Wednesday, June 14, 2006

blog - 日本サッカーへの提言

まず、実績のある監督を招聘するべきだ。次の4年間で大きなポイントになるのは「若手の育成/抜擢」だと思う。「日本のサッカー」を改めて築いていくとともに、基本的には若手になるほど才能のある人材がいるはずだから、小野くらいは残してもいいと思うけど、福西もいいね、ガラッとメンバーを変えてもいい。そういうことができる広い視野を持った監督が必要だ。

この4年間、日本はホントアホだった。トルシエのネガティブな後遺症から、「自由」と「創造性」を強調しすぎだった。いったい中村俊輔がどれほどの能力をもっているというのだろう。いったい高原、柳沢がどれほどのゴールハンターとしての才能を持っているのだろう。日本レベルではすごいのかもしれない。でも、世界レベルでは第2級の存在であることは冷静に考えれば明らかなことだ。

熱狂や信念や哲学は、いいときはいい方向にいい力を働かせるが、それは往々に偏屈な思い込みになり、視野を狭くしてしまい、後から見ると「なぜあんなことしたのだろう?」と小学生でも明確に疑問に思うような誤った決断を下してしまうことになるのだ。あなたやわたしや日本人にそのような性向がないと?それへの答えは「太平洋戦争を思い出しなさい」だ。

今日東証が614円の下落という今年一番の下げを記録したのとは関係ないが、まあこれは世界同時進行の株価下落の一兆候にしかすぎないのであるが、おかげで中国株市場も下がってしまってわたし的にも苦しい状況になってはいるのであるが(笑)、日本には、4年前のW杯でみせたような素晴らしいサッカーを展開してもらいたい。負けたっていいのさ。ただ、いいサッカーを。いい人生を。


韓国は勝ったようだ。日本よ、復活せよ。

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