Sunday, December 10, 2006

China - 北京総決算③「北京、その経済状態」


(※ある市街地の風景)

わたしは投資家だった。大きな声ではいえないが、かなりの額を既に稼いでいた。15勝1敗だった。(しかもその1敗も-5万円ほどだった。気の迷いだった)。そして3年前くらいから中国株にも手を広げており、今回の旅の目的の大きな1つに、経済状態の視察というものがあった。

あらゆる書籍、ニュースから、中国経済は磐石であるという旨のことを聞いていた。果たしてそれが本当か、わたしは自分の目で確かめる必要があった。そして酒をやめてから特に貯まりだした貯金をどこに投資するかという選択を助けるために、わたしは中国を見る必要があった。

ある程度悲惨な状態を想定していたんだけど、びっくりしたよ。中国は、まあまあ、発展している。まあまあというのは、今の東京の10年から20年遅れ、日本の地方都市くらいにはなっているレベルだった。車はあふれ、広大な土地があり、どこまでも続く建物の波、人の営み、バスの運行。

そして何より、若者たちの将来性。本屋のレジには行列ができ、社会主義国家らしく堅い本ばかりが本棚に並んでいた。そして英語学習のコーナーは1階まるごと占めていた。街の若い店員たち、そしてホテルの従業員たちは英語をかなり話し、そして向学心を高く持っているようであった。

彼らはキャッチしようとしているのだ。成功を、富を、名誉を、勝利を。そして彼らは惑わされない。くだらない情報に溺れることがない。夜の街は封鎖され、おかしなタブロイド紙は葬られ、健全さが市民権を得ているようだ。彼らは強く、まっすぐ育つだろう。そして大陸で育ち、大陸的に判断するだろう。


つまりわたしはポジティブで、強くBUYだ。

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