Friday, July 28, 2006

blog - 再び、アイデンティティ

人生は旅だ。振り返ればいくつかの山を越え、いくつかの谷を下った。絶壁もあったし、ゆるやかな高原を歩いたこともあった。

感傷に浸るのは早い。まだ人生の3分の1も生きていない。これからもより険しい絶壁、より緑豊かな高原が目の前に現れるのだろう。

罪があり、贖罪があった。無為と、有為があった。希望と、絶望があった。──すべてがよく、すべてが貴重なる前提を形成している。会えてよかったし、会えればよかった。

感傷は危険だし、詩はもっと危険だ。ローマ人のように、明治維新の偉人たちのように、目の前の課題に対して現実的に対処していかなければならない。アイデンティティはアイデンティティに過ぎないのだから。


以上

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