Tuesday, September 30, 2008

blog - リーダーシップ10ヶ条

リーダーシップ10ヶ条を立てよう。リーダーシップは危険な道。いばらの道。偉大なリーダーになるために。近づくために。彼らのようなリーダーに。彼らのような奇跡を。リーダーシップはわたしが30代すべてをかけるいばらの道。

一.自己を律する。
一.人を助ける。
一.ごみを拾う。
一.募金する。
一.辛抱強く待つ。
一.心を解き放つ。
一.率先する。時に控える。
一.目の前の課題に集中する。
一.人を生かす。
一.夢を語る。


このくらいか。まだ出そうだし整理できそうだからその内また見直すでしょう。簡単に解説を入れておこう。(ちなみにAmazon USでオーダーしたリーダーシップ8冊はまだ届かない。10月中旬とのこと。もうAmazon USで本を買うことはあるまい)

一.自己を律する。

一言で言えばディシプリン。自己を制御できなければ他者に影響を与えることなんてできない。まず自分をどうにかすることが必要で、わたしは今までこれに大部分の時間を使ってきた。しかし満足できる地点なんてないし、より強いディシプリンと精神力が必要でしょう。Rockyに頼る週は終わった。

一.人を助ける。

今日の帰り道こんなことがあった。酔っ払いのおじさんが駅で誰かに助けられて階段を上がっていた。知り合いだと思ったから周りと同じように素通りしたが、あそこでは明確に助けを打診するべきだった。人は一人では生きられないし、この世は支え支えられてできている。世界を滅亡から救うことはできないもしれないけど、目の前で困っている人を助けることはできる。

一.ごみを拾う。

粒度がかなり小さくなってしまったが具体性を持たせるためにあえて上げたのだろう。要はオフィスとかにごみが落ちていて、拾ったほうがいいなと思いつつこっぱずかしいから拾わなかったことが多くて、でも人の目なんか気にしちゃいけない。というよりそういう枠組みの中にいてはいけない。わたしはするからするのであって、したほうがいいからとかするべきだとかでするわけではない。

一.募金する。

これは以前にも述べているけど募金を求めている人が見つけたら何らかの言葉とともに最低100円くらいは募金することにしよう。

一.辛抱強く待つ。

若きシッダルダも言っていたか待つというのはなんと偉大な能力なのだろうか。そして待つは耐えるではなく、待つは戦略ではなく、待つは常態であり、待つは運命と共に生きることなのだ。時間とうまく付き合えない偉人が過去いただろうか。

一.心を解き放つ。

一言で言えばOut of the box。まだ届かぬリーダーシップ8冊の中の1冊の解説の中に次のようなものがあった。

『(前略)座席にゆとりのある飛行機に乗ったとき、後から乗り込んできた乗客が敵に見えた―― このような行動はすべて自己欺瞞によるものであり、自分を守るために「箱に入っている」状態であるという。本書はこうした自己欺瞞が、物事を正しく認識する機会を失わせ、個人や組織に甚大な損害を与えていると主張する。』

箱の中にいると周りが見えない。共感できない。コラボレートできない。だから箱の外へ出る必要があり、リーダーシップの第一前提がこのOut of the boxということになるだろう。そしてこのOut of the boxの前提に種々の自己鍛錬や衛生状態があるのだろう。

一.率先する。時に控える。

リーダーシップとは率先することだが率先とは単に目立つことではない。単にいの一番に声を上げることではない。リーダーシップとは周りに成功をもたらすことだ。勝利を勝ち取ることだ。敗北の中にも溢れる情熱を見つけることだ。だから時に控えめで謙虚な態度の中に真のリーダーシップは存在する。"Alive"をみよ。

一.目の前の課題に集中する。

集中できない人間に人を引っ張ることなどできない。集中できない人間は成果を上げることはできず、どのような問題も解決することは出来ない。集中するということは考えるということだ。本質を知るということだ。競争構造を見抜き、変化と分解点を察知し、創造的であるということだ。The Innovator's Dilemmaのような思考や、Maslowのような深さを持つことだ。

一.人を生かす。

人を生かしてチームとして最大の成果を導き出すことだ。人を知ることだ。人間力学を熟知することだ。政治に優れ、軍事に精通することだ。何より、人の笑顔を想像する力だ。人の喜びを求める情熱だ。生きててよかったと、そこにいてよかったと思ってもらいたいその心だ。

一.夢を語る。

未来だ。ビジョンだ。深い洞察と熱い情熱だ。高いコミュニケーション能力とどうしても話したいんだというその気持ちだ。考えに考え抜いて、わたしはもしかしたらそれを知りえたかもしれなくて、それを伝えたいという単純で素朴な気持ちだ。人の希望に火をつける魔法の力だ。


"I might live in a small village. But my son might run for the president of the United States of America. That's what we are fighting for, Detroit!" 彼は確かにこう言った。

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