Sunday, August 20, 2006

blog - 片手懸垂と逆立ち

片手懸垂がわたしの最も達成すべき肉体上の課題であることは既に述べた。今の進捗は70%くらいかな。このペースでトレーニングを続けていけば、10月くらいには記念すべき初めての片手懸垂がわたしの右手から生み出されるだろう。超回復の原理を利用しながら漸進的に体力を向上していくのだ。

そしてそれとともにわたしが今挑戦していることは、「逆立ち」だ。井の頭公園にジョギングに行くとき、芝生の上でひたすらこの逆立ちを試みている。最初はまったくできなかった。それは当然だ。今まで逆立ちをしようなんて思ったことなんてなかったんだもの。当たり前といえば当たり前だが、そこに真理がある。

たぶん変わった人のように周りからは思われているだろう。サッカーボールをリフティングする少年たちに混ざって、わたしは何度も転びながら逆立ちを試みる。確かにおかしな光景だろう。でも、いいと思ったのだ。逆立ちをやると思ったのだ。それは成し遂げられ、そしてその成し遂げられる過程を楽しみたいと思ったのだ。

きっかけは、クライミングジムの先生が準備運動の中で逆立ちをしているのを見たこと。クライミングを経験する過程で、わたしは肉体が本来持っている可能性というものに対して認識を新たにした。人間は、肉体上も、たとえわたしであっても、何事も可能なのだ。人間が成し遂げうると想像するあらゆることが可能なのだ。


だから逆立ちを練習している。もうすぐで5分くらいできそう。

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