Thursday, July 17, 2008

blog - 7/17 第1回目 GMAT結果(仮)

今日午前にGMATを受けてきました。Essayパート以外は即座に点数がわかるんですね。驚愕の点数でしたよ。

Quantitative: 44 (Percentile: 70)
Verbal: 17 (Percentile: 12)
Total: 510 (Percentile: 39)

Note: The range of score for each is 0 - 60. The total score is 200 - 800.


Quantitative(まあ算数です)はまあいいとして、Verbalはひどいなこれは(VerbalはIQテストみたいなのと文法と文章読解です)。PCの前で一瞬固まりましたよ。このPercentile: 12というのは、下から12%の位置にいるという意味ですね。しばし放心状態が続いたが、これまたわたしの闘争心に火がついたわけですね。以下分析。

・総合論評
・AWA
・Quantitative
・Verbal
・今後の対策


■総合論評
初めてということであくまで様子見の姿勢で試験に臨んだ(心理的防衛)。勝負の分かれ目はEssayにあると思っていて、試験が始まる前までWritingの本やLogicの本を読んでいた。QantitativeとVerbalについては問題集を軽く流した。正直、TOEICやTOEFLとは全く異なる試験であることが明確にわかった。それは問題の内容ではなくて、この試験がネイティブが受ける試験だという一点において。

調べたらここ6ヶ月で全世界で14万3千人が受験し、その内U.S.の受験者が8万5千人、Non-U.S.が5万8千人受けている。約60%ほどがネイティブなわけだ(しかも大卒で数年の社会人経験があるいわゆるEducatedな人間がほとんどだろう)。Non-U.S.についても、ヨーロッパなどの英語に強い親和性を持つ国の受験者が多いだろう。日本人と韓国人がそのほとんどを占めるTOEICなどとは違うわけだ。

いやさ、詳しくはVerbalのところで述べるけどわからなかった問題はほとんどなくて、時間も余ったくらいだったから、結構いい点数がとれるんじゃないかと思っていたわけですよ。しかしこのような今まで取ったこともないような点数を取ってしまい、わたしはいよいよGMATという試験の本質に触れたわけだった。正直、なめていた。強く、反省した。


■AWA (Analitical Writing Assessment)
試験はまずEssayパートからはじまる。朝一9:00からだ。今回はいつもと同じ7:00に起きて、これまたいつものように主に上半身のストレッチ、そして英字新聞を朗読する。EssayパートがGMATの肝だと思っていた。ネイティブに勝る文章表現を身につけることこそトップMBAスクールへの扉を開かせる鍵だと思っていたし、今はまだ無理にしても、必ずやってみせると思っていた。

正直、難しかった。TOEFLのEssayとは違った(TOEFLのEssayはほぼ満点の28点を前回とった)。何が違うかというと問題が扱う領域がTOEFLのものに比べて「高度」だし、求められるライティングスキルも「高度」だと感じるからなかなか思ったように言葉が出てこないのだ。難しい言葉を使おうとして思わず時間を使ってしまうのだ。

Argument > Issueの順番で出るが、Argumentは時間が足りずに校正ができなかった。これは致命的で、いくつかの致命的な文法ミス、タイプミスなどが残ってしまっていただろう。このようなミスはTOEIC、TOEFLを通じて初めてのことだ。次回はなんとか挽回したい。Issueの方は見直す時間がある程度はあったが十分ではなく、また、文章の洗練度もかなり低かった。同じ単語を何回も使ってしまった。

20日ほどで結果が出るということだが、高い点数は全く期待できない。かなり低い点数をとることを覚悟しておいたほうがいいだろう。詳しくは「今後の対策」で述べるがかなり強い決意でもってかなり綿密な準備を次回GMATに向けて行っていかなければならないだろう。わたしは甘かったのだ。


■Quantitative
他のセクションに比べてましなのだろうけど、日本人がGMATで高得点を取るにはこのQuantitativeセクションでかなりの高得点をとらなければいけない。そういう意味ではまだまだだが、今後の成果についてはある程度楽観できる。時間が15分以上あまってしまったし(GMATは前の問題に戻ることは許されないからかなりシビアな時間管理が必要とされる。ことが判明)、いくつかのわからない数学単語があったなどの問題が比較的はっきりしているから、Percentile 90まではすぐにいくだろう。

これも「今後の対策」のところで詳しく述べるが、より多くの問題と頭のシャープさを完全に手に入れることが出来れば、わたしはQuantitativeで世界一をとれるだろう。


■Verbal
さて問題のVerbalセクション。なぜその点数にこんなにもショックを受けているかというと、さっきも言ったけど、結構手ごたえあったんですよ。時間も5分くらいあまったし、文章読解問題も4問中1問を除き意味をほぼ完全にとることができたし、Reasoningも難しい問題がなかったように感じられたし、文法問題についてもいくつかの難しい問題はあったが文法は得意のはずだからと思ったし、試験後にすぐに点数が出なかったら40点くらいの点数は予想していたかもしれない。

しかし好事魔多し。このセクション中に眠気を感じて5秒くらいだが集中力が極めて低い状態になったし、全般的に集中力が低かったようにも振り返ることができるし、Reasoningについては簡単に答えが見つかった問題が多かったのはReasoningが足りなかったからかもしれなかったし、文法問題も中途半端な知識が正解を選ぶのをことごとく阻止したのかもしれなかった。

この結果の原因については次の可能性が考えられるだろう。

・未熟な文法力
・劣悪なReasoning力
・完全に意味がとれないReading力
・あるつもりでない語彙力
・まったく足りなかった集中力、そして決意


■今後の対策
わたしはショックを受けた。しかしわたしは感謝しなければならない。このようなショックに。このタイミングでのこのようなショックに。リカバリ可能な余地と、さらに高められた決意とモチベーションに。さて、次回GMAT、そして最終回GMATに向けた今後のプランを練ることにしよう。

・絶対的な問題量。毎朝40分の朝練開始。
・引き続き高めていく語彙力。ネイティブ用ボキャ本開始。
・速く、そして正確なライティング能力の構築。毎日エッセー必須。
・スピーキング練習と合わせた、「インプットからアウトプット」への劇的な移行。
・ネイティブに勝るリーディング力の達成。目から血が出るほどの集中力必要。
・毎日英語で難しいことを考える。つまった表現は必ずチェック、自分のものにする。
・目標は必ず達成する。わたしはもう逃げず、ただ進むだろう。


700点は近いと、わたしは誓うことができる。

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