Wednesday, September 26, 2007

blog - 時間とは何か?②



時間の概念についてもう少し解説する必要があった。一般に時は未来と過去を持ち、そしてその存在があるところに現在があるわけだ。人間という生物は高度に発達した知性から、その未来と過去を明瞭に認識しうるようになり、人生というものと時間というものを重ね合わせて見るようになったのだった。

ここに、大いなる隙間、大いなる風穴、大いなる空隙が存在し得たのだ。時と実存というねじれ構造を持つ存在に対して、人間という生物が持つその認識力の限界により、そこに様々な亀裂を生み出してきてしまったのだった。それは単純な不安とは違った。それは一時的な緊張とは違った。

単に今を生きよというのではない。その未来をも、その過去をも、そして繰り返しの幻影から発せられる輪廻が持つ宿命をも、それらをすべて含んだ形での、その現在を生きなさいというのだ。過去を現在のように生きなさい。そして未来のことを現在のように感じなさい。繋がりを、前後の繋がりを、そこに含みなさい。


存在と時間。それは極めて明瞭なのだ。

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