以前も書いたように、北京では車がだいぶ多く、「自転車が多い中国」のイメージが覆された。走っている車もそんなにおかしい車はなく、日本の-10年とか、そんなレベルだろうか。北京においてはすでに始まっていた。レボリューショナルな成長が。
ただし、この国を知らない人にはいくつか注意しなければならない点があった。
・歩行者には信号を守るという概念がない。
・(車両は右側通行だが)右折車に要注意。信号は関係ないみたい
・歩行者優先という概念がない。平気でクラクションを鳴らされる。
・朝方は渋滞を見せる。ただ、日本よりはひどくないだろう。
特に、右折車(日本でいうと左折車ね)には最大の注意を払わなければならない。俺も2、3回引かれそうになった。つまり、対面の車両用信号が「赤」なのに、右折者は交差点に侵入してOKなのだ?Do you believe that? だから、歩行者は歩行者信号が「青」だからといって、完全に安心して渡れないというわけだ。右折車両を通さなければならないから。
また、対面の信号が青のときのその側面の横断歩道を渡る歩行者も注意しなければならない。日本では歩行者優先が徹底されているから、左折車が歩行者を無視する勢いで突入してくるなどという場面はなかなかないが、中国ではそれが当然のように行われる。これも少し怖かった。この「右折車両問題」はこのまま北京オリンピックを迎えた場合、かなりの死傷者が出ることが予想されます。(いやマジで)
あと、歩行者の信号に対する考え方は、ニューヨークやロンドンをはるかに越えていたね。信号を無視するにとどまらず、車と車の間を縫って歩くというか、複数車線の大きな交差点を、映画のように、一台一台かわしながら信号無視するのだ彼らは。これはこれで面白かった。(繰り返すが、わたしは信号無視と文明度を結びつけるつもりは全くない。それは民族気質を少々表現する)。
まとめとしては、車が多いことにびっくりしたなあー。流れがとまらないのだ。
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