Wednesday, April 29, 2009

blog - 青春について

2月7日に5,500円払って何らかのパーティーに出席し、サクラとそれ以外のものに対する認識力を高め、合同的なものに対して勤勉な労働者のように種まきを行い、例の4月のその日にはわたしの数年間をぶつけたのだった。

わたしは間違えていたのだった。物事には順序や自然な帰結というものがあり、Aの後にCが来るのではなくて、やはりAの後にはBが来るのだ。つまりそれを求めること自体おかしなことだったのだ。わたしは気づかされた。

日々を活動的に暮らし過ごせば、それ自体が青春となる。日々を好奇心を持ち、新しいことに挑戦し、人との出会いを大切にし、人格を高め、道義に則れば物事は自然に、スムーズに、あるべきように進むのだ。


わたしはすべての宣言を撤回する。

blog - 5月は何の月?

5月はどのような月になるだろう?

・5月は仕事を覚える月になるだろう
・5月はテレビの月になるだろう
・5月は柵プロジェクトを完遂する月になるだろう
・5月は婚活と決別する月になるだろう
・5月は6月と7月の下準備の月になるだろう


5月の詳細を見ていこう。

■5月は仕事を覚える月になるだろう
3日目を終えている。受発注、出荷業務、階段掃除、コミュニケーション、ファッション知識、附属知識、取引先知識、大局観、西郷隆盛、仕立てマンガなどについて覚えていく月になるだろう。

■5月はテレビの月になるだろう
三鷹での8年間はテレビがない8年間だった。テレビはあったがアンテナにつなげなかったのだ。低俗な文化を拒絶した。時間の純粋で原始的な使用法にこだわった。それはそれで効果があったが、変化の波はテレビにも来た。わたしはほとんどのテレビドラマを見ることになるだろう。

■5月は柵プロジェクトを完遂する月になるだろう
家族への貢献意識が発揮されるだろう。それとともに土と共に生き、生活を心地よい労働で満たすだろう。日々を活動的に暮らし過ごすだろう。額に汗をかき、笑みで太陽を眺めるだろう。

■5月は婚活と決別する月になるだろう
わたしは物事を単純な言葉で形容することを非常に嫌うが(つまり物事の複雑性を言葉で表すことは常に危険なのだ)、わたしがその活動に従事していたことは将来の研究を待たずして明らかなことだった。そしてわたしは悟り、それを終えるだろう。それは明らかに不自然な活動だった。

■5月は6月と7月の下準備の月になるだろう
5月の後に6月と7月が来ることは明らかで、将来に備えるわたしとしては6月と7月に備えなければならなかった。6月はおそらくITとゴルフの月となり、7月は何らかの活動的なものとFirst 100 daysの終わりに向けて成果を出し始める月となるだろう。


5月は何の月かを常に問いなさい。

Friday, April 24, 2009

blog - First 100 Days

最初の100日をどう過ごすか。それをこれからまとめたい。

・誠実に、力強く
・守破離の守
・附属、ファッション
・コミュニケーション
・朝1時間前出社
・情報の整理
・IT計画
・プロセス改善


詳細は後日語られる。

Sunday, April 19, 2009

blog - 決断⑤ 「今後」

人格を高め、事業を発展させる。責任を担い、誠実に生きる。早起きし、夜は笑う。悪習を改め、光の下仕事をする。考え、従う。こつこつと石を積み上げ、ダムを建てる。細部に着目し、森を見る。先人に学び、先輩に学ぶ。家族を愛し、女性も愛する。クライミングで体を鍛え、ゴルフを始める。歴史を学び、創造的に考える。ITを活用し、販路の拡大を模索する。松下幸之助に学び、オバマに政治をみる。

教えを守り、礼儀をもって提案する。顧客を重視し、リーダーシップを発揮する。素晴らしさを追い求め、感動を共有する。家の柵を修復し、プライベートウォール計画を発動させる。父に従い、母を助ける。弟たちに教え、協働する。PC環境を整え、iPhoneの購入を引き続き検討する。節制し、ときに大胆に使う。友人と連絡を保ち、年賀状をきちんと書く。活動を続け、青春を手に入れる。音楽を楽しみ、芸術に親しむ。

語学を学び、政治を学ぶ。最初の三ヶ月をまとめ、成果に集中する。友に相談し、友を助ける。ブログをたまに書き、考えを成熟させる。引越しの準備をそろそろ始め、雨の中引越しをする。流行をウォッチし、美術館に足を運び感性を向上させる。デートし、映画をみる。ロッキーに行き、錦糸町に通う。前のジムのオーナーと会い、情報を交換する。夢を継続させ、夢に生きる。今日を感謝し、明日を思う。力強く生き、わたしは興奮を隠さない。


さあ、いこう。

blog - 決断④ 「誓い」

まずわたしを受け入れてくれた父、弟、そして家族に感謝しなければならない。そして祖父と祖母を思い、先祖の霊に誓わなければならない。いざやらんと。いざ旅立たんと。そして、いざ照覧あれと。わたしの穏やかながらも決意に満ちた眼差しを。わたしの穏やかながらも鍛え上げた肉体を。わたしの穏やかながらも燃えんばかりの情熱を。

わたしは今ここに立っており、今まで積み重ねてきた努力、経験、そして熱情は今ここに発揮されるのであり、今まさに今を生きているであり、決意と、信義と、信念と、責任と、貢献と、感謝と、謙遜と、忠誠と、誠実と、忍耐と、友愛と、朗らかさとユーモアを今まさにここにみせるのである。長かった青春の旅は今ここに終わり、わたしは落ち着きと、確からしさと、物事への理解と、歴史の尊重と、伝統への恭順をみせるのである。

わたしはまた転ぶかもしれないが、必ず立ち上がるだろう。より強く、より改善されるだろう。わたしはたゆまない。わたしは真剣に仕事をする。わたしは朝早く起き、日中を活動的に過ごす。お酒は自然控えめになる。真実の生き方を常に見失わない。毎日誓い、日々があることを感謝する。人参ジュースを落ち着いたら再開する。家を直し、街のごみを拾い、学び、そして人生を楽しむ。


わたしは誓う。

blog - 決断③ 「求めたもの」

決断というものは通常数え切れない判断要因において決して数値化できない重み付けでもって複雑なプロセスを経てある任意ないしは必然のタイミングで下されるものだが、よってその決断を言葉で説明しようとすると膨大な文章が必要になるのだが、後世の人のためにも一つここで何を求めたのかというものをまとめてみようと思う。

家がビジネスをしているというのはもちろん幼いときから知っていたし、無意識にせよ、継ぐか継がないかといった話が将来出ることは以前から意識していた。大学進学時に経済学部を選択したのはビジネスの基本である経済を知るためであったし、自己啓発を絶やさなかったのはより重い責務を果たすためであったし、経営戦略やマーケティングの勉強があんなにも楽しかったのはこのようなバックグラウンドがあったためだっただろう。

ITの世界は非常にダイナミックで刺激的で、わたしはその業界での起業を目指していたが、そしてグローバルへの夢はわたしを外資系企業へと駆り立て、オバマの存在はわたしを海外留学または政治の世界へと誘ったが、人生というものは時間が限られており、わたしは運命や存在意義というものを強く考えなければならない年齢に達していた。

このブログでも度々述べたが、死の恐怖と自分の弱さを去年知った。何回も読んでいる『聖の青春』という本を読んだときに感じた死に対する新しい感覚。死ぬときの恐怖がまざまざと認識できた。今床に臥し、死を目の前に迎えたらわたしは死というものを恐怖の眼差しで見るだろう。あまりにも一人で生き過ぎていた。あまりにも真実の生き方から遠かった。

自分がちっぽけな存在で、弱い人間であるということを知った。後悔とは無縁の男だと思っていた。常に強い信念を持ち、困難を切り抜け、挑戦こそが我が生きがいと思っていた。しかし過去の取り返しのつかない過ちや決定がわたしを散々悩ませ続けた。わたしはそれを弱さから出る亡霊と断じ、必死で努力し、振り払おうとした。わたしは普通の、弱い男だった。

しかし死の恐怖と弱い自分というのはわたしが真実を見つめ始めたサインだった。人は一人では生きられないこと。人とのつながり、家族とのつながりの中で人は生きること。普通に生きるということの価値。過去と現在と未来の関係。運命とともに生きるという感覚。責任を果たすという意味。日本人であるということ。旅と旅を終えたときに戻る場所。

決断というものは言葉で説明することは困難で、決断の正しさを証明することも困難であることが多い。しかし人はその人生経験の中でこれは間違いないという感覚がどういうものなのかを知りうることができるし、そのこれは間違いないという決断を下し、行動を起こした後の正しい場所にいるという清々しい気分を知ることができる。


それこそ求めているものだと。

Friday, April 17, 2009

blog - 決断② 「経緯」

3月25日(水)、父にメールを出し、会って話したいことがある旨を伝える。わたしの心は完全に決まっていた。

3月27日(金)、秋葉原駅近くの居酒屋にて父と会い、冒頭にて単刀直入にわたしの思いと願いを伝え、頭を下げる。

3月29日(日)、実家へと出向き、まず弟と3時間話し、その後家族全員で食事を取る。

3月30日(月)、現職の外資系IT企業の上司に辞意を伝え、退職プロセスについて話し合う。4月15日が退職日と決まる。

4月1日(水)、担当していたプリセールス案件から想定以上に早く開放され、この日より有休を消化し始める。

4月3日(金)、父のはからいにより会社の幹部の方たちと会食する。

4月5日(日)、もう1つの重要なことについてアクションを起こし、結果はともあれ、わたしは前へ進む。

4月7日(火)、前職の同期たちと会食し、旧交を温めるとともに、わたしの思いを伝え、今後の活躍を誓う。なお、この期間はいろいろな人に会おうと決めた。旧友、同僚、親戚たちとほぼ毎日会い、報告し、末永いお付き合いをお願いした。活力が肚の底から無限に湧きだっていた。

4月15日(水)、外資系IT企業を退職した。なお、この期間、わたしのこの数年の習性であった集中的な学習というものを一切やめ、頭を空白の状態にし、いろいろなことを想い、そして考えた。思考があらゆるものに及び、わたしは遂に自由を手にした鷹が優雅に大空を飛び回るように、その時を楽しんだ。明確にわたしは立っていた。わたしが立つべきところに。


そして来る4月25日(土)、わたしの新天地での初出社日となり、わたしは誓いと真剣な覚悟でもって事にあっていくだろう。

blog - 決断① 「背景」

社会人になって12年が経過しようとしていた。茫洋とした夢に向かってわたしは進んできた。IT、ビジネス、コミュニケーションを軸にして自己啓発を絶やさず、目標を達成するために黙々と歩んできた。失敗もいくつかあったが、概ねその企みは良好に進み、わたしは次のステージに向けて敢然と歩き出すはずだった。

昨年福岡から戻り、激動の一年だった外資系IT企業での一年目を終えると、わたしの頭の中に様々な観念が浮かび上がり、わたしを思索へと駆り立てた。業務が落ち着いてくるに従い、それは顕著になった。まず、将来について思った。MPAやMBAへの挑戦だ。そして、死や人生について新しい感覚を感じた。恐怖や後悔だ。

それでもわたしは走り続け、MBA挑戦において一応の満足すべき結果を残し、次へ備えた。まもなく2年を数えるその外資系IT企業から離れる意義と必要性を感じてた。年収はついに念願の副産物的ゴールへ近づき、わたしは新しいグローバルな環境に備えた。新しい自分を想像し、人生の新しい夜明けを思い、弱気と弱さを振り払い、次へ進もうとした。

真実の生き方を見つけ出すのが重要だった。家族と距離を置くことはそれは真実の生き方ではない。友情に冷淡なのはそれは真実の生き方ではない。愛情に愛を見つけないのはそれは真実の生き方ではない。夢というのは未来への志向であるとともに、過去に根ざし、現在と密接に関係する。わたしが本当にやりたいことを考えた。わたしが本当にやりたかったことを考えた。


そしてわたしは見つけた。チルチルとミチルが旅の最後に見つけたように。

Saturday, April 11, 2009

blog - 決断について

今年3月に下したその「決断」というものをわたしはまとめなければならない。その背景、経緯、求めたもの、誓い、そして今後の具体的なプランについて。


それはこの「休み」中に5回のシリーズでもってまとめられる。

blog - haruy02 世界を行く(ミラノ、パリ編)

このブログはおよそ3年前にニューヨークに旅した結果を記録として残すために始めたブログであることはそのタイトルからも明らかだ。世界への旅はわたしの世界に対する認識を大きく広げ、未来を見通す力、現状を正しく理解する力を向上させてきた。ニューヨークからの旅の履歴をまとめ、「次」に関して方向性を打ち出しておきたい。

・2006/3 ニューヨーク
・2006/4 ロンドン
・2006/11 北京
・2008/8 インド(バンガロール)


この他に福岡への3ヶ月の旅があったことをわたしは忘れてはならない。そして「次」は、、、

・ミラノ、パリ
・中東(イスラム世界)
・南米(ブラジル)
・ロシア
・アメリカ、中国再訪


というようなことになるだろう。特にミラノ(イタリア)とパリ(フランス)については落ち着き次第早めに行きたいと思っている。ヨーロッパ(大陸)は新婚旅行に取っておこうと明確に明言していたが、わたしは芸術そしてファッションの街としてこの2都市について見なければならない。特にプレタポルテとオートクチュールのコレクションについて本場の雰囲気を感じておきたい。

原油価格の下落は大きなチャンスとなるだろう。

blog - 戦略の方向性について

旅の終わりから一週間が経ち(ここでいう旅の終わりとは変化そして何らかのものを求めた3ヶ月ないしは12年の真実の探求(幸せの青い鳥)の旅の終わりのことを言う。そして旅の終わりは旅の始まりを意味する)、戦略というか今後フォーカスすべき領域が徐々に明確になってきた。それをここにまとめたい。

・人間力の向上、人生哲学の醸成
・経営理念、ビジョン、そして企業戦略の模索
・各戦略領域(マーケティング、IT、海外など)の深化
・家族、友人、そして女性たちとの交流と人脈の構築
・クライミング、ゴルフなどの肉体に関連すること
・将来を見据えた英語についての話
・業界研究、ファッション・エクセレンスの追求
・計数管理(会計・財務)への理解と個人金融


これらは階層構造にもなっているし、相互に依存し影響を与えるネットワーク構造にもなっている。個々に対して膨大な量の目的、コンセプト、哲学、施策、戦略、戦術、心のあったまるような話などがあるがそれは後日それぞれまとめていくことにしよう。いずれにしてもわたしは明確に人生の転換点を迎えたわけだ。

そしてわたしはより確かになる。

blog - 健康であるとは何か

健康であることは常に重要だ。そして「健康」とは必ずしも一般的な健康というものではなく(病気に罹っていても健康ということもあるだろう)、肉体そして精神における健全さの度合いと未来に対する態度のことを意味する。

例えば部屋が常に整理整頓されていることはその人の健康状態を測る尺度となりうるし、その人の健康そのものと言っていいかもしれない。朝早く起きて日中に活動的に日々を送ること、インプット(読書や見学など)とアウトプット(思索や著述など)が適切にバランスされていること、信義と高潔を重んじ、ユーモアと友愛を持ち、恩義と情けを知ることなどもそうかもしれない。

もちろん適切な運動をすること、クライミングでいえば三段、ゴルフでいえばシングルなどの卓越したものを希求すること、酵素と鮮度に優れた食事を心がけることなどの肉体上における健康も非常に重要であるし、精神と肉体はよく知られているように相互に影響を及ぼすというかむしろ一つのものだと考えてよい。


健康であることを常に意識しなさい。

Thursday, April 09, 2009

blog - 明日への布石

わたしは何事にも準備を怠ったことはなく、明日へ向けて万全の体制で臨んでいくことになるだろう。いくつかキーワードをピックアップしておこう。

・人間力
・人とのつながり
・First 100 days plan
・IT戦略
・海外戦略
・ゴルフ
・そして人間としての確かさ


一つ一つみていこう。

■人間力
人格を向上させていかなければならない。人間性を増していかなければならない。人として。社会人として。責任ある役割を担いたいと考えている者として。松下幸之助に学び、二宮尊徳から何かを得ようと考えた。オシムの生き方を訪れ、オバマの著作を再度読もうと思った。古典に当たり、自分の哲学を紡ぎ出そうと思った。

■人とのつながり
ここ数年、人とのかかわりを避けていたように思う。昼食時間は一人で勉強し、電車内ではひたすら問題集を解き、飲み会に行かずジムで一人で登った。わたしはわたしをまずどうにかしたかったし、わたしがわたしに満足できなければ周りに好影響を与えられるはずがないと思っていた。それは部分的には正しかったが、わたしは自己中心的だった。わたしは急ぎすぎていた。

今ここにわたしはわたしの人生を省み、強く反省する。人生は一人では生きられないこと、人との結びつきの中で人生が奏でられること、自らの行いにまず過ちがあることなどがわたしに再考をうながし、わたしは考え、そして悩み、本当の自分を手に入れようともがいた。そしてわたしは平安の鍵を手に入れ、今ここにこうして立っている。

■First 100 days plan
無為であること。無我であること。それらは計画の存在ともしかしたら相反するものなのかもしれない。しかしわたしはすべてのものは融和可能であり、ORの簡易的結論ではなく、ANDの深遠的模索によって物事を考えていきたい。よって守・破・離の守とFirst 100 days planは共存しうるし、その融和でもってわたしは最大限に貢献をみせようと思うわけだ。

■IT戦略
ITはわたしの主要な貢献分野であり続けるだろう。

■海外戦略
わたしの英語力とグローバルさは労働生産性向上の鍵を握るだろう。

■ゴルフ
クライミングは素晴らしいスポーツだが、左手が癒えるまでゴルフに精を出し、この不思議なスポーツにわたしは相対するだろう。

■そして人間としての確かさ
一歩一歩確実に進んでいくだろう。本を早く読むより、遅く読むように心がけるだろう。目的地に速く到達するより、その道程でどれだけ多くの人と出会えるかを重視するだろう。責任ある行動を果たし、仕事では汗をかき、夜は軽やかに笑うだろう。わたしは考え、人間としての確かさを追い求めていくだろう。人間とは、人生とは。それを問いかけ続けていくだろう。


iPhoneの購入も検討されるだろう。

blog - 貴重な踊り場

すべての読書をストップした。すべての学習を取りやめた。すべての日常のプラクティスを凍結し、明日を考えた。電車の中では本を読むより人生を考えた。過去を振り返った。これから会う人のことを思った。わたしは未来に対してのみの投資をしばしやめ、今日を最大限に生きるために時間を使った。

いろいろな人と会った。そしてこれからもいろいろな人に会う。今までのことを感謝したかったし、これから末永くお付き合いしてもらいたい旨を伝えた。人は一人では生きることはできなく、周りの人々とのつながりの中で生きるからだ。この貴重な踊り場のとき、わたしはできるかぎりお世話になった人に会いたかった。

桜が美しかった。満開になる前、そして散り始めて今に至るまでわたしは井の頭公園を走った。今までの二倍走った。すべてに感謝していた。すべてに充実を感じていた。インナー・マッスルからかけがえのない友人との出会いまで。このかけがえのない踊り場の休日をわたしは十分に楽しみ、そして生かした。


わたしは力を溜め込んだ分だけ、勢いよくこれからも生きるだろう。

blog - 三鷹よさらば

引越日は4月22日に決まった。(おそらく)8年間暮らし過ごした三鷹を去ることになる。始発駅である総武線で通勤することを覚えて以来、この快適な生活空間を離れがたく思っていた。駅に近いことによって酔っ払いが夜うるさく(一度やさしく叱りつけたこともあったが)、そしてタクシー代もかさんだので完璧とはいえなかったが、それでも地元クライミングジムへの圧倒的なアクセスのしやすさ、住みやすさは格別だった。


わたしは最後にお世話になったジム、そして美容院の方々に挨拶をするだろう。三鷹よさらば。

blog - 進捗(7つの焦点): 11-14/14週

7つの焦点を完了させなければならない。

■英語
わたしは無事英会話学習を卒業し、6月の英検1級に向けて動き出すことになる。いや、別に動きはしなくて、ただ新聞を読み、英語で話し考え、ただ試験を受けるだけ。わたしはいよいよグローバルな人間としての入場キップを手に入れたのだと思う。

■ビジネス
多くは述べない。ただわたしはわたしの真実の心が指し示す方向へ向かって歩き、決断をし、許しを請い、無限の活力を感じて今ここに立っているわけだ。ITとグローバルの舞台はわたしを鍛え上げ、わたしはどんな舞台であっても臆することなく愚直にやっていこうと誓えるわけだ。

■クライミング
3段の腕は手に入らなかった。しかし今月に行われるコンペに向けてわたしはベストを尽くしていくだろう。58キロの体と毎日7キロのジョギングを行っていけばある程度のパフォーマンスは見せられるかもしれない。いずれにしてもその後には新たな計画を立てなければならない。

■変化そして青春
オバマは変化をとなえた。わたしはそれに呼応する形で変化を求め、そして青春の可能性を思った。変化に柔軟に接していれば変化はおのずと変化から近づいてくるものだ。わたしは変化と友達になり、その力強いメッセージを確かに受け取った。青春については今は口を固くつぐんでおこう。

■サービス
3月はサービスどころではなくなったが、わたしのサービスの心はこのフェーズで終わるわけもなく、いろいろなところで奉仕の精神を追求していくことだろう。わたしはウィキペディアが果たした情報共有の力を見た。わたしはオバマ陣営がみせた無私の精神を思った。素晴らしきリーダーたちが見せた熱き心を感じた。

■リーダーシップ
昨年8月にインドにてリーダーシップ・トレーニングを受けてからますます具現化してきたこのリーダーシップに関する思い。古くは織田信長、坂本竜馬、そして現代では小泉純一郎、イビチャ・オシム、そしてバラック・オバマなどがわたしをリーダーシップへと向かわせ、わたしは既に8冊中4冊を完読した。あとは発揮するのみだ。

■投資
想定どおりに進んでいる。わたしの大幅に失われた利潤はある程度回復したようだ。しかしわたしはわたしの投資理論を確固に築いたとは言い難く、更なる精進が必要であろう。しかし若き日の投資姿勢と今のそれは異なって当然であり、わたしはリスクを確実にヘッジしつつ、賢明な投資家として着実に歩を進めていくだろう。


7つの焦点は終わり、わたしは新たな旅に出るのであろう。

Monday, April 06, 2009

blog - haruy02 旅を終え、そして旅へ出る

長らくブログを更新しなかったのには訳があった。わたしは人生の交差点に立ち、全神経でもってわたしが求めるものを掴もうとした。全神経で真実を見つけようともがき、わたしはそれを遂に見つけ、今ここに人生に初めて満足した男のようにパソコンの前に座っている。

現職であるインド企業を4月15日をもって退職し、4月25日から父の会社で働くことになります。これは12年間働いてきたIT業界から離れることを意味し、成熟産業であるアパレル業界の卸売企業でわたしが今まで培ってきたものを試すということになります。数年で成果と実績を残し、信頼を勝ち取り、経営者への道へ進みます。

IT業界で12年間やってきて、ある一定の満足感なり飽和感というものを感じていた。勉強は繰り返しになり、わたしはそこにしばしば虚を感じた。地に足をつけて生活したかった。人との結びつきの中で人生を送りたかった。未来の花嫁はわたしを明確に待っており、わたしは家族を助け、事業を発展させていきたいと願った。それがわたしのやりたいことだった。

昨日ですべてのやるべきことを終え、わたしはこれからここ3週間に起きたことをまとめていきたいと思う。この強烈で、重要で、幸福感に満ち、さらなる無限の活力を生み出してくれた様々な体験を。そして既にわたしは次なる布石を万全な体制で打ち始めた。種々の戦略領域を有機的に結びつけるような大局観を。過去の偉人に学び、わたしの人間としての確かさをより一歩進めるための。


チルチルとミチルは旅を終えて発見した。幸福の青い鳥を。