Tuesday, December 05, 2006

China - [Day1]要はある人に車で送ってもらったのだホテルまで



北京空港に22:00くらいに着いて、普通の人は、というか普通の観光客の方々はタクシーに乗って自分のホテルまで行くのだろうけど、観光客ではないわたしは庶民の足であると思われたシャトルバスに乗ってホテルまで行こうと思っていた。チケット売り場まで多少てこずったが(変なタクシーの客引きに引っかかった)、16元(1元約15円)でチケットを買い、バスに乗り込んだ。

第一の失敗は、わたしは③番のバス(北京站行き)に乗る必要があったが、なぜかはよくわからないのだが「こっちが③番だよ」と他の観光客に呼ばれて、おそらく②番のバスに乗ってしまったことだ。これにより、北京駅ではなく、まったくわけのわからない場所(4日目にそこが西単であることを知った)に降りる羽目になった。

そこで降りて、途方にくれて、というかそんな暇はなく、急いで英語で運転手の人に話しかけた。そしたら英語がわからなさそうで(※英語と中国の関係については『英語、それは世界へのパスポート』の章を参照)、そっちの人に聞いてよみたいな仕草をされた。話しかけてみたら、そしたらその人は係りの人でもなんでもなく、バスの乗客で、彼も家に帰るところだった。

「北京駅に行こうと思っていたんだ」と話すと、「案内してあげよう」とのことだった。しばらくして、「北京駅に行ってどうすんの?」と質問されたので、「実はこのホテルに行きたいんだ」と地図を見せた。そしたら何やら気難しい顔をして、「うーん、難しいかもね。俺、今から車で家に帰るから、送ってあげようか?」とのことだった。

30代前半だろうか。落ち着いた感じの理知的な男性で、その親切を断る理由はなかった。事件簿が頭によぎったが、シチュエーションから判断して、そのような悪いことはおきえなそうだった。そう思ってその方にお願いし、無事ホテルまで送ってもらった。上の写真はその方の会社(写真は後日とった)で、ここから車でホテルまで行った。結構遠かった。


握手し、名刺をもらった。素晴らしい方だった。頭をガツンとやられたような感じだった。「中国とは、中国人とは」を考える上で、忘れられないファクターになりそうだった。世界は広い。

China - [Day1]初日に発生した3つの大きな誤算。そしてこの旅の方向性を予感させる大きな出会いについて。



初日に大きな3つの誤算、失敗があった。

1つ。iPodが空港に向かうために乗った中央線の中の始めの再生のときにハングアップした。前日に中国語学習のPodcast(英語<>中国語)をたらふく仕込み、中国に着くまでの推定5時間をその学習にあてようと思っていた。iPodを呪い、運命を呪った。なぜにこんなときにこの場所で、わたしのiPodはハングアップするのか?!

2つ。北京国際空港で両替をし忘れた。成田空港で1万円だけ両替していったのが逆に災いしたのか、到着ゲート内の銀行を素通りしてしまい、両替できずじまい。1万円で中国の旅を過ごすのか。もう心細くてしょうがなかった。

そして3つめ。これが最大。日本から事前に予約していたホテルの地図が間違っていた。間違っていたというか、Google Mapで場所を地図上で特定させてから、念のため異なる縮尺で3枚ほど地図を持っていったんだけど、こともあろうか、そのポインタの場所が間違えていた。大きく西の方にずれていた。


前の2つなんて今から思えばどうでもいいことで、大した問題ではなかった(でもiPodで勉強できればもっと良かったかも。詳しくは「中国語と私」の章で)。3つ目の、地図の問題は、もしかしたら一泊目を路上で過ごさなければならないような大惨事につながるような誤りだった。厳冬の北京で宿がないということは、よければ瀕死の状態に自らを追い込むようなものだ。これは今考えても冷や汗ものだ。

では何が起きたのか?何が起きて、わたしは無事に宿にたどり着き、ベッドの中で安眠をとることができたのか?そこでの出会いが、わたしと中国を結びつける一つの大きな予感となったというのは一体どういうことなのか?今振り返って、それにはどのような意味があったのか?


これらを次に述べていきたい。世の中というのは不思議なものだ。

China - How wonderful China is, the world is.



12/5(火)15:30、帰宅する。素晴らしい旅が経験され、自然と笑みが漏れるような、熱いものが胸からこみ上げるような、そんな感じ。ただ、それと同時に、哀愁と空虚感も感じた。

ともあれ、12/4までの予定が12/5までとなり、すなわち4泊5日になった私的大中国旅行をこれから振り返ってみたいと思う。"How wonderful China is!" これが帰国後の第一声だった。


旅は素晴らしかった。

Friday, December 01, 2006

China - 「旅の計画」

おつかれ。旅の計画をまとめようと思う。出発まであと30分、仕度もしなくちゃね。

■旅の目的
・視察(For research, not for sightseeing)

■旅の計画(ToDo)
・万里の長城(The Great Wall)は微妙。1日かかってしまうから。
・天安門だとか紫禁城だとか、北京市内のスポットは一通り見るつもり。
・中国語(Mandarin Chinese)は行きの電車と飛行機の中で勉強。あとは夜のホテルで。
・1日目は市内をくまなく歩き回る。マックだとか、スターバックスだとか、北京ぽいところだとか、人の動きを見る。大きなうねりを感じる。
・あとはニューヨークとロンドンのような感じでいい。服装も結局同じになるっぽい。


じゃあ、さよなら。レッツ・ゴー!

Tuesday, November 28, 2006

blog - Aim for Perfect



満点を狙いなさいと。満点を狙うような姿勢で勉強を続ければ、900点を超えることなどたやすいと。極めてたやすいと。そう、My Tutorはおっしゃった。

では、、、やってみようか。


■方針(Vision)
・次回または次々回のTOEICテストにおいて満点(990点)をとる。
・そのための、一切の努力を惜しまない。ためらわない。
・スピーキングとライティングをからめ、一人前のEnglishになる。

■計画(Plan)
・平日5時間のペースをずっと続ける必要があるだろう。
・休日は英会話を中心に、幅広い活動を行っていくべきだろう。
・朝(6:45 - 7:15)にディクテーション(TOEICマテリアル)
・電車の中と昼食時はメインディッシュ(今は文法本)
・定時後にお茶がてら1時間
・夜はブログ(英語)、メール(英語)、読書(英語)、発声練習(英語)など

■ポイント(Point)
・ディクテーションを徹底的に続けること
・文法を完璧にすること(ノートを活用すること)
・語彙を増やすこと
・スピーキングを次のレベルに押し上げること
・英語を書きまくること
・洗練さを求めること


Let me do it!

Sunday, November 26, 2006

blog - The 127th TOEIC test

感想。そして次回に向けて。

・パート3と4と7は完璧。もう何も準備する必要はない。
・問題はやはりパート2。リスニング力をさらに向上させる必要がある。
・文法と語彙を強化させる必要あり。文法本の後、多読で力をつける。


予想レンジは850-900。リスニングは間違いなく前回より上がるでしょう。英語は続く。どこまでも。

Friday, November 24, 2006

blog - TOEICが終わってからやること

あせらないように今から書いておこう。

・英語、さらに次のステップへ
・中国、そして世界へ
・投資、年明けに機敏に動く
・クライミング、限界を押し上げる
・変化、決めるところは決める
・日本語、日本語の再構築
・交流、スタンスを変化させる


くらいか。さて、順々にみていこう。

■英語、さらに次のステップへ

やること以下。

・文法最終強化
・多読!
・SPEAKING & WRITING


まず、文法の名著であると思われる『TOEFL TEST対策完全英文法』を読み直し、勉強しなおす。本当は今回のTOEIC対策にやりたかったんだけど、結局時間がなかった。30時間はかかるだろうからね。

そして多読というか本をいろいろと読もう。とりあえずSalingerのCatcher in the Ryeあたりに的を絞る。仕事に関わる本、そして購入済みのコーチングに関する本も読む。水を吸う綿のように、極めて効率的に脳に染み渡るだろう。

スピーキングとライティングの対策も立てておく。スピーキングは英会話レッスンの継続。時間を増やすことを検討。そしてライティングについてはブログ以外に何らかの機会を増やすことを検討。今も会社でこっそり英語で書いている文書があるが、そのようなことを増やす。

ともあれ、実は1月もTOEICテストを受けるつもり。明後日のTOEICテストで900点いきたいところだけど、いってもいかなくても1月のテストは受ける。それがけじめ。英語学習の総決算。よって、あと2ヶ月は英語漬けと思いなさい。


■中国、そして世界へ

12/1(金)~12/4(月)に予定されている北京への3泊4日旅行(視察)。実質2日しかないからかなりの強行軍となるだろう。ただ、見れるところについては徹底的に見てくるつもりだ。独自の視点で、鋭い視線で、革新的な視点で。

「人生は旅だ」と中田氏は言ったが、実はちょっと彼のことを忌々しく思っている。「世界を巡る」とか言うと中田氏のことを真似していると思われる可能性があるからだ。

ただ、賢明な読者の方々は知っているはずだ。中田が引退するより半年以上も早くわたしは世界へのたびを誓っていたことを(笑)。そりゃ規模は残念ながら彼のものに劣りはするが、気合や、構想などは負けはしない。

ということで2月にインドに行けるか行けないか。また、長期的な視野をしばらく醸成することにする。来年年初にこのへんの計画を立てよう。


■投資、年明けに機敏に動く

現在きわめて順調。円高を機敏に捉え、中国市場にさらなる投資を行う予定。日本市場に比べて伸びしろが全然違う感じ。当然リスクはある。しかしリスクはとるべきときに、またはとれることができるときに果敢にとるべし。投資哲学。

実は中国市場以外にポジティブに思っている市場はない。インドも検討はしたが、厳しい部分がある。ベトナムもいいかもしれないが、どうも信用しきれない部分がある。米国もいいにはいいだろうが、あえて競争が厳しいところに突入することもあるまい。


■クライミング、限界を押し上げる

現在週2~3回、ロックジムに通っている。でも、今、実は限界を感じ始めているのだ。ボルダリングで4級、リードで11(イレブン)が大きくわたしの前に立ちはだかっている。これらを乗り越えるためには、今までの限界を打ち破らなければならない。

何か革新的な手法を導入しなければならない。階段の2段飛ばし、クライミングあとの肉食、週2回のストレッチ、懸垂、倒立。現在行っているこれらを上回る?ようなトレーニング方法なり栄養法を取り入れなければならないだろう。菜食に移行して2キロやせてみるとか、水泳を毎週1キロ泳ぐとか、そんなことろになるだろう。


■変化、決めるところは決める

「変化」と書いたが、これは伏字みたいなものだから予想がつく人は他の2文字に置き換えて読むように。そう、わたしは変化しなければならない。これこそ、今年の、そして来年の最大の出来事になるだろう。わたしは変化し、成長する。

わたしは果敢に変化し、機敏に行動する。大政奉還を成し遂げた坂本竜馬の機敏さとスケールの大きさにはかなわないかもしれないが、それでもわたしは果敢に変化し、機敏に行動する。夢の実現、福利の向上、一歩一歩の重み。わたしは変化する。


■日本語、日本語の再構築

これも必要だろうね。英語勉強にかまけて随分となおざりにしてきたからね。そうだな、難しい本を一冊読もう。自然科学かなんらかの社会学にしようか。知らない言葉がたくさん出てくるものを選ぼう。

どれだけわたしの言語的能力が向上しているか。どれだけ日本語と英語の相乗効果がみられるか。そしてリーダーシップをとっていくために必要な日本語能力とは何か。それらを見極めていこう。


■交流、スタンスを変化させる

明後日のTOEICテストは大きなスタンスの変化を生じさせる極めて重要度の高い一日だ。わたしは交流に関するスタンスを変化させよう。それはつまり、人との付き合い方を変えるということだ。今まで自分の成長というものに向いていた一切の視線を、周りに、人々に、友人に、そして愛すべき人?にそそぐのだ。

これはもう数年前から計画してきたことだ。インサイド・アウトを効果的に実現させるための大戦略だ。日露戦争の日本海海戦における大転回のような大胆さを持つものだ(詳しくは『坂の上の雲』参照)。わたしはようやく31歳という時期に、アウトサイドを強化させるのだ。プレゼントするのだ。コミュニケートするのだ。スピーチするのだ。


That's it.

Monday, November 20, 2006

blog - 登山の効用

ふと思い出したので書いておこう。なぜ人は山に登るのか。

わたしには次のように思える。「人は山に登る。それは、山に登ることができることを証明するために登るのだ。一歩一歩のその歩みが、ふもとからは想像もつかなかった高みへと結局は自らを押しやることになり、また、いつ着くとも知れぬその終着点にいずれは到着していたことを、人はあらためて思い知るのだ」。


その一歩一歩が、結局は自らを望む場所へ押し上げるのだ。

Sunday, November 19, 2006

blog - 更なる挑戦

成長がとまってしまうとやっぱり面白くないわけだ人は。英語もしゃべれずに何が俺だと思ったわけだ俺は。熱中できることを求めること。尊敬し、認め合える人たちの中で働くこと。もう何年も、いや十何年前からわかりきっていたことだ。

それは明らかだ。非常に明らかだ。

Friday, November 17, 2006

blog - I'm sorry



November 26thのTOEICまであと1週間強。悔いを残さず、やれるところまでやろう。

何かを得るために何かを捨てなければならないとしたら、わたしはそうせざるを得ないのだ。30まで生きてくれば自分が何者で、どのような選択をすべきなのかということはわかっている。

わたしはその天井にはNOよりYESを、休むよりは登り、安泰より挑戦を、表面より本質を、言葉より沈黙を、世界の福利に資するため、わが能力を最大に発揮し、希望のようなものを、ユーモアを、本当のものを、そこに光を。


もう何もいらない。やるべきことをやる以外、もう何もいらない。

I'm sorry about that.

Wednesday, November 15, 2006

blog - ディクテーションは続く



最終的にはフレンズのディクテーションをしようと思う。

■今:
TOEICの教材

■次:
CNN

■そして最後:
フレンズ 全10巻(DVD)


ここまで行けば、かなりの英語力を身につけていると思う。CNNレベルでTOEIC930は固いから、まあTOEICは卒業として、いよいよネイティブなみの英語力を身につけるための挑戦がはじまるわけだね。

朝30分、昼2時間、夜30分のディクテーションをもう3週間続けている。これが力にならずになにになろう。そしてこれは2週間後のTOEICテストで終了する道ではなく、今後しばらくは続けていく道なのだ。外資レベルですら超えてみせる。


Make it fun!

Tuesday, November 14, 2006

blog - 5年間間違え続けてきたこと。。



先々週末に料金未払いで電話回線を止められ、支払ったにもかかわらず1週間ばかり故障?で不通が続いていた。当然インターネットもできなかった。まあそれはどうでもいいことだった。

その間、驚愕の事実をわたしは知ることになった。一人暮らしを始めてもうすぐ満6年を迎えようとしているが、その間、わたしは恐ろしい過ちをずっと犯し続けていたのだ。恐ろしいことといっても、まあどうでもいいことだ。

要はですね、一人暮らしだから当然自分で洗濯をしますよね。そして洗剤を普通は使いますよね。わたしはその洗剤に5年以上ずっとハミング1/3を使っていたのです。(ハミング1/3は先週はじめて気づいたが、いわゆる柔軟剤で洗剤としての機能を持っていない・・・)

なんかさ、気づいたきっかけはクライミングシューズをいくら洗っても匂いが落ちなくてさ、そんな俺の足って臭いのかよとか思いつつ、ハミング1/3で手洗いしてみても泡が立たないから、なんじゃこれ?って見てみたら、洗剤ではどうもなく、ドラッグストアに見に行ったらアタックとかが洗剤なわけだよね。


まあ、別にどうでもいいことだ。

Monday, November 06, 2006

blog - My way

「YAMAMOTO WAY」をまとめる必要があるな。

とさっき感じた。つまり、わたしは今までとてつもない成長を遂げており、それは誰しもが経験することではあるが、それを明確な形でどこかにまとめる必要がある。そうすることによって、そのWAYを人に伝えやすくなるからだ。より高い成長を促すきっかけにもなるからだ。


I felt that.

Tuesday, October 31, 2006

blog - 5年後のVision

1ヶ月くらい前に会社でやっていた『ビジョン・メイキング』という2日間の研修に参加したわけなんだけど、そこでの2日目の最終課題に5年後のビジョン(自分のあるべき姿)を描き、そこに至るためのステップ(2週間後、1ヵ月後、3ヵ月後・・・)を書き出しなさいみたいなものがあった。

4つのビジョン(目標)を立てた。そしてそれらへの道は明確になった。自然に笑みがこぼれ、全身から力が漲るようだった。いずれ明らかにせねばなるまい。


人生が動き始めた・・

China - ホテルの事前予約



1泊目と2泊目のホテルを愛用しているHotelClubというサイトから予約した。1泊3,641円くらいだった。上の写真のように小奇麗な感じで、三ツ星弱(★★☆)というランク。ニューヨークとロンドンでは1泊ずつホテルを変えたんだけど、今回は現地着が夜遅い(21:00過ぎ!)ということもあり、2泊目まで予約することにした。

3泊目は激安なホテルを見つけてそこに泊まろうと思う。英語は通じないかもしれないが、要は旅の要領は同じだ。(たぶん)


中国に行くことにしてホントに良かったと思っている。2月にはインドだ!

Tuesday, October 24, 2006

blog - 何があっても忘れてはいけないこと

それは湿布の効果だ。インドメタシン配合だ。

俺、薬嫌いだし、医者にもほとんどかからないけど、湿布の威力だけはすごい。クライミングのやりすぎで(やりすぎというより落ちたときにひねったからだと思う)腰が痛かったんだけど、インドメタシン配合の湿布を貼ったらアラ不思議。あっというまに回復してしまった。もう驚いたよ。


それを忘れないこと。忘れてはいけないことを忘れないこと。

Monday, October 23, 2006

blog - ディクテーション③

■まとめ2

・要は今までディクテーションを避けていたのだ。時間がかかると。Time-Consumingだと。

・しかし壁にぶち当たり、ふと悟ったのだ。成すべきことを成せと。急がば回れと。ディクテーションをしろと。

・そして杉村さんの本を思い出し、単語カードも作り始めたのだ。成せば成ると。岩をも動かせと。変化しろと。

・だから、人目を気にするなと。たまには電車で声を出しても構わないと。今までできなかったことをやるのだから。不可能を可能にするのだから。


My mission appears to be clearly.

blog - ディクテーション②

■まとめ

・要はですよ、こう考えなさいと。「今まで英語能力を高めてきたのはこのためだと。ディクテーションを行うためだと。ディクテーションを行うために今までの勉強があったのだと」。

・そしてこう考えなさいと。「そしてディクテーションを行えば、より高みへ到達できると。今まで届かなかった場所に手が届くと。ディクテーションこそ英語をマスターする上での最終的な手段であると」。

・まとめとしてはこうです。「だから集中しなさいと。ディクテーションをしなさいと。書き取るとともに、シャドーイングもしなさいと。すぐついていくタイプのシャドーイングと、1文まとめてのシャドーイングとを。これで間違いないと」。


Let's dictate everything!

blog - ディクテーション①

■定義
ディクテーションは900点突破のための「ファイナル・ウェポン」(Final Weapon)である。

■効果
・ディクテーションは複合競技である。
・すなわち4つの技能すべてに効果をもたらすものである。
・かつより高い次元で効果が発揮され、自発的能力も手に入る。

■方法
・1文をまとめて聞き取り、まとめて書く。
・2回で書き取り、2回シャドーイングし、2回口頭で繰り返す(←1文まとめて)。
・最初は簡単なマテリアルから。徐々に難しい課題に。

■ポイント
・種々のイディオム、文法の使い方が自分のものになる。
・スピーキングもお手の物。なぜなら、頭を使って話しているから。
・100時間続ければ、きっと900点が手に入る。いや、200時間かも。


Let's do it!

Sunday, October 22, 2006

blog - ロッククライミング(physical Area)


(※エレベータ内から撮った人工壁とその隣のフィットネスマシーンルーム(3F))

今週は水曜日に久しぶりに溝の口のセントラル・フィットネス・クラブに行ってきた。目的は1つ。数ヶ月前惨敗した溝の口のルート(15メートルくらいのロッククライミング用人工壁)にリベンジを果すためだ。わたしはこのために週2回きっちり2時間ずつクライミングの練習を行ってきた。

結果はまあ一勝一敗というところだろう。前回登ることができなかったところを登ることができたし、11aというグレードを完登しかけたけど、思ったより成長していなかったかもしれない。一緒に行ったK氏にはその成長を驚かれたけど、まあわたしはもっとやれたはずなのだ。

今は週2回(大体水曜と土曜)ロックジムに通っているけど(主に吉祥寺のISARA)、週3回に増やそうかなと思っている。ISARA2回に溝の口1回だ。溝の口では泳ぐこともできるから、クールダウンをスイムで行うことができる。それに体幹力も向上させることができる。指と肩の痛みだけがリスクだ。


I'm going on climbing.

Saturday, October 21, 2006

China - The die is cast



賽は投げられた。というか北京行きの航空券を買ってしまった。12/1(金)~12/4(月)の3泊4日。厳冬の北京に言葉話せぬ一人の男、降り立つ。万里の長城も越える。

まあ少し不安な部分もあるが、得られるものも多いだろう。雪山に行くような装備で成田から発たなければならない。グローブも買おう。フェイスガードもだ。


I crossed the Rubicon.

Thursday, October 19, 2006

China - Why China?



なぜ中国なのか?それにはいくつかの理由がある。

・中国という国を肌で知る。
・経済状態を視察する。
・中国語をマスターする。
・中国人を知る。
・国際人として活躍する。


さて、順に述べていこう。

■中国という国を肌で知る。

中国は、あらゆる学者、あらゆる識者が述べているように、21世紀中にアメリカと並ぶ超大国に成長する。日本はGDPについてはまさにあと数年レベルで抜かれ、一人当たりのGDPについてはまだまだだろうが、いずれ肩を並べられるまでになるだろう。そのような国を実際の目で見ずに何を見るというのか。

ニューヨーク、ロンドンで感じた今まで掛けていた色眼鏡の存在。空想がもたらす危険。街中を歩くその一歩一歩がもたらす疲労の中の発見。小さな発見の中の大きな啓示。車の音。空気の色。人の歩き方。話す言葉。標識。そして街の歴史。中国で再び、わたしはすべてを見るだろう。


■経済状態を視察する。

わたしはわたしの金融資産の約半分を中国に投資している。いわゆる中国株投資だ。3年前くらいに始め、数百万が数百万になったり数百万になったりした(笑)。そして今年からは日本株を売り払ってできた原資で中国に追加投資をしたが、まだ大きな動きはない。わたしは賢明なる投資家として、中国の経済状況を綿密に視察しなければならない。


■中国語をマスターする。

マスターするというのは嘘だが、出発するときには英語はほぼ完璧になっているだろうし!、そろそろそれまでに得られた言語リテラシーというものを他の言語に応用すべきときが迎えられているだろう。おそらく準備期間は1週間もないが、最低でも数字、基本的な挨拶、基本的な会話くらいは覚えて、かつ流暢な発音ができるようにしていきたい。マスターは息子か娘に任せたい。


■中国人を知る。

一般に中国人のイメージは「声が大きい」「すぐ怒る」といったようなネガティブなものが多いだろう。日本もよくバッシングされているし、アジアカップのときなんかひどかったもんね。でも、実際のところはどうなのだろう?現地に行かなければわからないことがあるのではないだろうか。現地で実際に現地の人とコミュニケーションしなければ知りえないことがあるのではないだろうか。

わたしは基本的に自分の目で見たものしか信じないのだ。噂や、ゴシップなどは信じないようにできているのだ。


■国際人として活躍する。

中国の後はインドに行くだろう。そしてそれは来年の2月くらいだろう。その後は、そのときの興味の向いている先に合わせるわけだが、ブラジルとロシアの前に、もう1度ずつアメリカとヨーロッパに足を運ぶかもしれない。うん、視察の間に旅行的なものが挟まれるかもしれない(笑)。

あとは東欧か。そして忘れてはいけないアフリカ大陸。実はあまり興味はないのだけれど、全大陸制覇のために早めに行かなければいけないでしょう。ま、ただ、2010年にワールドカップが南アフリカで開催されるので、そのときに行くという手もある。オシム・ジャパンを応援しに行きがてら。

ということで、わたしの世界への旅は観光が目的ではない。それは既に散々述べていることではあるが、あらためてここで確認しておこう。わたしは世界を視察する。グローバル化が進む現代、そして国際人として、わたしの解き放たれた矢はチルチルとミチルの如く、つまり青い鳥を探す彼らの如く、世界中を旅するだろう。


終わりなき旅を終え、そして、青い鳥を見つけるだろう。

China - 「世界を行く」再び



中国を見たかった。なぜなら中国三千年の歴史、孔子、孫子、そして22世紀の超大国の真の姿を実際の目で感じたかったから。

年始に世界を旅することを誓い、ニューヨークとロンドンを踏破した。アメリカ大陸やヨーロッパにはまだまだ見なければいけない場所がたくさんあるが、それよりも、中国、インド、そしてアフリカ大陸がわたしを強く呼んでいた。H.I.Sの格安航空券の相場だけが気がかりだった。

そして機は熟した。11月および12月の北京直行便(往復)は33,000円くらいらしい(といっても燃料代とかで46,000円にはなる)。仕事が若干忙しくなりそうだが、社会人10年目のわたしとしてはそれくらいは簡単に制御できそうだった。12/1(金)~12/4(月)の3泊4日にしようと思った。


英語は使えないらしいが、国際人としてやらなければならないことはやらざるを得ないのだ。機は熟した。

Wednesday, October 18, 2006

blog - TOEICの結果②

悲しいお知らせではあります。

Listening 405
Reading 430

Total 835


3月:870 → 5月:855 → 9月:835ととどまることを知りませんこのTOEICTESTはっ!

この悔しさを11/26(日)の今年最後のTOEICテストにぶつけます(申し込んでてよかった~)。次は本気です。


PS
ここで戦略を練ろう。どのようにして900点を超えるか。

■問題点
・リスニングがやっぱりダメなんだ、根本的に。
・リーディングも試験前に1000問解いたのに全然ダメじゃん。
・ということで何らかしらの抜本的な対策をとらなければいけないね。

■対策
・British accent対策にiPodでBBCを聞いているからこれはよし。(+20点)
・前回ちょこっとやったディクテーションを本格化させよう。よし、毎日3時間やろう。電車の中でもやろう。昼はスタバでバナナを食べよう。(+30点)
・難しいのはリーディング対策だな。文法本をもう1度読む必要があるか・・・。でもこれは20~30時間くらいかかるから大変だ。However, やるしかない。(+10点)
・長文問題は問題ないはず。洋書を2、3冊読む。(+5点)
・ボキャブラリーについては前回買った『上級TOEIC』を復習くらいでよし。(+5点)

ここまでで835 + 20 + 30 + 10 + 5 + 5で905点だから無事900点突破。しかしどうせだから930点くらいは目指そう。


■対策B
・英会話毎週2時間。(2人の先生と毎週2回やろう)
・ライティング力向上。点数には直接結びつかないかもしれないが、ブログを毎日英語で書こう。
・酒はもうやめているからその分集中を英語学習に向けよう。全ての雑音をシャットアウトしよう。(クライミングは続けよう)
・このくらいか・・・。いずれにしても平日5時間。休日10時間はやる必要がある。(11/26までにざっと260時間確保できる)


It's going to be fan.

Tuesday, October 17, 2006

blog - TOEICの結果

TOEICの結果が来ない。。


いつもなら試験日の3週間後の月曜、すなわち昨日の昼にはインターネットでスコアが発表されるはずなんだけど、今回については今日火曜も発表されず、2chでは暴動が起きそうな情勢だ。

まあ焦るな。結果は既に決まっている。わたしはそれを待ち、その後、稲妻のように行動を開始するだろう。稲妻のように行動するだろう。

Saturday, October 14, 2006

blog - 登山(穂高)の図



先週、会社の人たちと穂高に登山しに行きました。予報では晴れだったんだけど、小雨が降る生憎の天気で、出発地で雨具を買う羽目になった。登山の目的は体力増強。登山は限界を超えることができるのだ。

穂高といっても3100メートルある奥穂高岳ではなく、前穂高岳という2600メートルくらいのところまで登った。今まで八ヶ岳を中心に上ってきたけど、今回は北アルプスだ。景色も、晴れていればもっとすごかっただろうが、壮麗であった。

一応自分の写真を載せておく。あと何回山に登れるのか。

Monday, October 09, 2006

blog - ガーナ戦の図



オシムを生でみようと十何年かぶりにスタジアムにサッカー観戦に行ってきましたよ。日本対ガーナ in 横浜です。

試合は0-1で負け。点数がなかなか入らず、なんだかじれったい。ま、いい席ではあったので楽しめはした。ま、弟と見に行く羽目になった。


日本代表の試合が日本であったら次も見に行くと思う。まあテレビで十分なような気も・・・。

Good Luck!!!

Wednesday, September 27, 2006

blog - しばしの休息終了。さて、新しい計画を立てるとする

月曜、火曜は種々の活動のためにテンションを緩めたから、明日からまた勉強ワールドに集中しよう。ピアノもいいかなと思ったけど、やっぱりまだ早い。38歳くらいからでいいような気がする。


■計画 - 次のことをここ2、3ヶ月続けよう。

・英語
・クライミング
・社会見学
・プライベート

以下、順に述べていく。


■英語 - 次のような課題に取り組んでいこう。
・British Accent対策
・集中的なディクテーション
・楽しい英会話
・英語を書きまくろう

以下、順に述べていく。


・British Accent対策
この前のTOEICではこのBritish Accentに悩まされたことは既に書いた。日本語を習いたてのアメリカ人がいきなり大阪弁を聞いたらびっくりするよなそりゃ。そんな感じだった。ということで、わたしくは、次回のTOEICテスト(最後にもう一回受けることにした11月下旬)に向けてBBCをPodcastすることになるでしょう。いやな癖がついたらいやだが、まあ背に腹は代えられないということ。

・集中的なディクテーション
リスニングがいまいちだったことは既に書いた。ということで、リスニングで満点(495点)をとってしまうくらいにこのリスニング力を高めようと思う。そうなったらやることは多分1つ。英語を聞いて、それを1文まとめて紙に書くという英語学習の最後の砦、「ディクテーション」である。これは時間をすごく食うのです。だから今まで避けてきた面があったのだけど、ワークブックもやったし、そろそろやる必要がある。とりあえずは『上級者TOEIC英単語』のコンテンツが良かったから、これを使って毎日ディクテーションすること。

・楽しい英会話
まだ2回だけど、新しい先生との英会話レッスンはなんかうまくいきそうだ。前回のニコールほど素晴らしい先生にはもう会えないだろうと覚悟していたが、どうやら何か楽しそうだ。詳しくはまた報告する。

・英語を書きまくろう
ブログをほぼ毎日きっちりつけること。いろいろな表現を取り入れるよう心がけること。それとともに『ウェルテル』の朗読はこれからも続けていき、スピーキング・ライティングの力を一刻も早く「ビジネスレベル」まで押し上げること。それを使わなければならない時は近い。


■クライミング - 週2回通い、1年は少なくとも続けること

酒をやめ、肉体を極限まで鍛えたらどのようなことが起きるのだろうか?それを確かめる。困るのは肉を無性に食べたくなることがあること。まあ必要なんだろうけど、隠れベジを目指していることを忘れないようにしよう。


■社会見学 - いろいろな世界を覗こう

このブログでは残念ながら書けないことではあるが、TOEICも落ち着いたし、いよいよもろもろの活動を再開しよう。わたしは30代で「立つ」ということを既に決めた。ならばその着地点から逆算していくと、今何をやらなければならないかが明確になる。具体的にはそろそろ世間の波に完全にもまれる必要がある。


■プライベート - 来年2月に32歳になる

そろそろ頑張ろう。もう大丈夫だ。もう自分という人間が最低の人間ではないということははっきりとわかっている。準備は完全に終わった。今までに蒔いた全ての種が1つの方向に向かって芽を出そうとしている。もうやることは一つではないか。今までそのためにしゃがみ、力を溜めてきたのではないか。


※レッツロール!

Sunday, September 24, 2006

blog - 第125回TOEICテスト②

受けてきました。

んー、なんだかなー、いまいちパッとしない。

今までで一番できたような気もするけど、リスニングの点があまりよくないような。

パート2で予想以上に苦戦してしまった。直前に単語と長文ばかりやって対策がおろそかになったか・・。

リーディングは時間がギリギリだった。読解問題に時間をかけすぎたのかもしれない。ま、そのおかげで不正解はほとんどないでしょう。


ホントは「よっシャー!」っていう感じでいきたかったんだけど、今日のクライミングもよくなかったし、まあこんな感じか。明日から頑張るよ。

では。

blog - The Morning

I swear to you I'll do my best today.


Thank you.

Friday, September 22, 2006

investment - 中国株市場↗

話は変わるが、中国株が順調だ。まだ大きなゲインは得ていないが、香港ドルの上昇と合わせて、ひとまず満足できる結果を出している。

年内1億円はすでに不可能だが、こっちのエリアもやってやる。半年以内に来るである次の投資機会に勝負を賭け、1億円は無理でも何らかしらの成功は収めたい。


わたしの目はまだ衰えてはいない。

blog - 第125回TOEICテスト

やってやる。今までのすべてをぶつけ、やってやる。


リスクはあるが、この直前期に新しい教材を追加した。『上級者へのTOEIC Test英単語』。単語の本ではあるが、TOEICのパート4(リスニング)へのトレーニングにもなる。

今日が勝負の日だ。

Wednesday, September 20, 2006

blog - Next Step of My Life

ピアノ・・・。

『旅立ちの時』、『シャイン』。


Regards,

Saturday, September 16, 2006

blog - 英語を勉強し始めてちょうど丸2年になる

ちょうどでもないが今度のTOEICテストがいわゆる節目の日になるだろう。勉強を始めたときは、半年くらいで900点をとろうと思っていた。そのくらいのペースでやらないとその先の目標であったMBA留学が果せなかったからだ。

しかしいくら勉強しても思うように点数が伸びず(740点くらいまではすぐにいったが・・)、特に800点の壁突破に相当な時間をかけてしまった。そして今、ようやくその900点に手が届くところまで来ている。英語の4つの技能を満遍なく向上させ、海外にも修行?に行った。わたしはいけるはずだ。

雨を告げる天気予報のおかげで土日に予定していた登山の計画はなくなってしまった。しかしこれはもうちょっと最後に踏ん張ってみなさいという神のお告げではなかったか。900点を狙うのではなく、930点、そして950点を狙いなさいと。そう言われれば、やらざるをえまい。


彼女は、確かにそう言った。

Wednesday, September 13, 2006

blog - 英語の具体的な対策

若い人の今後のために、ここ2週間にわたしが行うTOEIC対策を少しまとめておこう。

■基本軸
・CNN
・朗読
・単語
・ブログ
・多読


■応用的
・文法問題1000題
・ディクテーション
・公式問題
・運動と睡眠


■解説1
・iPodでCNNのニュースを毎日聞いてる。もう半年くらい続けているが、今後1年半くらいはさらに続けるだろう。最初は理解度40%くらいだったが、今は80%くらいわかる。ただ、これは真剣に聞いたときで、今後は流して聞いていても日本語に対するような感覚で英語が聞けていけばと思う。

・朗読、つまり声に出して英文を読むということをこれもまた半年くらい続けている。今の教材は『ウェルテルの悩み』で、1節を1度に5回続けて読み、それを3回行う。ようやく半分くらいまで進んだ。そしてこれは準備運動またはストレッチのような効用を持ち、「英語脳」と「英語舌」の形成に大いに役立っていると思う。

・単語は"1100 WORDS"という本で勉強している。向こうの本で、大学受験用の「国語」の本だ。やはり難しく、3/5が初見で、1/5がぼんやり見たことがあり、わかるのは1/5しかないような状態。逆にこれをやり切れば、すさまじいことが起きる。Timeを速読できるようになるだろう。

・英語のブログもようやく波に乗り始めたか。いや、まだまだどうしようもない文章しか書けないんだけど、以前と比べると比較にならないくらいライティング力があがっている。こだわらなければずっと英文を書いていけるだろう。メールのやり取りもできるだけ英語で書こうと思っている。

・多読とは読んで字の如くより多くの英文を読むこと。『iCon』と『菊と刀』を続けて読み込んだのはよかった。これが今のリーディング力をつくったような気がする。もちろん積み重ねなのであるが、能力を大きく向上させたいのであれば意識的に高い負荷をかけるのがよい。これからもこのような戦略的な思考を重視したいと思う。


■解説2
・文法問題を2週間で1000問解きます。いや、たいしたことではない。すでにスケジューリングは完了しており、このノルマは問題なく達成されるでしょう。つまり一日20問×7本で140問。これを行き帰りの電車の中と昼食時に行う。7日間ちょいで達成される(既に420問完了。教材は『TOEIC780問』、『TOEIC900点』を予定。

・ディクテーション本を買った。もう「買ってよかった~~~!☆」って思ったよ。これを2週間で仕上げて、万全の状態でリスニング試験に臨もう。リスニング470点をとる準備は整いすぎるほどに整っている。

・定期的に公式問題集を解き、本番への頭の最適化を行う。TOEIC900点は過程にしかすぎないが、わたしはそれへの準備を怠ることはないだろう。

・適切な食事、適切な睡眠、そして適切な運動がとられるだろう。そしてそれらは例のアルコール飲料の脅威にまったく晒されることなく、確実万全に遂行されるだろう。


■結論
仮免許失効以来のリベンジ戦がいよいよ開始される。


見ていろよー。

blog - 次なる獲物は?

わが半生において最大の敵であったあのにっくきアルコール飲料は舞台から完全に去った。それではわたしが次に克服すべき課題は何であろう?それを見つけ、特定することがこの1ヶ月の主な課題になるだろう。そうして次の1ヶ月でその課題を克服するだろう。

サイクルは徐々に短くなり、直線は曲線になり上方に突き抜けるだろう。今まで届かなかった場所に手が届くようになり、問題はよりたやすく解決できるようになるだろう。そうして今まで封印していたパンドラの箱を空け、その人生最大の戦いに身を投じるだろう。多少の混乱があり、その後に花は開くだろう。


すべては9/24(日)にTOEIC900点を取ることからはじまり、その後は面白いように事が運ぶようになるだろう。実践を最大の友とすること。

blog - 名言①

われながら名言を吐いたと思った。

「蓄積され続ける知識、衰えることのない情熱、研ぎ澄まされた思考、失われることのない勇気、形成され続ける人格、そして夢と希望。これらを掴み取ろうとする今まさにここに、わたしは立った。」


変化がもたらす心地よい風が吹いている。新しいものは常に刺激的で、常にチャレンジングだ。しかし、わたしは一時的な変化の舞台で踊っているのではない。わたしは永続し、成長し続ける車輪の中に身を投じたのだ。

「夢はあるか?」


わたしは明確に答える。それは、ある。


ん?

Saturday, September 09, 2006

blog - 酒がない生活と素晴らしいこれからの人生(最終)

そろそろ宣言してもいいだろう。わたしは酒をこれからも、一生、やめる。この決意に一点の曇りなし。男ならば、いや人間ならば、熟慮の末に決めたことについてはどんなことがあろうとも守り抜かなければならない。原則は。(←つまり例外ありということだがここでは触れまい)。

2006年8月23日だったあれは。いくつかの、いや、恐ろしいほど数多くの伏線があった。わたしの人生には酒はいらないと、その数多くの伏線が指し示していた。31年と半年ばかり生きてきて、そこから得られたもの全て、そこで学んできたもの全て、いろいろな経験全てが、こうなるべく存在していた。


やっとわたしは1つになるのだ。

Monday, September 04, 2006

blog - 酒がない生活と睡眠

より深く、より充実した睡眠がとられるようになるだろう。遅くとも深夜1時には床に入ることになり、遅くとも朝7時にはさっぱりした頭で目覚めることができるようになるだろう。すべては酒がないがため。酒がない生活は最高である。そう、最高である。


ふー。

Sunday, September 03, 2006

blog - 酒がない生活と仕事

仕事がはかどるだろう。なぜならば、今ここで告白すると、二日酔いの日や前日に酒を飲んだ日などには20%~80%の力でしか仕事をしていなかったからだ。要は100%の力を出していなかったのだ。また、酒の無意味な誘惑にも強くなるから、より集中した力を発揮できるようになるだろう。


まあ、すべてはいいところづくしということだ。

Saturday, September 02, 2006

blog - 酒がない生活とタバコとの永遠の決別

実は、酒をやめる4日ほど前にタバコをやめた。

まあタバコは公式?にはやめていたんだけど、お酒を飲むときにどうしても吸ってしまっていたのだ。いわゆる心理的トリガーで、日中はまったくタバコなど吸いたくないのだけれど、酒の席になると体がむずむずしてしまったりしていたのだ。

でも、そのタバコにも永遠の別れを告げた。酒をやめる4日前、つまり2006年8月19日、わたしは「最後の一本の儀式」を終え、タバコという薬物に対する中毒状態からノンスモーカーに晴れて再び仲間入りした。

大学時代から吸っていたタバコは、実は社会人4年目のときに一度やめている。その後3年くらい続いたんだけど、菜食主義をやめたときにひょんなことで酒の席でタバコを吸ってしまった。しばらくは大丈夫だったんだけど、そのうち酒を飲むときに必ずタバコを吸うようになってしまった。嫌悪感は募った。


今、わたしはすべてに対して自由で、すべてに対して自信を持っている。こんなことがお盆前に予想できたか?

blog - 酒がない生活とロッククライミング

酒がないとなると、体力は右肩上がりに向上し続けるに違いない。ネガティブインパクトとしては年齢の問題があるが、それでも、今までの生活と比べるとより体力は増強され、より高いグレードのルートを登れるようになるのは明らかだろう。

酒はわたしの心肺能力、特に血液の循環機能を大いに阻害し、酒を飲むときはほとんど食べ物を食べないから栄養をわたしから奪い、ただ、飲んだ後にお腹が減ってカップラーメンとかを馬鹿食いしてしまうことが多かったから、それにより悪い栄養素で体の種々の機能を害してきたのだ。

今日もクライミング入ってきたよ。腕が太くなってきたような気もするし、なにより、バランス感覚が大きく向上しているような気がする。どんな山も登れるし、難しいルートもいつかクライムできるようになるだろう。これでもう、『生きてこそ』のような状況(アンデス山脈で飛行機墜落)になっても大丈夫だ。


素晴らしいことだ。うん、素晴らしいことだ。

blog - 酒がない生活と英語

英語がすごいことになるだろう。勉強時間が一日あたり1時間以上増え、9/25(日)にTOEICで900点を超えるは言うに及ばず、新しく始めるであろう新しい英会話レッスンの成果を踏まえ、英語の領域では何にでも挑戦できるような能力が身につくだろう。今までの2倍のスピードで。累積効果で100倍の成果で。

単語をより忘れにくくなるだろう。リーディングのスピードは落ち込むことなく上昇し続けるだろう。CNNが完璧に聞こえ始めるだろう。素晴らしい文章を書き始めるだろう。クイックな頭脳でペラペラ話し続けるだろう。


夢は叶い、目標は達成されるだろう。

Friday, September 01, 2006

blog - 酒との闘い⑤(最終)

闘いは終わった。大学時代、この正常な精神を失わせる不思議な液体に対して、果敢に勝負を挑んだ。酒に強くなるため、筋トレを行うが如く、バーボンをストレートで飲めるように舌と喉と胃を鍛えた。しかし正気までは、保てなかった。

社会人になってからも克服への挑戦は続いたが、酒にこなれて来れば来るほど、意志の強さは弱まっていった。財布をなくすこと4、5回。タクシーで帰らざるを得なくなったこと5、60回。喧嘩したこと3、4回。ひどい二日酔いになること、最低月1回。

親が両方とも飲むし、なまじ肉体的には酒というものに対して強いから、つまり人より圧倒的に多くの量を飲むし、気持ち悪くなることもないから飲みすぎてしまうし、その負けず嫌い?の気性が出て、記憶を失うまで毎回飲んでしまう有様だった。


しかし、闘いは終わった。酒に闘いを挑むこと自体、無意味なことであったのだ(これは当たり前か・・・)。そして酒を飲むという行為自体、無意味なことだったのだ。慣習、付き合い、惰性、固定観念。これらによって人生に酒は欠かせないものだと思い込んでいたのだ。

闘いは終わり、自由を謳歌する。13年かかって、やっとここまで来た。人生においてやるべきことが明確になりつつあり、自分の役割を考え、他者との共存に思いを馳せ、毎日念じ、毎日上方を志向し、毎日もがき苦しんできた。機は熟し、最高の形で30代をスタートできそうだ。


こんな素晴らしい結末が待っていることなど、思いもよらないことだった。人生は不思議だ。

blog - 酒との闘い④

酒から得られると思っていたものについて。

・楽しさ

お酒を飲むと奇妙な行動をとったから、それが周りのみんなに面白さを与えているものと思っていた。話題になったし、笑わすことができたし、伝説さえつくった。しかしそれは、今思えば、儚い幻に過ぎなかった。与えていたと思っていたその楽しさは、くだらない小説、タブロイド紙、そして騒音のような三流音楽に過ぎなかった。仮になくても全く問題がなかった。そんなものよりは、別の何かが与えられたはずだった。それに今気づいたし、実感している。


くらいか。。。案外少なかった。


もう恐れることはない。

blog - 酒との闘い③

具体的に得られるものの大きさを計算してみよう。

・まず時間。

今まで、飲み会や自宅で純粋にお酒に取られていた時間はどれくらいあったか?そうだな、、、たぶん一日平均1時間から2時間くらいにはなるだろうと思う。というのは、一番大きいのは飲みすぎた後の二日酔いの無駄な時間だ。長いときは丸一日ぶらぶら過ごさざるを得なかった。

ということで1日2時間として、2時間×365日で1年730時間、1ヶ月60時間。今まで失っていたこの時間が、より生産的な時間の過ごし方に当てられるわけだ。勉強、読書、運動、思索、コミュニケーション、趣味、団欒などに。今までできなかったことが、できるようになるわけだ。


・そしてお金。

これも1日平均を考えてみると、3千円はいくのではないか。飲み会は今後も行く予定だから(当然数は減るだろうけど)、飲み会1回あたりの5千円からはあまり引き出せない。自宅で飲む酒。ビールとかジンとかだったから、いったとしても千円くらいか。大きいのはタクシー代と別途の何かしらの料金ということになるか。これらは全く発生しなくなるからね。

ということで1日3千円として、3千円×365日で1年1,095,000円。・・・!百万円???

えっ?!こんなに使っていたの?!酒に。「破壊」という名の薬物に。びっくり・・・。ということで1年百万円の新しいお金を複利が得られる投資先に適切に投資すれば、数年後には恐ろしい(素晴らしい)結果が待っていることだろう。家でも買うか。


・健康。

ここからは定量化するのは難しいが、強引になんとかやってみよう。・・・。というか無理だ。ま、ビールを飲むことによって出かかる可能性があったお腹がピシッと引き締まり、二日酔いがないから土日は午前からロック・クライミングなどのスポーツに汗を流し、好循環は好循環を呼び、新しいステージへとわたしを引き上げるだろう。


・自信、勇気、自尊心、そして自由。

自信は間違いなく得られている。今まで負け続けた酒という存在についに打ち勝ったということ。これからはそんなものに悩みを感じなくて済むのだということ。研ぎ澄まされた思考。蓄積され続ける知識。失われることのない勇気。そして希望。

人との付き合い方も変わる。酒で悪い印象を与えることはもうない。より深く、より適切に人間関係が充実していくだろう。わたしの人間としての力も、それらによりどんどん成長していくだろう。失われた10年が取り戻されるだろう。新しい出会いが、あるであろう。


・まとめ。

でかい・・・。得られるものは相当でかい。今まであきらめてきたもの、すべてに再挑戦する。


すべてに再挑戦する。

blog - 酒との闘い②

要は禁酒しました。今度はホントのような気がする。欲求はないし、飲み会があったとしてもソフトドリンクで通すことができるということを確信している。なんか不思議な感じだ。

「破壊」という名の薬物、酒。これをやめることによって失うものは何一つなく、得られるものは無限。健康、お金はいうに及ばず、自信、勇気、自尊心、そして自由。何より、夢の実現。

「最後の一杯の儀式」を終え、その翌日以降、成し遂げたことの大きさを思い、自然にガッツポーズが出る。今までできなかったことを俺はやったんだ。より強くなった意志、より明確さを増した知性、より温度を増した情熱により。


もう何でもできるような気がするし、実際やるだろう。

blog - 酒との闘い①

それは長い闘いだった。永遠に挑み続け、永遠に負け続けるんじゃないかと思った。飲み始めたのは高校を卒業してからだから、13年と半年。かなりの影響を、わたしの人生に与え続けてきた。絶望と、困惑と、百日を超える二日酔いを、わたしに与えてきた。

その間、何度か断酒を試みた。節酒については数え切れない。成功しかけたこともあったが、結局は空しい短期間の試みにしか過ぎなかった。お酒の席で楽しいこともあったし、いろいろな出会いがあったことも確かだ。しかし今思えば、そこには酒は必ずしも必要なかった。

今こそ振り返ろう。わたしにとっての酒とは一体なんだったのか?酒がもたらしたものは何か?酒がなかったとしたら手に入れていたものは何か?そして今、そして今後、新しいわたしの人生はどのように展開され、どのように着地していくのか。それを考えてみよう。


思えば、それは長い闘いだった。

Thursday, August 24, 2006

blog - 人生の絶不調期に素晴らしいことが起きるかもしれない

今、先ほども述べたように、絶不調である。何もかもうまくいかない。バス停に着くととちょうど30秒前にすべてのバスが出発してしまっている。そして余計なお金を大嫌いなタクシーに払わざるをえなくなったりする。学科試験では1点で泣き、技能試験では路上のどうでもいいようなことと、方向転換のどうでもいい一度のミスで落とされた。

ま、ただ、よく考えてみるとわたしに非があるといえば非があった。リズムが悪い方悪い方にと転がっているのにもかかわらず、それを逆転させるようなアクションを起こさなかった。バスはもう1分早く家を出れば間に合った。学科はいいとして、技能の2回目の方向転換についてはもうちょっとイメージトレーニングを行ってもよかった。

その他のこともそうだ。日常の、例えば仕事面でうまくいかないことがあることも、準備が足りていないといえば足りていなかった。酒とタバコと寝不足で、100%の状態とはいえない状況で勝負を挑まざるを得ない場合もあった。歯車が、少しずつ狂い始めていた。ロック・クライミングや英語の勉強など、いいと思われることも行ってきたが、抜本的に何かが狂っていた。・・・今思えば!


人生の絶不調期に素晴らしいことが起きるかもしれない。それは、もうじき明らかになる。

blog - 2回目の技能試験に落ち、仮免許が失効する

昨日、有休をもらって、府中運転免許センターに2回目の技能試験を受けに行った。なお、その日が仮免許の期限であり、その試験に落ちるということは仮免許が失効すること、そして仮免試験から受験しなおさなければならないことを意味した。1からのやり直しってわけ。

結果、不合格でした。路上ではうまく運転できて(当たり前だ。5年以上も運転してきたんだから。ま、前回は路上で駄目だったが・・・)、縦列駐車か方向転換かという試験センター内での課題を行うこととなる。まあ、はっきりいって、ここまで来たら受かったと思ったよ。一緒のグループの人と会話したりして、落ちるなんて気はさらさらなかった。

まあ気合は入っていたが、方向転換なんて車庫入れと同じだし、失敗するはずなんてないと思っていた。結果、ぎりぎりに入ってしまい、幅寄せしなければ出れないような状態でバックしてしまった。でもさ、失効した人間を、しかも今日が仮免最終日っていうのがわかっていながら、これくらいで落とすかね?とも思った。


でもまあ、今はさばさばしている。世の中は、まあなるようになる。

PS
練習に協力してくれた人、特に母親には感謝したい。そしてごめん。

Sunday, August 20, 2006

blog - 三鷹阿波おどり(8/19, 20)



三鷹阿波おどりを見てきた。なぜって?買い物に行く間にいやがおうにも見ざるを得ないからだ。ま、ただ、いつもは素通りしてきたけど、今日行った床屋の人が面白いっすよと絶賛していたから、10分くらいだったけど立ち止まって阿波踊りとやらをみてきましたよ。

今も家の窓の外から喧騒と、鉦と大太鼓の活気あるリズムが部屋の中に飛び込んでくる。こういうのもたまにはいいよね。そして阿波踊りを見ながら思ったのは、日本人というのはホント浴衣なり着物というものが似合っているということ。ホントなぜに日本人は洋服なりスーツというものを着ているのだろうか?

特に古来の衣装をまとった女性の美しさには感動の声を抑えることができない。渋谷の街の中で見たらなんでもないような人が(失礼!)、阿波踊りを踊ったり、白粉なんかをつけている姿を見ると、なんとまあ日本人女性はこのように美しいものなのだと考え込まざるを得なかった。絶対浴衣、絶対着物。200年後にはそんな風になっているのかも?!


女の子が生まれたら絶対阿波踊りさせるね。そうも思った。

blog - パルス、そして身体張力という概念

『クライマーズ・ボディ』という本を読んで、いろいろな新しいことを学んだのでここに書いておきたい。まず、力にはいろいろな種類があるということ。一般に、最大筋力が発揮する力強い力と、持久力というものの2つが思い浮かぶだろう。わたしがこの本で学んだものはその他の「神経系」というものと「身体張力」というものだ。

「神経系」の力とは、これも知られているところだと思うが、パルスの強さによって力が発揮できたりできなかったりすること。クライミングジムで、女性がいとも簡単にわたしが登ることができない厳しいルートを登っているのを見たときに感じたことだ。体重だけではない。おそらく彼女らにはこのパルスの強い力が宿っている。

そして今日ここで強調したいことは「身体張力」の概念だ。体幹力とも言われる。要は全身に張り詰める力。鉄棒にぶら下がってもブラブラせずに体を一定の状態に保っていられる力や、岩に張り付いてそこにじっとしていられる力のことをいうのだと思う。

2つの映像を見てもらいたい。

■CRAZY CLIMBING
http://www.youtube.com/watch?v=zP2ix_Xs2N0

■STREET CLIMBING
http://www.youtube.com/watch?v=RIcUgQ41Pac


これらはこの「パルス」であったり「身体張力」の真髄を表していると思う。最近ジョギングをしていても感じることだが、ただ漫然と筋肉が動かされるのじゃなくて、パルスや身体張力といったものが生かされて体が動かされると、そこには真に躍動感があふれる体の動かされ方が見られるし、こういうのを意識してトレーニングすることが大切なんだと思う。

学ぶということはホント重要だ。「パルス」とか「身体張力」という概念を知らなかったら、わたしはこれからのわたしの肉体上の成果を得ることはできなかったであろうし、わたしが子どもや若い人にものを教えるときに何か重要なことを教えることができないような危機を迎えてしまったように思う。


わたしは近々、肉体上の何らかの成果を手に入れるだろう。

blog - 片手懸垂と逆立ち

片手懸垂がわたしの最も達成すべき肉体上の課題であることは既に述べた。今の進捗は70%くらいかな。このペースでトレーニングを続けていけば、10月くらいには記念すべき初めての片手懸垂がわたしの右手から生み出されるだろう。超回復の原理を利用しながら漸進的に体力を向上していくのだ。

そしてそれとともにわたしが今挑戦していることは、「逆立ち」だ。井の頭公園にジョギングに行くとき、芝生の上でひたすらこの逆立ちを試みている。最初はまったくできなかった。それは当然だ。今まで逆立ちをしようなんて思ったことなんてなかったんだもの。当たり前といえば当たり前だが、そこに真理がある。

たぶん変わった人のように周りからは思われているだろう。サッカーボールをリフティングする少年たちに混ざって、わたしは何度も転びながら逆立ちを試みる。確かにおかしな光景だろう。でも、いいと思ったのだ。逆立ちをやると思ったのだ。それは成し遂げられ、そしてその成し遂げられる過程を楽しみたいと思ったのだ。

きっかけは、クライミングジムの先生が準備運動の中で逆立ちをしているのを見たこと。クライミングを経験する過程で、わたしは肉体が本来持っている可能性というものに対して認識を新たにした。人間は、肉体上も、たとえわたしであっても、何事も可能なのだ。人間が成し遂げうると想像するあらゆることが可能なのだ。


だから逆立ちを練習している。もうすぐで5分くらいできそう。

Saturday, August 19, 2006

blog - CGS、再び

MBAを目指していた頃だ。あるHPでこのCGS(*)という言葉に出会った。いい語呂だなと思っていて、しばらくは忘れていたんだけど、いろいろな勉強を進めるうちにこの語呂こそ、すべての勉強の基本、すべての天才の基本なんだと思うに至った。

『バガボンド』に登場する武蔵と又八の決定的な違いはこのCGSの違いであるように思う。集中力、記憶力、自己管理能力。これらこそその人生をより効果的にする重要な能力なんだと思う。武蔵は集中し、自分を律した。又八は酒におぼれ、成すべきことを成せなかった。

われわれが武蔵と又八の中間に生きていることは既に書いた。そしてその中間のどの地点にその存在があるということは、このCGSの能力の違いによって決定されるということをわたしは今確信している。(記憶力は若干冗長なものだ。なぜなら集中によって記憶は成し遂げられるからだ)

もちろん、この上位概念に「ビジョン」や「大志」などがあるのだと思う。素晴らしいビジョンをもってこそ個々の能力が生きるのであって、それがなければ反社会的な行動や、原則から外れた結果をもたらすことになってしまうだろう。でも、すべての基本にこのCGSがある。武蔵と又八がそれを教えてくれる。

武蔵は酒が弱い。女にも興味を示さない。ある一点、彼の場合、剣における天下無双、をひたすら追い求め、集中し、そしてその集中の結果学び、24巻以降で彼の夢は実現されることになるだろう。対して又八は、まず自己管理能力が徹底的に低い。すぐ酒に負ける。すぐ誘惑に負ける。すぐ原因を他人に転嫁する。


見えてきたかな?・・・酒を、嫌いになろうか。


(*)CGS
C ・・・ Concentration
G ・・・ Good Memory
S ・・・ Self-Control

blog - これからすること

これからすることをちょっとあらためてまとめておこう。

・9/24(日)のTOEICテストで絶対900点を超えよう。
・今年中に5.11を登れるようにしよう。(ロック・クライミング)
・8月中に百人一首を暗唱できるようにしよう。今度こそ。
・すべてを情報化しよう。すべてを統合し、情報を光の速さで行き交わせ、価値を増させよう。
・基本に戻ろう。お酒を控えよう。タバコなど吸わないことにしよう。フルーツと野菜を多く取ろう。


基本はこの位か。あと、、、

・1億円の目標に向けて追加の施策を打っていこう。中国株に更なる投資を行おう。
・英語を勉強しつつ、英語以外のものに対しても勉強を行っていこう。百人一首がそのスタートとなる。
・何かブレークスルーが欲しいから、演劇か、何らかの創作活動を行っていこう。
・そうか、本を書き始めようか。小説だ。シュールレアリスムだ。わたしにか書けないことだ。
・人とのかかわりを大事にしていこう。そろそろ32だし、人財という言葉もある。映画も観たい。


すべての底には、上昇がある。当たり前の話だ。

blog - 旅

中国とインドに行きたいな、やっぱり。

今年中に行こうと思う。やっぱり実際に見なければわからないことがあるのだと思う。

blog - チェンジ!

変化のときを迎えたら、迅速に変化すること。


変化せよ!

blog - 『ビフォア・サンセット』

I love it.


I Love it. That's it.

Friday, August 18, 2006

blog - 基本に戻ろう

わたしはわたしの人生が好きだった。自分の好きに未来を切り開くその姿勢。他者に影響されぬその唯我独尊。孤高、または倫理。規律、または求道。

昨日は底だったから、それらが全て駄目なような気がした。今まで幾度も感じた自分という人間に対しての否定感。どうしようもない自分に対しての苛立ち。

しかし、わたしは過去のそのような経験から、そこからの救急的な復活方法を心得ていたのであった。フルーツを食べること。運動すること。知的に活動すること。

戦略は見つかる。戦略は、井の頭公園でねっ転がりながら見つかる。片手腕立て30回。片手懸垂30回(うそ。片手懸垂はまだ1回もできていない)。スイカ。梨。ブドウ。


もう復活したかな。。頑張るぞ!

blog - 人生をやり直すことができたら・・・

人は抱く、こういう想いを。「人生をやり直すことができたのなら」。あの場所に帰って、あのときとは違う選択をして、あのようになればよかった。よかったに違いない。

わたしもあの場所に帰って、あのときとは違う選択をして、今の人生とは違う人生を歩みたいと思ったことは数知れない。しかし時は戻らないのだ、当たり前ながら。

昨日は森田童子の歌を口ずさんだ。「駄目になったぼくを見て、君はどう思うだろう?」なんていう詩を。末期的だと思ったけど、確かに末期的だった。口は、歪んで笑った。


でもね、今日、『ビフォア・サンライズ』を観たんだ。

blog - 『ビフォア・サンライズ』(恋人までの距離)

昨日、「底」を感じた日、近所のレンタルビデオ屋に行った。『宇宙戦争』と『ビフォア・サンライズ』、『ビフォア・サンセット』を借りた。『宇宙戦争』は置いておいて、『ビフォア・サンライズ』には何かわたしに対して刺激を与えたいという意図があったように思う。

今日、ビフォア・サンライズを観た。初めて観たのは10年前くらいだろうか。イーサン・ホークとジュリ・デルピー主演の恋愛映画だ。昔を思い出したかったのだろうか。あの世界に憧れていたっけ。知的、文学、そして恋愛。何か刺激を与えたかったのだろうか。わたしに、底にいるわたしに。

今日観て感じたのは、英語を勉強しようと思った理由の一つがこの映画にあるということだ。この映画で繰り広げられる様々な知的な会話。これを無機質な字幕ではなく、彼ら本人の口から発せられるそのままの言葉で理解したい。わたしはそう思ったのだ。


30%理解した。残り70%はあと7年くらいでなんとかなるだろう。

blog - バガボンド

漫画を読まなくなって久しい。漫画というメディアを馬鹿にしていた側面があったからね。


お盆に帰って、サッカーのイエメン戦までの3時間昼寝をしようと思って読み始めた『バガボンド』。1巻から18巻まで、一気に読んでしまった。宮本武蔵の生涯を描く『バガボンド』。剣を極めようとする一人の青年と、彼が出会ういろいろな人々を描く『バガボンド』。一気に読んでしまった。

当日、実家になかった巻を追い求めて夜の街に出た。20巻までは見つかった。そして昨日、三鷹に帰ってきて23巻まで買ってみた。初めてのマンガがわたしの本棚に加わった。わたしはわたしを責めまい。参加すべく、彼らはわたしの本棚に加わった。


われわれは、宮本武蔵と又八の間を生きている。天下無双を目指す宮本武蔵と、怠惰に生き、友人である宮本武蔵に嫉妬しながら生きる又八との間を。

blog - 昨日、「底」をみた

昨日、技能試験に落ちた。何かガツンとやられたような。

高くなっていた鼻をガツンと折られたような。そんな感じがした。

技能試験なんてどうでもいいんだけど、その他にも、いろいろ落ちている。

「落ちる」という動詞がもたらすようなイメージのことを、最近いくつも経験している。

底に落ちたと思った。もう駄目だとも思った。走りにも行かず、ビールを買って、昼間から飲んだ。

酒を飲むとタバコを吸うのだ俺は。だからタバコを何本か吸った。コンビニでジャンクフードを買った。それを食べた。

街は晴れたり、雨が降ったりした。この最低の感覚を己の心底まで味わおうと思った。この最低の感覚。「底」にいるという感覚。価値を見出せない人生。


でも、それと同時に、底から抜け出す術をわたしは明確に知ってしまっていた。フルーツを買った。

Thursday, August 10, 2006

blog - オシム!オシム!オシム!

よっしゃーーーーーーーーーーーーーー!

初戦勝利。かつ、内容も素晴らしい。

やっと日本に素晴らしい指導者が来た。トップによって組織は変わる。


感動で、もうこれから4年は寝れそうにない。

嬉しくてしょうがない。

Monday, July 31, 2006

blog - 運転免許への挑戦

最近本をまたたくさん買ってしまった。

・Merriam-Webster's Vocabulary Builder
・1100 Words You Need to Know
・Word Power Made Easy(以上3点ボキャブラリ構築のため)
・ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
・グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する(以上2点ITリテラシー向上のため)
・ベーシック・フリークライミング
・クライマーズ・ボディ(以上2点クライミング技術向上のため)
・普通免許 合格テクニック
・普通自動車 運転教本(以上2点運転免許取得のため)


ボキャブラリー本は、英検対策の単語帳で勉強した成果があまり見られないため、向こうの単語帳で勉強するのがいいと思った。このレベルまで来ると、日本語と英語の変換をせずに英語を理解できること、そして何より、単語の勉強の過程でも英語全般への理解を深められるということを重視した。また、電子辞書の見すぎによる視力低下にも考慮した。

ITの本については、スティーブジョブズの『iCon』を読んだことにより、この業界に生きる人間としてこの業界のことをもっと知らなければならないと感じ、話題の本を読んでみようと思った。アウトラインを見れば大体話の内容はわかっていたのだけれども、それでもプロとして最低限押さえておかなければならないところは読んでおくべきだろう。

クライミングの本については、友人に借りるなどして数冊は読んでいたが、よりレベルの高い領域に進むべく、初めて自分で購入してみた。特に『クライマーズ・ボディ』という本は極めて科学的にトレーニングというものに対して解説されており、買ってよかった本といえるだろう。今までストレッチの意味合いさえわからなかったが、このような学習によりわたしは肉体のマスターになり、日々の井の頭公園でのトレーニングに資するとともに、子どもたちにいろいろと教えられるような身分になるであろう。

最後の運転免許関連は、今ここで告白するが、去年、わたしは免許を失効してしまった。いわゆる「うっかり失効」で、気づいたのが失効してから半年以上経過したときだったから、仮免許からのスタートとなってしまった。だからわたしのカバンには運転免許の変わりに仮免許が入っている。そう、とても残念な結果となってしまった。免許を取らせてくれた両親に心からお詫びしたい。ただ、仮免許からスタートできるというのは非常に大きなことで、わたしは数時間の勉強と、1~2回の試験で無事免許を再取得することになるであろう。会社を2、3回休まなければならないが。


以上

Friday, July 28, 2006

blog - 再び、アイデンティティ

人生は旅だ。振り返ればいくつかの山を越え、いくつかの谷を下った。絶壁もあったし、ゆるやかな高原を歩いたこともあった。

感傷に浸るのは早い。まだ人生の3分の1も生きていない。これからもより険しい絶壁、より緑豊かな高原が目の前に現れるのだろう。

罪があり、贖罪があった。無為と、有為があった。希望と、絶望があった。──すべてがよく、すべてが貴重なる前提を形成している。会えてよかったし、会えればよかった。

感傷は危険だし、詩はもっと危険だ。ローマ人のように、明治維新の偉人たちのように、目の前の課題に対して現実的に対処していかなければならない。アイデンティティはアイデンティティに過ぎないのだから。


以上

Thursday, July 27, 2006

blog - 文学について

1つだけ言っておこう。

自らのこころの底より求めているもの以外は、いかなる本も読んではいけない。それは有害で、浪費で、怠惰だ。身の丈や、今の自分の状況に最も適した本を選び、それを読みなさい。そうすることによって本は本の価値を持つ。本が、ようやく君の役に立つ。

本と人は赤い糸で結ばれている。その糸を探しなさい。探求しなさい。あなたが出会えて一番良かった本は、あなたがそのときに最も求めていたもので、その出会いはかけがいのないものなのだ。それは自分で探さなければいけない。その糸は自分で手繰り寄せなければいけない。


だから本は生み出され続ける。

blog - 超人、ツァラトゥストラはこう言った

社会人になりたての最後のもがきのとき、ニーチェのツァラトゥストラを読んだ。シュールな世界、雄弁な文章、そして超人の概念がわたしをとらえ、何度も読み返すことになった。

彼はこう言った。「神は死んだ。そして人は超人にならなければならない。わたしはあらゆる世俗にこう言うであろう。否、否、三たび否。」

そしてわたしはツァラトゥストラから離れ、青い鳥に従い、現実の世界に舞い戻ってきた。青い鳥は隣の少女の肩にとまっていた。すべてがクリアだった。夢が、現実と出会った。

10年後、わたしはツァラトゥストラを読み返すであろう。そしてそこにはより成熟した人間がいることをわたしは期待したい。悪夢は去り、わたしは現実を見据えた。


ツァラトゥストラはこう言った

blog - 孤高の人、ヘッセについて

忘れられない言葉がある。

ヘッセのいずれかの小説で、主人公の母親がこう述懐する。「この子が生まれるとき、わたしはこう願いました。人から愛されるように!人から愛される子になるように!」

しかし彼女は気づく。「わたしはこう願うべきでした。人から愛されるのではなく、人を愛するように!人から愛される子ではなく、人を愛する子になるように!、と。」


総武線だったか。これを読んだとき、鳥肌が立った。

Wednesday, July 26, 2006

blog - Let me do it!

やってやろう。思っていることを、片っ端からやってやろう。躊躇することなく、出し惜しみすることなく、憎むことなく、傍観するのではなく。

賽は投げられた。ルビコン川は越えられた。スティーブ・ジョブズといういい人物にもめぐり合えた。彼はベジタリアンで、テレビを嫌い、デザインを好み、価値の創造を重視した。そして人間的に、、、未熟だ。

俺にそっくりだ。ビリオネアと比べるのはおこがましいが、模範とすべき、倣うべき、従うべき人物像がそこにあった。IQが200なくとも、少し風変わりでも、学がなくとも、人は人ができうることを成し遂げられるのだ。

よし、やろう。

・英語を継続的に勉強する
・今の会社でわたしが成しうること全て、成す
・ロッククライミングを極めよう
・朝早く起き、夜早く寝る
・英語が終わったら、勉強するぞ!


Thank you!

blog - 少し落ち着こう

少し落ち着こう。いきり立たないで、成熟をみせよう。明日ばかりを見ずに、今日を見つめよう。道端にゴミが落ちていたら、明日拾おうと決意するのではなく、今すぐ拾おう。将来貢献しようと誓うのではなく、将来貢献しようと誓いつつ、今日も貢献しよう。それが人の果すべき役割だ。

『スティーブ・ジョブズ 偶像復活』を読んでいる(当然英語版"iCon"を読んでいる)。スティーブ・ジョブズいいね。何がいいって、天才過ぎないところがいい。スマートではないところがいい。人間味あふれ、ただ、彼の意志と、情熱を身近に感じられるのがいい。


是非読んでよ。普通のバイオグラフィーではない。真のバイオグラフィーだ。

Sunday, July 23, 2006

blog - 具体的な対策、改善について

金曜から始まった決断シリーズも、まもなく終わりを迎える。今回ここでは、決断に関する具体的な内容について書いていきたい。いよいよクライマックスであり、人生が何らかの形で変化するタイミングである。雨が、、、降ってきたね。

変えるということは間違いない。わたしは新しいフィールドで、また新たな挑戦を続けていく。頭に強烈な刺激を送り続けなければ、成し遂げようと思っていることは成し遂げられず、夢は、昔みていたはかない夢になってしまう。

失敗を恐れずにやっていかなければ。守ってばかりで攻めることを忘れるなんてことのないようにしなければ。義理人情に拘泥し、たしかにそれはとてもよいものだが、大きな目標、大きな夢、大きな求めるものを失わないようにしなければ。

具体的なものなどわからないし、改善されるかどうかもわからない。しかしここ数ヶ月考えてきて、そしてこの3日間で文章にまとめてきて、その道はどうやらはっきりしたようだ。であれば、今までもそうであったように、今回も素早く決断を下し、実行に移そう。


Let's roll!

blog - 100歳までにやりたい9つのこと (4)

いよいよフィナーレを迎える。死力を振り絞りたい。


■100歳までにやりたい9つのこと⑧ 「家族の幸せ」

わたしもいずれは結婚をして、子どもも生まれるだろう。幸せな家庭が築けたら素晴らしいことだ。わたしの原単位はより大きくなり、ますます世の中へ貢献できるようになるだろう。わたしはそれまでの、鍛えに鍛えた右脳を活用し、何かおかしく、それでも規律だった素晴らしい施策を打つだろう。愛があり、教えがあるだろう。試練があり、克服があるだろう。


■100歳までにやりたい9つのこと⑨ 「超越、そして世界へ」

まだ見えてはいない。ただ、そこにあることはわかる。アブラハム・マズローの提示した自己超越、至高経験という概念。トルストイが説いた死からの超越と、利他的、愛他的行動。ローマ帝国が示した人間の可能性。そして先日、ビル・ゲイツとウォーレン・バフェットが示しえた人としての貢献。──そこにあることはわかる。そこに行くということもわかる。


■最後に

人生の大局に立ち、このように考えたことはよかった。これから下そうと考えている決断、そしてこれからも続いていくわたしの人生の中において、この思索は、確かに何らかのメリットを発するであろう。最後に。フィジカル・エリアが抜けていた。わたしは80まで走り、その後も健康に生きる。使い物にならなくなったら、ひっそり森に入り、あの誇り高きローマ人たちのように、最後を迎えるだろう。


以上。

blog - 100歳までにやりたい9つのこと (3)

時間が残り少ない。全力をかけて、まとめていこう。


■100歳までにやりたい9つのこと⑤ 「海外での生活」

いずれ、海外での生活をすることになるだろう。アメリカがいいが、ヨーロッパにもしかしたらなるかもしれない。1年か10年になるかわからないが、異国の地で生活することはわたしとわたしの家族にとってもいい刺激になり、幅広い人間性を形成する上で非常に重要な役割を果すであろう。英語を勉強してきた甲斐もある。


■100歳までにやりたい9つのこと⑥ 「財政上のフリーダム」

金銭的な自由を、30代後半か40代に手に入れることだろう。金銭的自由とは当然、お金のために働かなくとも生活していける状況を言う。ただ、その頃はいろいろと大きな出費も多いだろうから、より磐石な財政基盤を構築していなければならないだろう。しかしわたしはそれに対して準備を怠ったことはなく、比較的容易にそれは達成されるだろう。


■100歳までにやりたい9つのこと⑦ 「事業体の運営」

物事を治めるべくわたしは生まれてきたことは既に書いた。どのような事業体になるのかまだ明確なイメージはないが、30代後半ないしは40代、わたしはその事業体のトップとしていろいろな取り仕切りをみせているだろう。そこで働く人たちが最高の幸せを感じられるように。そこに関わる人たちが思わず笑顔になってしまうような状況を生み出すように。わたしは嬉々として幹事を引き受け、くすっという笑いこそが好きなのだ。


つづく。

blog - 100歳までにやりたい9つのこと (2)

どうやら風邪を引いたらしい。昨日から走るとすぐばてたからおかしいと思っていた。つうことで1,500円分のウナギを昨日食べたが、あまり効果はなかったようだ。まあちょっと喉が痛い程度だから、100歳まで生きることに何の支障もないであろう。

さて、本題に戻り、「100歳までにやりたい9つのこと」の続きを書いていくことにする。このようなことをブログ上に書いていくことで、自分の内面が明確になるとともに、将来への、わたし自身や、孫たちへのいい手紙にもなると思うからだ。だから面白おかしくも書こう。


■100歳までにやりたい9つのこと② 「本を書く」

これもあるね。本を書く。そして出版する。テーマはいろいろ考えられるし、実用書かもしれないし、哲学書かもしれない。小説ではないだろうけど、エッセー集くらいならあるかもしれない。大学以来、文章を書くことが好きだと気付いたし、中学以来、読書が最大の趣味であった。自然、やれるという予感はあった。

今思えば、小学校、中学校と、一番苦手な科目は国語だった。試験ではそれなりに点はとれたのだが、読書感想文を書くというようなものが苦手だった。原稿用紙を前にうんうんうなる。鉛筆は走らず、気の利いた言葉は書かれない。もう駄目だと思った。しかし蓋を開けてみると、周りの誰よりも本を読み、診断士試験の論述では誰よりも素晴らしい文章を書き、今わたしはここにいる。


■100歳までにやりたい9つのこと③ 「政治を行う」

あまりピンと来ないけど、いつか政治を行うのもよい。政治といってもいろいろあって、町の自治体から国政まで幅広い。わたしの名前には「治」という文字がある。何かを治めるのは覚悟していた。それにしても名前がその人にもたらすインパクトの大きさは計り知れないものがあると思う。周りを見てみると良い。大抵、その人とその名前との歴史が読み取れる。


■100歳までにやりたい9つのこと④ 「教育者として」

これもまだあまりピンと来ていないけど、将来何らかの形で子どもたちや後進を育てるということは絶対にやりたい。例えば事業から引退した後に、小学生相手に公演を行うなど。その時代、そこに生きる価値を大きく見出すであろう。そして、その価値を目指して、今のわたしはそのようになるべく行動するのであろう。教えられるものがなければ、教えることなど当然できない。


つづく。

blog - 100歳までにやりたい9つのこと

わたしは100歳まで生きるつもりであることは既に書いた。適切な睡眠、適切な食事、適切な精神さえあれば、100歳まで健康に生きることは実に容易なことなのだ。「健康に生きる」ということが重要だ。わたしはベッドを抜け出し、山にでも登っているだろう。そして適切な食事というものが最も重要だ。世界のほとんどの人がそれを実現できていないという点で。

話を戻し、大局をみるために、大きな視点から今回の決断を判断できるように、「100歳までにやりたい9つのこと」というテーマで文章を書いていきたいと思う。映画『死ぬまでにしたい10のこと』を意識したタイトルであることは明白だけど、死ぬわけじゃないし、できればいいなあくらいの軽い気持ちでいろいろと書いてみたい。9つという数字も適当だが、まあ大体そんなところに収まる気もする。

じゃあ始めよう。思いついたところから書き始め、9つ目にフィナーレを迎えるようにしよう。


■100歳までにやりたい9つのこと① 「栄養学の勉強」

アメリカかどっかの大学で栄養学を学びたい。冒頭の適切な食事じゃないけど、わたしにはある1つの信念ないしはアイデアがある。わたしが3年前まで2年間ほど菜食主義をしていたことを知る人も多いだろう。牛乳、魚を含めた一切の動物性食品を口にせず、生の野菜とフルーツを主食として、それを守り通した。

難しい局面もあった。当初、慣れない食事ということもあり、食べる量が少なくて栄養失調になりかけたこともあった。何より、菜食主義というものに対する認知が欧米に比べて日本ではかなり低いので、社会的生活を送るのに、人間関係を含め、非常に苦労した。しかし今から思うと、いい経験であったことは言うに及ばず、栄養学的な見地からも得られるものが非常に多かった。

あらゆる無駄な贅肉はなくなり、骨と肉と皮膚は浄化され、あらゆる不自然なもの、例えばにきび、吹き出物、あぶら、いやな臭いなどが一切無縁のものとなり、幼い頃以来の、とても健康な肉体を手に入れることができた。だから、社会的生活を送るために菜食主義をやめた後でも、生の野菜とフルーツをより多く摂ることを心がけているわけだ。

ただ、栄養学的な知識がないことによって、この素晴らしさを人にうまく伝えられないことが多かった。家庭科の授業なんてほとんど興味がなかったし、ビタミンAもビタミンBも一緒のようなものだった。でもこれじゃ駄目だし、というのは、将来的には、このような健康的な生活を送るライフスタイルを広めるような社会活動を行いたいと考えているからだ。

それには専門的な知識、経験が必要。場合によっては調査、研究、実験も必要。よってわたしは、何歳くらいになるかわからないが、おそらく40代か50代になると思うが、アメリカの大学に留学し、栄養学を専攻し、2つ3つの本を著し、公演を行い、人々を啓発し、若い人たちを教え、より多くの人々が健康的な生活を送られるよう活動していこうと思っている。


それが夢の1つだ。

blog - 夢、求めるものについて (4)

総括しよう。わたしは、

・よりレベルの高い仕事を求め、
・アジャイルやOOを駆使し、
・日本の情報技術産業に革命を起こし、
・英語を操りグローバルで活躍し、
・自社そして世界をよりよくするような行動をとっていきたい。


それが「夢、求めるもの」だ。

blog - 夢、求めるものについて (3)

夢は、いろいろあった。


アジャイル開発の夢にうなされていたときがあった。技術的な話なので詳細まで踏み込まないが、西暦2000年、アメリカにおいてシステム開発に関する革命的な考え方が生まれ、去年の始めの頃だったろうか、わたしもそれ関連の書籍を当然英語で読み漁り、興奮しきってしまったのだ。

OO、XP、アジャイル、Java、Webサービス、SOAなどの技術関連の言葉がわたしのなかで確実で明確なイメージを形成し、そのときから、わたしはこの業界において不可能なことはないと確信するようになった。しかし適切な経験、適切な環境、適切な態度がなかったため、その夢は頓挫してしまった。


MBAへの夢もあった。中小企業診断士合格後、わたしの次の挑戦を求める飢えた狼のような心は、ごく自然にMBAへの挑戦という選択肢を選んだ。診断士試験の一発合格で自分に自信を抱き始めていたし、1年または2年という歳月に対して本気で取り組めば、何でも可能なような気がしていた。MBAも同様だった。

MBAへの挑戦はアメリカ名門校の経営大学院への挑戦と同義だ。その受験プロセスは高度に複雑で、その全容を掴むだけでも大きな時間を要した。英語が必要だった。しかも流暢に駆使し、高度な論文を容易に書けるような英語力が。MBAホルダー及びアプリカントの集まりにも何度か顔出し、情報交換をした。知り合いもできた。

そして財政力が必要だった。2年間で1500万円近く必要だった。機会損失(2年間就労していた場合に得ていていたであろう金銭)を加えると、3000万円にも及ぶのだった。途中から明確に認識できたのだが、MBAはエリートたちの道であった。一流の大学から一流の企業へ。そして社費派遣でMBAへ。わたしは、、、それではなかった。


会社を変える、良くするという夢もあった。診断士を取得し、情報技術に関する専門的な研究の後、会社の問題点が明確に理解できた。問題点は明らかで、それを解決する対策も明らかだった。しかしその対策は非現実的であり、企業の歴史と制約を考慮していなかった。経営陣に伝えたが、意味はなかった。

技術力が直接的で最も大きな問題であった。情報技術の領域は年々レベルが向上しており、われわれもやり方を変えなければならなかった。いままで何とか通用した方法も、これからはまったく通用しなかった。そしてその問題を解決するには、組織構造の変革を伴う、何か大きな対策が必要だった。教育や時間の経過とともに蓄積される経験などでは、対した効果は上げられないことは明らかだった。

経営者であれば・・・、と何度思ったか知れない。また、報酬制度に関する大きな誤りもあった。これも伝えてはみたが、意味はなかった。できるなら仮想の若手取締役会が結成され、経営戦略を論議したかった。5つくらいの効果的な大きな施策が打てれば、ドラスティックに変わるはずだった。しかし、企業は組織によって成り立ち、組織は歴史により成り立つ。そううまくは、いかなかった。


いくつかの夢はあった。それらは敗れ去るか、沈黙した。

Saturday, July 22, 2006

blog - 夢、求めるものについて (2)

それでは「夢、求めるもの」というものについて書いてみよう。少し恥ずかしい気もするが、わたしの内面を描き出し、それを言葉にするということは、大きな決断をする前の必要で重要なステップであると思うのだ。全世界には60億人の人がいる。チャレンジだ。

「夢、求めるもの」という大きな、漠然としたテーマを論ずるときは、部分と全体を分けて考えると効率がよいし、効果的だ。通常このようなテーマはそれを構成するいくつかの領域があり、そのいくつかの領域での内容が大きな全体を構成し、それとともにその全体をまとめる独自の内容がある。つまりピラミッド構造だ。

「仕事」、「家族」、「お金」、「社会活動」、「遊び」、「趣味」、「人間関係」などの領域がそれに上げられるだろう。しかし今回は、そのようなものすべてに言及していては到底時間も足りないし、意味のあることではないから、今回の「大きな決断」に深く関係する「仕事」の領域についての「夢、求めるもの」を話してみよう。

「力強く生きること」。これがまず最初に思いつく。そして「貢献すること」。これは顧客、会社、同僚などへの貢献を意味する。「卓越した成果をみせること」。こういうのもある。わたしは野望に燃え、小さいことよりは大きいこと、簡単なことよりは難しいことをより達成したいと願う青年であった。そして足りない部分があればそれを補完し、勝負はいつでも開始されるのだ。


ロッククライミング、英語。これも同様で極めること。そこに喜びがある。

blog - 夢、求めるものについて

今日は久しぶりに雨の降らない休日だったので、近くの公園でジョギングとクライミングのトレーニングを行った。適切な睡眠、適切な運動が適切な心的態度を形成し、自らの正しい方向を描き出す基本となる。部屋も随分きれいになった。部屋のきれい/きたないは明らかに精神状態とリンクしていた。

さて、昨日の続きに入ろう。昨日、わたしは問題の定義を行い、今までの歴史を少し振り返った。みえてきたこともあるし、まだこれからみえることもある。文章に自分の内面をあらためて書き出すことは、やはりメリットが大きいようにも思う。今日もこれから寝るまでの3時間、一生懸命やるつもりだ。

さて、今の会社ではやはり不満も大きかったことは既に書いた。そしてその不満の本質は何であり、それはどのように解決されうるのかということをまずは述べていきたい。そしてその後、「夢、求めるもの」という大きなテーマにまで踏み込み、何か新しい知見をわたしの中に見出すことができれば。

不満の本質は、アナロジーを使うと、ジーコジャパンの中で中田ヒデが感じた不満のようなもの、とすることができるような気がする。つまりわたしの大いに解き放たれ、上方を志向する精神性が、そのようなものが多くない周りの環境の中で、諦めと、物足りなさと、苛立ちを感じた可能性がある。

「原因」というのは通常、複合的な要因から構成され、それらはお互いに複雑に絡み合い、単純に1つや2つのもので割り切って求められるものではない。ただ、この「求めるものと現状との乖離」は、どうやらその第1の理由であることは間違いないような気がする。だってそれ以外に大きなものは見つからない。

だってそれ以外に大きなものは見つからない。それは素晴らしい職場の人間関係だったり、官僚主義とはまったく縁のないオープンな社風であったり、そこそこの満足できる給料であり、そこそこの満足できる評価であり、いろいろな仕事ができるという可能性の素晴らしさだったりする。他には大きな不満は、まああることはあるが、見つからない。

ではこの「求めるものと現状との乖離」という病気を治す薬にはどのような妙薬があるのだろう?やはり環境を変えてみるというものがまず考えられるところだろう。では、どこに?どのように?──これらの具体的なことを考えるまでに、もう少しこの「求めるもの」というものに対して考察を加えていきたい。


書くことに少し疲れ始めているが、そんなことは大きな問題ではない。

blog - 今の会社について (6)

歴史の続き。


挫折、失敗もあった。特に、上層部に対して直接的な批判を展開した結果、まずい状況を生み出してしまったということがあった。相手も人間なわけだから、そういったものへの配慮が必要だった。状況を適切に理解し、適切に行動する必要があった。

「お酒」での失敗も痛かった。少し(?)だらしなかった。だらしなさからは、リーダーは生まれなかった。範を示すような行動をよりとるべきだった。失敗は認識となり、認識は観念を形成する。わたしはもっとうまくやれたはずだった。

さて、このロング・ドライブもそろそろ終えることにしよう。総じて、わたしは不満を抱えることが多かった。そしてその不満を解決する手はずを少し間違えた。どうしようもない問題もあった。しかしわたしは「上」を見続けており、その可能性は無限だと結論付けることができる。


素晴らしい経験。素晴らしい悩みだった。

blog - 今の会社について (5)

歴史の続き。


中小企業診断士をとったことも大きな出来事のうちの1つだ。7年目の1年でとったが、それは決して1年という期間でとったのではなく、それまでの例えばビジネスへの興味、株式投資での経験などの上に成り立ったものだ。

この過程で、わたしは大きな「武器」を手に入れた。確固たる知識に基づいた科学的な見方だ。わたしは試験科目の細かな領域にとらわれることなく、「論理的思考」、「リーダーシップ」、「コミュニケーション」、そして「戦略」といった広範な学習領域に時間を費やしてきた。本棚が、いつの間にか3つに増えていた。

人は「言葉」を手に入れると、より明確な認識を手に入れることができる。例えば、実際の言葉でいうと、「曖昧」という言葉を知っていると、曖昧なものがより明確に「曖昧なもの」として認識できるように。ビジネス、理論という「言葉」を手に入れたわたしは、今まで漠然としか捕らえられなかったものが、例えば会社の問題点や改善方法などが、より明確に認識できた。

これがブレークスルーとなり、その後のオブジェクト指向やアジャイル開発などへの理解や、英語学習、株式投資などがより確実な成果をみせるようになり、わたしはわたしにより強い自信を抱くようになる。わたしはわたしに可能なことの中に、不可能を見出さなかった。そしてその可能なことの幅を、貪欲に広めた。


世界はもうすぐで手に入った。わたしは夢を見ていた。

blog - 今の会社について (4)

歴史の続き。


仕事の中で、次のようなことがまず発見された。

・わたしにはプログラミングの才能があること。
・理論的な、科学的なものの見方をする傾向が強いこと。
・向上心があり、上昇志向が強いこと。
・ビジネスを理解しており、ビジネス目標を達成する意識が強いこと。
・コミュニケーションの真髄を知っており、リーダーシップを発揮できること。


特に、コミュニケーション、リーダーシップの面で大きな発見が多かった。わたしは内向的な性質を持っているが、組織の中でリーダーシップを自然な形でとることが多くはないが実際にあり、そのことがわたしに新しい可能性を感じさせるきっかけともなった。(自分で言うとバカみたいだがここは冷静に分析しよう!)

そしてこれは仕事ではないが、会社の運動会で、綱引きを勝利に導くような行動をとったということがあった。あのときわたしは確かに「リーダー」だった。チームに方向性を与え、適切なコミュニケーションをとり、みなを鼓舞し、メソッドを正しく運用し、そして勝利を勝ち取った。

これは偶然な驚きだった。まったく予期しておらず、計画もしておらず、準備もしていない中、わたしの本能の中のリーダーシップが呼び出され、勝利という甘い果実をみんなで勝ち取るべく、そのような行動を自然と示した。家に帰っても、その余韻にいくらでも浸れた。気持ちがよかった。

次の運動会ではリーダーシップを計画的に発揮した。監督に名乗り出た。わたしは準備し、計画的に物事を遂行した。圧勝であり、満足できる結果を手にした。もし、わたしがいなければ、厳しい戦いになっていた。勝っていたかもしれなかったが、おそらく負けていただろう。わたしは確かに価値を発揮していた。

(種明かしをすると綱引きには一般に知られていない「戦術」「フォーム」があり、わたしがそれを発見したわけでは当然ないが、それをうまく導入すると、普通のチームに「圧勝」できる。ただ2回目のではその「戦術」は他のチームでも採用されていたが、よりレベルの高い規律だったチームを実現できた点で、われわれに勝利が転がり込んだ)。

実際の職場でも同様のことができた。しかし、当然だが、綱引きとは比べ物にならないくらい実際の仕事/プロジェクトは複雑だから、より高度な能力が要求されるし、うまくいかないこともあった。特に情報システムの構築/導入という仕事は今の世界でも最も難しい仕事のうちの1つのはずだから、色々と難しいことがある。そして1人では難しいこともある。


チャレンジは、もうすぐそこにまで来ていた。

blog - 今の会社について (3)

ちょっと長くなるかもしれないが、歴史を書いてみよう。いいことがあるかもしれない。


学生時代は、何か漠然と考えていた。就職活動も場当たり的で、最初はメーカーの営業志望で活動していたし、いくつかの内定をもらったあと、急遽、このSystems Engineerという職種を選んだ。業界研究の姿勢がなっていなかったし、ひどい状況が生まれる可能性もあった。ただ、結局は、今の会社に入社するという幸運な結果を手に入れた。

大学時代、今思えばもっと明確な態度、目標を持つべきだった。しかし後悔先に立たずで、高校卒業後に出会った「お酒」という不思議で危険な存在との格闘に大きな時間が費やされていた(笑)。1人暮らしをはじめ、映画と出会い、哲学と出会い、恋に出会った。すべてが新鮮で、あれはあれでよかった。あれはあれでああならざるを得なかった。

今使っている英会話のトレーニング本の中に次のような質問があった。この質問に英語で答えるのだった。1000本ノックだ。

・"What did you want to be when you were a child?"(子どもの頃は何になりたいと思っていましたか?)
・"What's your ideal job?"(理想の仕事は何ですか?)


出てきた答えは、、、

・"An office worker. It's not joke. I was a too realist."(サラリーマンです。これは冗談ではありませんよ(笑)。わたしは現実主義者だったのです。)
・"An office worker. It's not joke neither. Or a president."(サラリーマンです。これも冗談ではありませんよ(笑)。もしくは社長かなー?)


思わず笑ってしまった。子供の頃が思い出されて、英会話のトレーニングだったのにもかかわらず、いい経験をした。これはホントに冗談ではなく(笑)、家がビジネスをしていたというのもあったかもしれないが、真面目にいいサラリーマンになろうと思っていた。そこが源流だった。

そして実際わたしはサラリーマンになり、「夢」を実現するべく(笑)、実際の仕事と、自己啓発に励んだ。Windows 95が出た頃で、『ビル・ゲイツ 未来を語る』などを読みながら、熱い気持ちでこの未知のコンピュータ業界に入ってきた。可能性は無限なように感じていた。数学の才能があったから(?)、水を吸う綿のように、新しい知識を吸収していった。


揺籃のときだった。

Friday, July 21, 2006

blog - 今の会社について (2)

しかしそれはそれでよかった。いや、よかったということはないが、それはあるべき姿であり、必然的な到着点だった。物事を成し遂げるためには、力量、正しい現状認識、時流、実行力、タイミング、そして運が必要だ。特に時流というのは、極めて大きな現実をわれわれに突きつける。

時流に乗らない革命は、いつの時代でも成し遂げられず、むしろ有害な側面を持つ。レーニンのがそれだし、ジーコのもそうなのかもしれない。正しいことが起きるには、正しい人と、正しいタイミング、正しい環境が必要だ。菜食主義をしていたときの経験が、このような悲観的な見方を醸成している。

わたしは負け犬だし、敗軍の将は兵を語るべかざるだ。というより革命など必要なかったのかもしれないし、わたしは正しい場所、正しい時間にいなかった。「何かを成すには偉くなっていなければならない」。「国の大事を行うには内閣総理大臣ないしは重要なポジションにいなければならない」。それはわかるが、単面的なものの見方であることも間違いない。

経営陣、上司、先輩、同僚、そして後輩の中には、何人かの尊敬できる人物がいた。わたしは彼らに対しては真にリスペクトを抱いているし、嬉しい、楽しい時間を過ごした。ただ、敬意を抱けない人たちに対しては、コミュニケーションは常に相互作用を持つので、つまり好けば好かれ、憎めば憎まれる場合が多いように、いい関係を築けなかった。

わたしは沈みつつ、可能性にかけていた。新しい出来事ともに、新しい変化、新しい態度が自分の中に生まれるかもしれないと考えていた。それが本当に起き得るのか、待ちの姿勢で、つまり消極的な姿勢で待っていた。しかし積極的ではない態度、行動で新しいことが起きることは少ないのが世の常で、それは現実にならず、わたしは今PCに向かい、この文章を書いている。


今が、変化を起こすときだ。

blog - 今の会社について

この10年、わたしは1つの会社で働いてきた。会社というものが持つ基本的な仕組みを知った。組織、利益、オペレーション、リーダーシップ。そのような基本的なものを、わたしは学びえた。今思えば、10年、働いてきてよかった。常に新しい出来事、新しい心的事件、新しい認識が、わたしに訪れた。

まず、こんなわたしを雇ってくれた会社に感謝したい。先日会社の懇親会で、入社のときからお世話になっている人事部長が「きみを採用してよかった」と言ってくれた。例えお世辞だったとしても、わたしの記憶に残る最大級のお世辞だった。

しかし嬉しさとともに、悲しさ、歯がゆさ、申し訳なさを感じた。この10年、職場では、高い理想に対してそれとはかけ離れた惨めな現実があった。わたしは理想主義者だった。そしてわたしは無力だった。わたしは不平を抱き、文句をぶつくさ言った。わたしは駄目な男だった。

革命を起こす心意気は常にあった。今までできなかったことが徐々にできはじめており、それをなしえる自信を持つに至る根拠は十分にあるものと思われた。会社を変えようと思っていた。書籍で知り、そして実際に認識可能な素晴らしい企業が持つ雰囲気を、会社、そして職場で感じたかった。

大阪の研修会場で突然立ち上がり気炎を上げたこと。社長に直接メールを書き、コミットメントしたこと。地下でのレジスタンス活動。膨大なメール。若きアナキン・スカイウォーカーが野望したような絶大なる力への希求。すべてが懐かしく、そして最近の雨空のように灰色の悲しい景色をもつ。


わたしの翼は、いつの間にか完全に折れていた。

blog - アイデンティティ

それでは始めよう。次のようなことをこれから書き出していく。

・アイデンティティについて
・今の会社のことについて
・夢、求めるものについて
・具体的な対策、改善について
・この10年、そして100歳までにやりたい9つのこと
・再び、アイデンティティについて


「アイデンティティ」という言葉が持つ広範な概念、魅力的な響き、深遠な哲学が若いわたしを魅了し続けていた。自己同一性とも訳される。自分が自分であるということ。自分らしさ。自分の本源。夢。

この10年、いくつかの大きな出来事があった。それらは強烈にわたしに衝撃を与えた。先週の携帯を失くした事件などはどうでもいいことだった。それにしてもまだ警察から連絡が来ないな。ま、いっか。

この10年、いろいろな本がわたしに好影響を与えてきた。それらの本はその時期、そのときのわたしの状態、そのタイミングで固有の印象をわたしに残した。苦闘があり、いくつかの小さな成功もあった。

わたしはわたしに徐々になりつつある。幼い頃、ソフィーの世界のような哲学的な思考が、わたしの中を駆け巡った。世界には多くの人がおり、そして今ここにわたしがいる。不思議な経験だった。わたしは夢の中にいた。

人生に熱狂し、興奮して寝れない夜もあった。人間の可能性への確信と、新たな決意で体全体が熱くなることもあった。それとともに絶望と、悲観と、孤独と、軋轢と、闘争と、失敗と、後悔と挫折があった。

調子がいいときは、すべてが可能だった。すべてが可能に思えた。頭は研ぎ澄まされ、心地よい全能感に包まれた。そして調子は波を持ち、落ち込むこともあった。しかし漸進的に、人生は好転していくようにも思う。

さあ、わたしはどのようなわたしで、どのようなわたしになっていくのか。それをこの暇な土日で、あらためて考えていこう。そしてそれを書き記そう。ニコール・レッスンが終わった今、わたしはそれを行う必要と、理由がある。


端的に言うと、わたしはわたしでよかった。

blog - お世話になった先輩との会食

昨日、会社を辞められた昔お世話になった先輩と会食をもった。技術的に優れた人で、5年目で会社を辞め、今は世界に冠するトップ企業でバリバリ仕事をこなしている。1年に1~2回お会いしていただいており、今回、その方からインスパイアを受ける必要があった。そう感じていた。

10年という時間のもつ価値は大きい。人は生まれてからの10年で人間となり、その次の10年で社会人(Social human)になる。10年でその道は極められ、職人になり、力強い貢献を社会に対して示せるようになる。わたしは社会人10年目という節目のこの年に、不惑の40代を迎えるにあたっての最大の悩みをみせようと考えていた。そう、いわば戦略的な苦悩を志向していた。

いろいろな人、特に優れた成果を残している人とのコミュニケーションは、人に大きな影響を与える。自分のあるべき姿が明確になり、目標を新たにし、次の一歩を強い確信で踏み出せるようになる。わたしは悩んでいたし、この状況を何らかの形で変える必要があった。変化には、外形に変化がみられる変化と、外形に変化はみられないが内面に何らかの変化を起こす変化がある。そのいずれかを選択する必要があった。

30代をどういう10年間にするか。わたしの何らかの薬を必要とする悩みは、これに尽きた。自分史上最大の悩みの1つを解決する時期が、目の前に来ていた。最善の解決策を取れるよう、最善の解決策を取ったということが何の迷いもなく言えるよう、わたしは種々のことを考え、行動で示さなければならなかった。大きな波が、目の前に迫っていた。


今までお世話になった方々、そして両親にわたしは感謝する。

blog - まもなく大きな決断が下される

今日と、明日からの何も予定がない土日で、いろいろなことをここ日本語ブログで書きたいと思う。人は書くことによって意志が明確になり、よりその選択が洗練される。文章、そして文章を書くということにはそのような不思議な力がある。

1つお願い。この3日間に書かれる内容はCONFIDENTIAL(秘密)にしてください。オフレコにしてください。世界中のわたしの60億人の読者に対してこれをお願いしたい。まだ公然とはできないことが、わたしの中に埋もれていて、それを書き出すから。


Thank you.

Tuesday, July 18, 2006

blog - 次期電子辞書について

視力がかなり悪くなった。検診ではじめて0.7割ったし。

最近特に全体がぼやけて見える。。

電子辞書の見すぎが原因ではないかと考える。

よってバックライトつきの見やすいものに買い換える。


以上

Sunday, July 16, 2006

blog - 今日の英会話(ニコールさよなら会)


(※軍鶏なべの絵)

今日はニコール先生のレッスンの最終回だった。われわれはこれに備え、いろいろな準備をしてきた。「玉ひで」という有名な親子丼(というより鶏料理)の店を予約し、N氏は寿司のレプリカ(見せの前に飾るようなやつ)を贈り物として準備した。

5時に市ヶ谷に行ってみると、ニコール先生はどうやら二日酔いで、随分気分が悪そうであった。わたしが今まで入った中で一番日本っぽい、そして格式高い玉ひでの中にはってもそれは変わらず、何やらこちらの方が申し訳ないような気分になった。

でも徐々に、彼女も鶏料理を口にし始め、最後の親子丼に至っては8割くらい食べてくれた。世界一の親子丼だと力説した甲斐があったのか。。それはそうと、5時から8時半まで、われわれはニコール先生との最後のレッスンを文法上の質疑応答を交えながら、いろいろと楽しんだ。彼女は最後にわたしが差し出した授業料を受け取らなかった。われわれは楽しい時間を過ごした。


(※玉ひでにて。みんなでの集合写真)


なんといっても、この一連のレッスンの成功は彼女がとてもインテリジェンスであったことに尽きる。学生とはとても思えぬ幅広い知識と(靖国問題ではドキッとさせられたものだ)、筋が通った明快な論理でわれわれ学習者をより高みへと導いてくれた。

実はわたしは英会話学校(イーオン)に過去通ったことがある。しかし、彼女との英会話レッスンはそれの費用対効果は言うに及ばず、われわれの絶対的な英語力を極めて強く高めてくれた。わたしが英語をまったくしゃべれなかったのは既に述べた。しかし例えば今日、わたしはある意味ペラペラだった。素晴らしい経験だった。

彼女はアメリカに帰るけれど、質問があればメールするようにと言ってくれたし、インテリジェンスな関係をこれからも続けていきたい。玉ひでは料理で6,800円、一人あたり1万円くらいはした。そんなことは問題ではない。彼女が日本料理の素晴らしさと日本の特徴をより知ってもらえらばそんなものは実に安いものだ。


Thank you very much.

Monday, July 10, 2006

English - 今日の英会話2


(※デニーズにて。電子辞書は素晴らしいコミュニケーションツールだ)

去年11月から続けてきたこの英会話”スクール”はとてもよかった。これが始まるまで、俺、ホントしゃべれなかった。一緒に勉強をしていた日本人の友達同士で「英語タイム」をやったときも、もう無理だった。一言もしゃべらないような状態だった。

でも、それじゃだめだし、なんとかして解決への糸口を掴みたかった。TOEICで700点以上をとっていたとしても、英語をアウトプットするという技術を身につけなければ、何も話せないことは自明であった。だから旅に出たし、今まで避けてきた「簡単英会話」みたいな本にも手を出した。

つらかった。一生話すことができないんじゃないかと思った。高校時代のデートが思い出された。でも、あの頃とは違い、俺は科学的な方法論を身につけていた。やれば何でもできるという信念を身につけていた。まずは自宅で簡単な英会話を覚えることから始まった。そして日記をつけ、インタラクティブなトレーニングも始めた。

徐々に、ホント徐々に、話せるようになってきた。そして「英語を話す」という課題があると、海外ドラマ「フレンズ」や「24」の見方も変わってきた。いろいろな言い方を自分のレパートリーに加えるよう、俺の脳みそは活動していた。

当然、ビジネスコミュニケーションが図れるようなレベルではまだない。政治経済の深い話まで突っ込んで話せるようなレベルではまだない。しかしいずれ、このような態度を続けていけば、そのようなことが実現できることは明らかだろう。それに対して集中し、頭を明晰にし、自己管理を適切に行っていけば。


Here is a good day. I fun that.

Thank you.

English - 今日の英会話



今日の話題は北朝鮮問題、gay marriage、そして関係代名詞に対するネイティブの感覚などについてだった。 それはそうと、ニコール先生が再来週にアメリカに帰ってしまうので、そして来週のレッスンは日本料理店で行うことが予定されているので、この半年続けてきたデニーズでのレッスンも最後になる。

ということで写真をとってもらった。肖像権なんていう難しいことはわからないから、とりあえずアップしておこう。Tくんは残念ながら今回は参加できず、3人での写真となった。いずれにしてもありがとうデニーズ。ありがとうニコール。


PS
She is very cute and very intelligent. She teach us valious topics as a teacher and an educated American. This memory is going to live in my memory forever. Thank you.

Saturday, July 08, 2006

blog - サッカーについて

また熱くなってしまい、サッカー掲示板で意見を言っていたら、こんなことを書いてくれる人がいた。そこでは表明しないがうれしかったからここで。

「さっきから君の書き込み読んでたんだけど、本当にいいことばっかかくよね!周りが批判や賞賛でヒートアップしてるところを冷静に的確なコメントをしてると思うよ!
最高っすね! 」


いずれそこでのわたしの発言もここのアップする必要があるであろう。

Thursday, July 06, 2006

investment - すべての損失は回復される

中国復活。

正しい道を歩んでいれば、マイナス方向にぶれた針は、直にまた戻る。わかりきっていたことだ。ふー。


それにしても年末の配当が楽しみだ。なんていったって配当率が平気で5%とかあるからね。真の投資家はキャピタルゲイン(売買益)ではなく、インカムゲイン(配当収入)で懐をあたためる。

あとは残り半分の余剰資金をどこに入れ込むかということ。日本で強気になれる会社があればそこに。なければブラジルか中国への追加か、商品市場をねらっていきたい。わたしはお金を生かすわけです。

blog - 南アフリカに行く

4年後、サッカーを見に南アフリカに行く。監督がオシムだったら。

オシムのインタビューをむさぼり読む癖を早く直さなければならない。時間を有効に使う必要があるからね。

この4年間は素晴らしい4年間になる。ドーハでサッカーを知り、ジョホールバルで叫び、日本で脱いだ。そしてドイツでは、ジーコへの批判を通じ、サッカー観が成熟された。

たぶん、サッカーはじめると思う。近くの公園で、リフティングすると思う。将来的には、少年サッカーチームで、監督すると思う。

オシムは哲学者だな。哲学者しか発せないことを、彼は言う。そしてわかった。俺も哲学者だし、彼のような人間になることを目指しているのだ。


南アフリカでは髪を結い、本当の侍スタイルで世界に戦いを挑む。Just do it.

blog - Just do it.

わたしは成熟したい。喧嘩を売ってくる相手に笑顔で応えるような。数年前の混雑した電車の中で見たあの成熟を感じさせた外国人のように。

わたしは天才を求めたい。集中、記憶、自己管理。すべてを高いレベルで実現したい。中田ヒデのように。明治維新の偉人たちのように。

わたしは誠実でありたい。嘘をつかないとたった一つ守りえている生涯の約束を守り抜くために。中年太りにならないように。いつも本気で戦うために。


まだはじまったばかり。片手懸垂が、まずは克服すべき最初の関門となる。ジャスト・ドゥー・イット。

blog - 悩みについて

We human beings often complain that there are so few good days and so many bad ones; but I think we are generally wrong. If our hearts were always open to enjoy the good, which God gives us every day, then we should also have enough strength to bear the evil, whenever it comes.

--- Then, we'll look at moodiness as a disease and see if there is a remedy for it.

Werther


われわれ人間はいい日が少なくって悪い日が多いとこぼすが、ぼくが思うにそれはたいてい間違っている。もしわれわれがいつも、神が毎日授けてくださるいいことを味わう率直な心を持っていられたなら、たとえいやなことがあっても、それに耐えるだけの力を持つことができるだろう。

(中略)だからぼくらはそれを病気のように見て、何か薬はあるかまいかとさがしてみたらどんなものでしょうか。

ウェルテル



彼は自らの命を断ったが、彼の人生に対するものの見方は、わたしにいつまでも素晴らしい啓示を与え続けてくれる。

blog - 完全なる民主主義が確立するまであと1000年

完全なる民主主義が確立するまであと1000年。

世界中が理想郷になるまであと3000年。

ITが建築に追いつくまであと500年。


われわれはそうなるまでの、重要な100年を生きている。


日本がワールドカップで優勝するまであと152年。

世界が幸福な22世紀を迎えるまであと94年。

わたしが60歳になるまであと39年。


われわれはそうなるまでの、重要な一瞬一瞬を今日も生きている。

blog - あのコの笑顔が見たい

できるだけ力強くありたい。何かあったときに助けにいけるように。

できるだけ健康でいたい。100歳まで世界とのかかわりを持てるように。

できるだけお金をためたい。お金が果せる最大限の効果をいざというときに発揮できるように。

わたしはいらない。わたしにはもう必要ない。あのコの笑顔が見られるように。見知らぬ通行人に笑顔が芽生えるように。


できるだけ英語力を高めたい。面白いことを英語で言えるように。世界中から笑いをとれるように。

できるだけ岩を登りたい。人に興奮を与えられるように。人に希望を与えられるように。

できるだけ仕事を頑張りたい。世の中には不可能なことなんてないということを伝えられるように。新しい価値を生み出すように。

わたしはいらない。わたしにはもう必要ない。散々繰り返してきた過ち。そしてわたしができる唯一のこと。わたしは、笑顔をみたい。


I can't help but love that.

Thank you.