Saturday, March 08, 2008

blog - Yes, それは愛の歌



いずれは書かなければならないと思っていた。それは"The Art of Loving"の感想。福岡と東京で訪れた試練。ソイラテ・グランデがもたらした空想の連鎖。すべてがクリアな今、次世代の子供たちへと残す最後の愛の歌。わたしはそれを書ききらなければならない。

愛にはいろいろな種類があるだとか(Brotherly, Motherly, Fatherly, Erotic, Self, God love)、恋愛には直観のほかに理性における判断が必要だとか、近代西洋世界が愛の能力の獲得に失敗しているだとか、そんなことはどうでもよかった。問題なのは、いかにLovingの能力を手に入れるかだった。

ヘルマン・ヘッセ、トルストイ、ユーゴ、すべてがつながっているのだった。わたしの今まで経験したすべてのことがつながっているのだった。読書とは気づきであり、書籍とは触媒だった。思想は行動を呼び、行動は信念を形成するのだった。肉体的な成功を掴みつつある今、なぜ精神的な充実を図らないということがあろうか。


野中郁次郎(経営学者:組織)も言っていた。哲学が人間をつくり、そして世界は飽和する。

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