(※軍鶏なべの絵)
今日はニコール先生のレッスンの最終回だった。われわれはこれに備え、いろいろな準備をしてきた。「玉ひで」という有名な親子丼(というより鶏料理)の店を予約し、N氏は寿司のレプリカ(見せの前に飾るようなやつ)を贈り物として準備した。
5時に市ヶ谷に行ってみると、ニコール先生はどうやら二日酔いで、随分気分が悪そうであった。わたしが今まで入った中で一番日本っぽい、そして格式高い玉ひでの中にはってもそれは変わらず、何やらこちらの方が申し訳ないような気分になった。
でも徐々に、彼女も鶏料理を口にし始め、最後の親子丼に至っては8割くらい食べてくれた。世界一の親子丼だと力説した甲斐があったのか。。それはそうと、5時から8時半まで、われわれはニコール先生との最後のレッスンを文法上の質疑応答を交えながら、いろいろと楽しんだ。彼女は最後にわたしが差し出した授業料を受け取らなかった。われわれは楽しい時間を過ごした。
(※玉ひでにて。みんなでの集合写真)
なんといっても、この一連のレッスンの成功は彼女がとてもインテリジェンスであったことに尽きる。学生とはとても思えぬ幅広い知識と(靖国問題ではドキッとさせられたものだ)、筋が通った明快な論理でわれわれ学習者をより高みへと導いてくれた。
実はわたしは英会話学校(イーオン)に過去通ったことがある。しかし、彼女との英会話レッスンはそれの費用対効果は言うに及ばず、われわれの絶対的な英語力を極めて強く高めてくれた。わたしが英語をまったくしゃべれなかったのは既に述べた。しかし例えば今日、わたしはある意味ペラペラだった。素晴らしい経験だった。
彼女はアメリカに帰るけれど、質問があればメールするようにと言ってくれたし、インテリジェンスな関係をこれからも続けていきたい。玉ひでは料理で6,800円、一人あたり1万円くらいはした。そんなことは問題ではない。彼女が日本料理の素晴らしさと日本の特徴をより知ってもらえらばそんなものは実に安いものだ。
Thank you very much.
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