは帰るだろう。文学へ。


・世界

世界とのかかわりについて。2月にベトナムに行きたいと思っている。これは投資旅行という形態をとるだろう。2百万から5百万くらいを手に、現地でしか購入できない株式を買ってしまうだろう。そこでは英語力が試されるだろう。民族把握力が発揮されるだろう。そしてこの旅が成功したら、次はロシア、ブラジルと展開されていくだろう。

そしてわたしは忘れてはならない。インドとのかかわりを。わたしはおそらく研修出張でインドに行くことになるだろう。わたしはインドのことを書籍等で勉強しており、その準備はほぼ完全だといわざるを得ない。また、アメリカとの接近が再びはかられるだろう。シリコンバレーに企業見学をしにいくかもしれないし、または何かを学びに行くだろう。オバマの存在も無視することはできない。


・精神世界

精神世界と言ったのは主に思想上の目標の達成のことだ。いや、ま、あえて言ったのだけれどこの分野で目標の達成というものはないのかもしれない。人格的に優れること、物事を正しく捉えられること、粋もあまいも知ること。侘びと寂び。仏教とキリスト教。孔子と老子。人生観。強く、そして弱く。こだわり、そしてこだわらず。求め、そして待ち。わたしはわたしでありたい。わたしは世界を知りたい。


最後になりましたがA happy new year! 今年もよろしくお願いします。

blog - 2007年を振り返って



2008年の抱負を語る前に、2007年を振り返るのもいいだろう。まとめれば傾向がわかるし、それは2008年以降の重要な基礎となる。2007年はわたしの人生の中でも最大級の変化、上昇、混乱があった年だった。それを今からまとめよう。

まず、転職とそれに付随する諸々の出来事を最大としなければならないだろう。4月に10年勤めた会社をやめ、インドのグローバル企業に転職したのだ。その中でいろいろな葛藤があり、人生に対する覚悟が固まったことをわたしは見逃すことはできない。すべてはこの年から始まった。

英語学習に一区切りついたことも重要な出来事だっただろう。外資系企業に転職して仕事で英語を使うとともに、TOEICテストで950点をとることができた。約3年かかったが、一応は満足できる結果と言っていいかもしれない(ただし、また述べることになるが、これは決定的に遅い)。

以上この2つがやはり大きな出来事だったと言えるだろう。あとは11月に福岡に長期出張に来たり、クライミングで2級どまりだったり、いろいろな人たちとのいろいろな遊びがあった。また精神世界においても言語学の勉強から端を発した新しい観念の芽生えと、人生観の醸成という側面があった。

以下、10大ニュースっぽくまとめておこう。

1位 転職
2位 TOEIC950
3位 福岡へ長期出張(九州めぐり、鍋めぐり)
4位 中国株バブル及び崩壊
5位 インドの虎作戦発動
6位 クライミング2級落とす。でもそこまで。
7位 インド人にきれ、Fワード連発(これは強く反省済み)
8位 待つ能力への目覚め
9位 髪とひげを伸ばし、オーランドブルーム
10位 Javaを本格的に勉強し始め資格ゲット

他:
・英会話学校に入学するがすぐにつぶれる
・ふられる
・中州で


さあ、新しい年は明けた!