Friday, July 21, 2006

blog - アイデンティティ

それでは始めよう。次のようなことをこれから書き出していく。

・アイデンティティについて
・今の会社のことについて
・夢、求めるものについて
・具体的な対策、改善について
・この10年、そして100歳までにやりたい9つのこと
・再び、アイデンティティについて


「アイデンティティ」という言葉が持つ広範な概念、魅力的な響き、深遠な哲学が若いわたしを魅了し続けていた。自己同一性とも訳される。自分が自分であるということ。自分らしさ。自分の本源。夢。

この10年、いくつかの大きな出来事があった。それらは強烈にわたしに衝撃を与えた。先週の携帯を失くした事件などはどうでもいいことだった。それにしてもまだ警察から連絡が来ないな。ま、いっか。

この10年、いろいろな本がわたしに好影響を与えてきた。それらの本はその時期、そのときのわたしの状態、そのタイミングで固有の印象をわたしに残した。苦闘があり、いくつかの小さな成功もあった。

わたしはわたしに徐々になりつつある。幼い頃、ソフィーの世界のような哲学的な思考が、わたしの中を駆け巡った。世界には多くの人がおり、そして今ここにわたしがいる。不思議な経験だった。わたしは夢の中にいた。

人生に熱狂し、興奮して寝れない夜もあった。人間の可能性への確信と、新たな決意で体全体が熱くなることもあった。それとともに絶望と、悲観と、孤独と、軋轢と、闘争と、失敗と、後悔と挫折があった。

調子がいいときは、すべてが可能だった。すべてが可能に思えた。頭は研ぎ澄まされ、心地よい全能感に包まれた。そして調子は波を持ち、落ち込むこともあった。しかし漸進的に、人生は好転していくようにも思う。

さあ、わたしはどのようなわたしで、どのようなわたしになっていくのか。それをこの暇な土日で、あらためて考えていこう。そしてそれを書き記そう。ニコール・レッスンが終わった今、わたしはそれを行う必要と、理由がある。


端的に言うと、わたしはわたしでよかった。

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