Friday, July 21, 2006

blog - お世話になった先輩との会食

昨日、会社を辞められた昔お世話になった先輩と会食をもった。技術的に優れた人で、5年目で会社を辞め、今は世界に冠するトップ企業でバリバリ仕事をこなしている。1年に1~2回お会いしていただいており、今回、その方からインスパイアを受ける必要があった。そう感じていた。

10年という時間のもつ価値は大きい。人は生まれてからの10年で人間となり、その次の10年で社会人(Social human)になる。10年でその道は極められ、職人になり、力強い貢献を社会に対して示せるようになる。わたしは社会人10年目という節目のこの年に、不惑の40代を迎えるにあたっての最大の悩みをみせようと考えていた。そう、いわば戦略的な苦悩を志向していた。

いろいろな人、特に優れた成果を残している人とのコミュニケーションは、人に大きな影響を与える。自分のあるべき姿が明確になり、目標を新たにし、次の一歩を強い確信で踏み出せるようになる。わたしは悩んでいたし、この状況を何らかの形で変える必要があった。変化には、外形に変化がみられる変化と、外形に変化はみられないが内面に何らかの変化を起こす変化がある。そのいずれかを選択する必要があった。

30代をどういう10年間にするか。わたしの何らかの薬を必要とする悩みは、これに尽きた。自分史上最大の悩みの1つを解決する時期が、目の前に来ていた。最善の解決策を取れるよう、最善の解決策を取ったということが何の迷いもなく言えるよう、わたしは種々のことを考え、行動で示さなければならなかった。大きな波が、目の前に迫っていた。


今までお世話になった方々、そして両親にわたしは感謝する。

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